こんにちは、ゆーきゃんです。
昨日に続いて先日参加したインドの結婚式の様子を紹介していきたいと思います!
この日が、宗教的な儀式が一番多い、結婚式のメインの日です。
「8:30から儀式が始まるからそれまでに会場に来てね!ホテルに8:00に迎えの車を向かわせるね!」
と前日に言われていたので時間通りホテルのロビーに向かうと、そこには同じく結婚式に招待されていた日本人やアメリカ人の方々が。
どうやらまだ車は来ていないらしいです。
結局時間を過ぎても迎えは来ず、確認してみると「今手が空いてる人がいないんだごめん!」とのこと。
ということで、自力でTOTO(インドでポピュラーな三輪自動車)で会場へ向かうことになりました。
こういうところはさすがインドですね(笑)
前日、ホテルに向かう車の中で「インド人が8:30って言ってるし本当に始まるのは10:00くらいかな~ハハッ」などと他の人たちと話していましたが、実際に儀式が始まったのは9:30でした。
しかも、前日に儀式をした立派な会場ではなくその2階にあるちょっとしたスペースでいつの間にか始まっていたので、一番最初のほうは見逃してしまいました…。
何はともあれ、両家の親族の方や他の招待客の皆さんと共に儀式を見守ることに。
正直な話、儀式にどんな意味があるのかはあまりわかりませんでしたが、新郎新婦やその家族の方々が厳かな雰囲気で儀式を執り行っているのを見ると、とても大事なものなんだなと感じました。
詳しく説明はできませんが、儀式の様子を写真で紹介していきたいと思います!
まずは新郎と新婦の父親が向かい合っていろいろする
新婦入場。新郎新婦の間に白い布が垂らされ、お互いの姿が見えないように遮られる
布が下ろされ対面
新婦の家族が新郎新婦を取り囲み、壺に入った糸を張り巡らしていく
新郎が新婦にネックレスをつける
お互いが黄色いひもを相手の手に結びつける
火が登場
花びら?を火にくべている
葉っぱを並べてその上を新婦が歩く
新郎が新婦にシンドゥールを施す
シンドゥールは、女性が結婚していることを表す印のことで、赤い粉を髪の分け目につけるものです。結婚式の日に初めて新郎が新婦にシンドゥールを施すことで、結婚が成立するという極めて大事な儀式なのです!
大事なところなのに鮮明な写真がなくてすみません…(笑)
2階で行われた儀式はこれで全てです。
次は1階の前日に使った立派な会場に降りてきて、また儀式を行いました。
まずは新郎新婦の入場!
ご家族とともに会場入り口から奥にあるステージまで、参列者に見守られながら歩いていました。
その後、2階でもしたように、白い布で新郎新婦の間を遮り、布を下ろし対面するという過程がありました。
そして儀式を進める人の進行の元、また別の儀式が執り行われます。
参列者にはいい匂いのする花びらが大量に配られて、お祈りにあわせてそれを宙に投げていました。
この儀式の参列者が一番多かったです。会場がいっぱいになっていました。
儀式が終わると、新郎新婦のもとに参列者が挨拶に行くタイムです。
私たちも挨拶をし、一緒に写真を撮っていただきました!!
挨拶が済んだ人からごはんタイムです。
ビュッフェ形式で、いろいろな料理が並んでいました!
なんとかき氷まで!
でもなぜかシロップはドロドロの液体状でした(笑)
マンゴージュースも飲み放題だったので、私は3杯も飲んでしまいました…(笑)
料理はとても美味しく、他に招待されていた日本人の方々ともたくさんお話ができて非常に楽しい食事会でした!
ごはんの後で最後の儀式が始まりました。新郎新婦両家で行う儀式だったようです。
どうやらここが一番泣ける場面らしく、いつそんな雰囲気になるのかなーと思ってみていましたが誰も泣かないまま終了してしまいました(笑)
しかし、新郎新婦やそのご家族がみんな幸せそうにしていてとても素敵な時間でした!
全ての儀式が終了すると、両家の親族での会食が行われました。
私たちは参加できないので、控室で休ませてもらうことに。
連日の長距離移動と暑さのせいでヘトヘトになっていた私たちですが、参加していたインド人や両家の方々はみんな元気そうでした。すごい体力ですね…。
親族のみでの会食も終わり、いよいよ結婚式も終わりを迎えます。
ここからは新婦は、新郎の家に共に戻ることになります。
つまり、ここで新婦は家族とお別れなのです。
みんな目に涙を浮かべてお別れをしていて、こちらまでウルっときてしまいそうでした…。
お別れが済むと、みんなでバスに乗り込んで移動開始です!
来た時と同じように、また12時間かけて再びナーグプルに戻ります…。
帰路の途中でレジャーシートを敷いて晩ごはんを食べたり、バスの中でみんなで歌を歌ったりしてとても楽しかったです!
しかし、ずっと座席に座りっぱなしだったのでおしりがとても痛くなってしまいました…(笑)
そんなこんなで、車内での夜は更けていくのでした…。
再びナーグプルに戻ってからの話は、やぎちゃんが書いてくれます!
明日の投稿もお楽しみに!
こちら↓
こんにちは。やぎです。
やっと結婚式について書きたいと思います!
今回お邪魔させていただいたのは
現在日本在住の新郎アモールさん、同じく日本在住の新婦マンジリさんの結婚式です。
アモールさんはマハラシュトラ州ナグプールの出身で、
マンジリさんは同じくマハラシュトラ州ジャルナの出身です。
時は5月5日まで遡ります。
寝台列車にて、新郎の実家があるナグプールに到着。
ナグプールはインドの真ん中にあるため、東西南北全ての方向からの列車でいつも賑わっています。
結婚式のためにヘナタトゥーをしてもらいました。
私たちにやってくれたのは16歳のヴィディちゃん。ヘナタトゥーは全て独学。
将来はヘナタトゥーのデザイナーになりたいそうです。
支度も済んだところで、新郎のお母さんとご近所さんと共に近くにあるお寺にお祈りに行きます。
これは結婚式が無事行われるようにというお祈りです。
新郎と家族みんなで家の前へ出ます。ここからが結婚式です。
1.赤い粉を新郎の眉間につける。
2.米を新郎の眉間につけ、新郎の頭に向かって投げる。
3.目の前で皿を三回回す。
4.ターメリックを身体中に塗る。
5.甕で救った水で体を洗い流す。
それからは夜ご飯を食べ、寝ます。
夕飯の際にはたくさんのご近所さんがきてくれました。
皆さん贈り物を渡し、ご飯を食べながら楽しくおしゃべりしています。
またヴィディに会い、家族のことなどを話しました!可愛いなぁ。
新婦の実家があるジャルナまで車で移動します。
家族・親戚・ご近所さん、そして私たち。大所帯での旅の始まりです。
ちなみにナグプールからジャルナの結婚式会場までは西に車で10時間。
途中の売店などがある場所で一休み。
新郎のご家族が作ってきてくれたチャパティやカレーを食べます。
このご飯がすごく美味しい!!!
ジャルナにはついているのですが、結婚式場がどこだかわかりません。
途中で地元のお兄さんに道を聞き、先導してもらうことに、、。
全然10時間じゃない、、、(笑)
着いてすぐに、新婦のご親戚方から花で作られた首飾りを頂きました。
ご飯を済ませた後には、広場にて最初の儀式が行われます。
両家の同じ立場同士(叔父さん同士など)がココナッツなどを交換します。
また新郎が新婦の両親に、新婦が新郎の両親に、迎え入れられる儀式も行います。
向かい合った両家の間にはマラティー語で歌いながら儀式を進める人が。
彼らを囲んでご近所さんや私たちは座り、儀式の進行を見守っています。
宗教的な儀式といえば神妙な空気だと思っていたのですが、、。
写真をよく見てください。
こんなに緊張感なくていいの!?と思いましたが、
近くのインド人に聞くと「本番は明日だから今はこれでいい」という返答が。
そんなこんなで、両家揃った結婚式の1日目は終了です。
よく考えると移動しかしていません(笑)
日本で出会ったという新郎新婦ですが、
もし実家がムンバイとコルカタくらい(1,871km)離れていたらどうなっていたのでしょうか、、。
今回はナグプールとジャルナ。(401km)
12時間はかかりますが、車で移動できるくらいなので「え!実家近いね!」なんて言い合ったりするのでしょうか(笑)
次回はやっと本番!結婚式2日目についてゆーきゃんが書きます。
お楽しみに!!
こちら↓
こんにちは、ゆーきゃんです。
楽しかったマハラシュトラ州への旅も終わり、オフィスに帰ってきました。
ムンバイ滞在最終日に、同じインターン生のやぎちゃんとちょっとしたムンバイ観光に行ってきたのですが、そこで驚いたのは英国風の建物の多さ!
イギリスの植民地となっていた時代に建てられた豪華な建造物が今でもたくさん残っているのです。
さらにムンバイの街にはガラス張りの高層ビルなども立ち並んでいて、カオスさも感じさせます。
今回のブログではそんなムンバイの歴史と街並みについて、私たちが行った観光の話を織り交ぜながら紹介したいと思います!
ムンバイはインドの西海岸に位置しており、デリーと並ぶインド最大の都市です。
ムンバイの歴史は古く、紀元前にまでさかのぼります。時代の変遷とともに数々の王朝がこの地を支配してきました。
1534年にポルトガルがこの地に城砦を築き、「ボンベイ」という名をつけたことから発展が始まります。
「ボンベイ」とはムンバイの旧称で、実は1995年までこの名が使用されていました。
1661年にポルトガルの王女がイギリスのチャールズ2世と結婚した際に、ムンバイは持参金としてイギリスに譲渡されることに。
その後ムンバイはイギリス東インド会社の拠点となり、商業都市として大いに発展します。18世紀末にはインド最大の造船業の街となりました。
そんななかでイギリスは、建築物の建設や鉄道の敷設を盛んに行いました。
そのため、ムンバイには現在でも西洋の雰囲気を感じさせる優美な歴史的建造物が多く残っているのです。
世界遺産となっているチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅や、インド門、タージマハル・ホテルなどはその代表ですね!
多くの観光サイトでも、絶対に行くべき名所として紹介されています。
私たち2人も実際に「インド門」を見てきました!
場所はこちら
インド門を見る前にまず驚いたのが、ものすごい人の量!
外国人もいましたが、インド人も多く訪れていました。
肝心のインド門ですが、遠くから見てもとても大きいことがわかります。
アーチの高さは25.5mもあります!
1911年にイギリス国王ジョージ5世夫妻がこの地を訪れたことを記念して建設され、1924年に完成しました。
インド門の周りには即席プリンターを持ったカメラマンがたくさんいて、「記念写真をとらない?最高にいい写真が撮れるよ!」と声をかけてきました。
ちなみに1枚30ルピーで撮ってくれる模様。12枚セットが定番のようです。
最初は断っていた私たちですが、(あまりにもしつこいので)せっかくだし撮ってもらうことにしました。
その様子がこちら。
変なポーズをさせられがちでした(笑)
さすがに12枚もいらないので1枚だけ購入。
今は大事にオフィスに飾ってあります。
近づいてみると、細かい装飾がとてもきれいでした!
実はインド門の裏手にまわると海が見えます!
遊覧船にも乗れるようで、たくさんの家族連れや友達同士、カップルが利用していました。
実はインド門はムンバイだけでなくデリーにもあるので、ぜひ両方見てみたいですね!
そしてインド門の反対側には「タージマハル・ホテル」があります。
こちらはインドを代表する高級ホテルで、あのタタ・グループの創始者、ジャムシェードジー・タタが建てたものです。
彼が友人とムンバイのとあるホテルに入ろうとしたところ、白人専用であると断られたことがきっかけでこのホテルを作ったというエピソードがあります。
私たちは外観を眺めただけだったのですが、非常に綺麗な建物でした。
ぜひとも宿泊してみたいものです…。
そして、もうひとつ私たちが訪れた場所が「ハッジ・アリー霊廟」です。
場所はこちら
ヒンドゥー教のイメージが強いインドですが、こちらにはイスラム教の聖人が祀られています。
霊廟は小島に建っていますが、島に続く参道は普段は海に沈んでおり、干潮のときにだけたどりつける場所なのだそう。
なんだか神秘的な話ですよね。
私たちは運よくその地に足を踏み入れることができました。
ここもたくさんの人でにぎわっており、美しい霊廟でした。
小島に建っているため廟の周りは海になっています。
建物の裏の岩場にも人がたくさんいて、写真を撮ったり海に入ったりしていました。
広がる海と、その後ろに見える発展したムンバイ市街という風景が何とも言えない感情を掻き立てます。
ハッジ・アリー霊廟は入場料がかからないので、気軽に行けるスポットです。
このように美しい歴史的建造物がたくさんあり、さらには現代的な建物もたくさん建っているムンバイですが、その一方でスラムも点在しています。
高層ビルが立ち並び発展している街にひっそりとたたずむスラム街を見ると、やはり格差というものをありありと感じました。
経済成長を続けるインド。
それを代表する大都市では、華やかな面や現代的な面が見える一方で、暗い側面もいまだ確かに存在しているのだと実感する体験でした。
さて今回はムンバイの街と歴史について紹介してきました。
色々な側面をあわせ持つムンバイの街。ぜひ実際に訪れてその魅力を堪能してみてください!
こんにちは。やぎです。
やっと昨日で12日間にわたる南インドの旅が終わりました。
結婚式やムンバイの街中については後ほどご紹介していきたいと思います!
さて今日は、今回の旅の中で食べた、南インドの郷土料理を紹介したいと思います!
(今回はカレーの説明は省きます。説明されないものはカレーです。)
左上の茶色のスープ。豆のスープです。
これは北インドでもよく食べます。
味も南北で特に異なっているという印象はありません。
豆は全て潰すわけではなく、豆の形が少し残っています。
塩の味付けと少しスパイスの味。
そこまで辛くないので、サラサラと飲めます。
真ん中下。普通のプレーンなチャパティはその隣の白いものです。
プレーンなチャパティは味が生地の味のみで、カレーを合わせて食べます。
この茶色のチャパティは生地の間に豆と砂糖のペーストが入っているため甘めです。
これはそのままでも甘くてとても美味しいのですが、ギー(白濁色の健康油)をつけて食べると、クリーミーさが増してより美味しいです。
右上の野菜の隣の赤いもの。
辛いピクルスです。
辛さとしょっぱさがチャパティーを食べる手を休ませてくれません。
あまり多く口に運ぶとむせるくらいにはしょっぱいです。
左上の丸い白い蒸しパンのようなもの。米と豆からできています。
味付けはない方が多いらしいですが、私が食べたものは塩で味付けされているものが多かったです。
南インドの伝統的な朝ごはんです。
右上のカレーと同じような見た目のスープ。
しかしスパイシーではない。少ししょっぱい。
イドゥリと一緒に食べる。
右下の茶色のお菓子。ヒヨコ豆とギー(インドの健康油)から作られています。
外はサクサクで中はほろほろと口の中で溶けます。
甘いです。黒糖のような味わい。
左下の茶色のおかず。
これは北インドでもポピュラーなおかずです。
北インドはスナックとして食べていますが、南インドではおかずという印象です。
北インドは衣が薄く味があっさりしていて、南インドでは衣が厚く味が濃いということもその原因かもしれません。
真ん中上の白いもの。
野菜と牛乳?のペースト。味は濃くも薄くもない。
フレッシュな味わい。朝にはぴったりです。
右上の白い液体。
これは北インドでも食べることはできます。
私は北インドでは、レストラン以外であまりみたことはありませんが。
名前とは違い甘くないです。
バターとまろやかなヨーグルト、パクチーの味がします。
右下の茶色い球体。
甘いです。ゆーきゃんはとても気に入ったようで1日に4つくらい食べていました(笑)
ミルク感たっぷりのかりんとうのような味です。
甘いですがインドの他のスイーツと比べると食べやすい甘さです。
北インドでも食べることができるので、ぜひ試してみてください。
いや〜インド料理は本当に種類が多いですね。
特に南インドに行くのは今回が初めてだったので、北インドとの違いに驚きました!
ぜひこれからも開拓していきたいと思います!
ちなみにこれ以外にも、レストランでは串焼きのケバブなどを食べました。
どれもパクチーがこれでもかというほど使われていて、パクチーが苦手でない私でも少々厳しいものがありました、、。
なので、旅行でレストランを利用する際は、パクチーやスパイスなどを注文時に確認してみるといいかもしれません。
美味しいインド料理で、素敵な旅を!!
みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
実は今まで大都市といえばコルカタしか訪れたことがなかった私ですが、ムンバイに来てみてその違いに驚いています…。
何が違うのかと具体的に聞かれるとすごく言い表しづらいですが、ムンバイのほうが街がキレイだし、高層ビルがたくさん建設されているし、コルカタよりも少し時代が進んでいる印象を受けました。
インドは広いので、今後はぜひいろいろなところを訪れてみたいですね。
そんなわけで今インターンの2人と当団体代表理事の梶田さんはムンバイにいるのですが、なんと、昨日の昼、お寿司を食べに行ってきました!!
インドで、お寿司!!!!
日本に帰るまでは寿司なんぞ食べられないとばかり思っていたので、終始私のテンションは上がりまくりでした(笑)
今日のブログではそのお店と料理についてのレポをしたいと思います!
今回私たちが訪れたお店は「Tokyo Treat」というお店。
<Tokyo Treat 詳細>
定休日:なし
営業時間:
Mon, Sat, Sun 11:30 am -4:00 am
Tue-Fri 11:30 am -12:30 am
TEL:02224999924
Googleによるとこのようになっております。
営業時間は正直あてにならない気がするので、お店を訪れる前には一回電話をかけてみることをおススメします。
Googleマップを見ながらお店に行ったのですがまったく見つからず苦労したので、わからない場合は近くのお店の人に尋ねるのが一番早いです!
今回このお店にした決め手はその値段。かなり安いんです。
貧乏な私たちには高級な日本食料理店に行く余裕はありませんでした…(泣)
外観はこんな感じです。
まずお店の名前が違う!!!(笑)
わからなすぎて一度前を通り過ぎてしまいました…。
本当にここで合っているのか?と恐る恐る中に入ってみるとこんな感じ。
第一印象は「本当に大丈夫なのかこの店?!」でした(笑)
どうやらデリバリーを中心としたお店の用で、店で食べている客は私たちだけ。店員さんは暇そうでした。
メニューにはお寿司をはじめとしてラーメンやうどん、ご飯ものもありました!
今回私たちがオーダーしたのは、Hikari Boxというお寿司の盛り合わせ、カツカレー、親子丼、イカリングです。
ちなみに4品でお値段は2472ルピー(4000円くらい)。
寿司自体は20ピースで1300ルピー(2000円)くらいなので、インドで食べるお寿司としてはかなり安い部類に入るのではないかと思われます!
注文してしばらく待っていると、料理が運ばれてきました。
じゃーん!!!こちら!
まあまあ美味しそう!
ちなみにこのページのトップにある写真が店内に飾られていたお寿司の写真なのですが、正直クオリティは実物のほうが低かったですね!(笑)
しかし、値段の割には量も多くて食べ応えがありそうです!
まずは親子丼とカツカレーを食べてみました。
親子丼はなんだか不思議なしょっぱさだし、カレーに入っている野菜はめちゃめちゃインドな感じがしましたが、どちらも普通に美味しい!!
久々に食べる日本の味付けに感動しました。
ちなみにメニューには野菜カツカレーや野菜親子丼というものもあり、ベジタリアンにも対応しているようでした。
しかし、野菜カツはまだわかるにしても、鶏肉も卵も使わない親子丼ってもはや親子丼とは呼べないのでは…?(笑)
そんな疑問を抱えつつも、普通の親子丼を美味しくいただきました。
親子丼にもカレーにもなぜか上にゴマがかけてあることを除けば満足の味でした!(笑)
そして、メインディッシュ、お寿司のお味は…?
握り寿司の周りにおいてある巻き寿司たちは、なぜか総じてスパイシー(笑)
醤油がいらないくらいしょっぱい味付けがしてありました。
ちなみに中身はまぐろ、サーモン、カニカマ、海老天でした。
中心にあるまぐろとサーモンの握り寿司も、日本のものには劣りますがまずまずの味でした!
ただし新鮮さは微妙で、なんとなくぬるくて柔らかい感じがしましたね(笑)
お寿司に関しては、個人的にはもう少し酢が効いているごはんがよかったかな…という感想です。
しかし、久々に食べる生のお魚は美味でした!
結論、オーダーしたものの中で一番おいしかったのはイカリング!!!(笑)
マヨネーズにつけて食べるのが最高でした。
さてさて、今回はかなり安めのお店を選んだ私たち。
「まあまあの味でいいから、あまりお金をかけずに日本食を食べたい」というときにはこのお店が向いているかと思います!
ただしあまり期待しすぎないほうが身のためです(笑)
本格的な味や出来栄えを求めるのであれば、もう少し高めのレストランを利用してみるのがいいのではないでしょうか。
久々にがっつりと日本食を食べましたが、一度口にしてしまうと日本の味がさらに恋しくなってしまいますね…。
インドで食べるお寿司や日本食もいいですが、日本に帰ったら日本でしか食べられないような美味しい日本食を食べまくりたいです(泣)
しかし、実は過去4回のインド渡航後、日本に帰るといつもすぐに日本食を食べていたのですが、毎回なぜかお腹を壊していました(笑)
次に日本に帰った日のごはんは、お腹に優しいうどんでも食べようかと思います。
それでは今回はこのへんで!
こんにちは。やぎです。
またまた寝台列車を利用しました!
3Aの記事↓
列車の記事↓
今回はなんとSL(スリーパークラス)を利用しました。
以前記事ではこのように書きましたが、
〜クラス表〜
食事 |
席 |
サービス |
|
1A |
あり (ノンベジメニューなど選べる) |
個室 (二段ベッド) |
ACあり ・ブランケット ・枕 (バラの花?) |
2A |
あり |
カーテンでの 仕切りあり (二段ベット 二つ) |
ACあり ・ブランケット ・枕 |
3A |
あり |
仕切りなし 通路を挟んで二段ベット2:1 |
ACあり ・ブランケット ・枕 |
SL |
なし(売り子が歩きます) |
仕切りなし 通路を挟んで三段ベット2:1 |
ACなし |
その実態は、、、
基本的にはありません。しかし、物売りがかなりの頻度で通ります。
ACがないためか、スナックや水、アイス(氷菓)は特に頻度が高いです。
スナックは安いですし、ポップコーンなどもあるのでぜひお試しください!
3Aより色が少し濃いブルーのシート。汚れているから?と疑ってしまうほど汚いです。
何が原因かはわからないですが黒く汚れていることが多々あります。
3Aより、最上段の席は高さがあります。
そのため座っても頭がぶつかることがなくゆったりと過ごせます。
ただ最上段はすぐ近くに扇風機が3台ほどあるため髪の毛が巻き込まれないよう気をつけてください!
シーツや枕はないため、座席に直接肌をつけて寝ます。
私が乗った車両は、車内全体としてトイレの匂いがしていたのですごく寝ることの難しい環境でした。シートからもその匂いがするような錯覚に陥っていました。
そのため、バックを頭の下において横になっていました。しかし 耐えられずほとんど座って過ごしていました。
枕・シーツ・ACなしです。しかし扇風機が天井につけられています。
また壁のコンセント、天井のライトも使えます。
席の確認は2度くらいでした。
混みようによって異なります。混んでいないときは、すごく穏やかな雰囲気でした。
混んでくると席の取り合いが始まります。
このクラスには席の予約をしていない人も乗車するため、観光地や都市へ向かう列車は乗車率が120~150%くらいでした。
私が乗車した日は最高気温が44度くらいであったため、すごく暑かったです。そこに家族連れや夫婦が乗車し、3人席を5人で使っていたりしました。暑い!!
しかし席に座った人の雰囲気は和やかで、サモサやスナック、ナッツなどを皆さんにご馳走してもらいました!
とっても美味しかったです!!
夕方になるとおもむろに立っていた人が床で寝始めたりと身動きが取れない状況になります。
トイレは早めに済ましておくことをオススメします。
床で寝ている人は熟睡しているか、気付いてもあまり動いてくれない印象でしたので。
また車内は3Aとは違い、結構賑やかです。
携帯からインドの音楽が流れていたり、大きな話し声が四方八方から聞こえてきます。
混んでいないときは、向かい合う席(6人席)に2人しかいないくらい。
混んでいるときは乗車率が120~150%でした。
しかし私たちが乗ったのは最終的にムンバイまで行く列車だったためにものすごい混みようだったのかもしれません、、。
3Aとはやはり違います。というのも、英語が話せる人が少ない印象でした。
たまたま向かいの席にいた大学生は英語が話せましたが、それ以外の人はあまり話せる感じではありませんでした。
このような感じで、初めてインドを旅行する、または長く移動する、観光地に行く場合は正直あまりSL(スリーパークラス)はオススメしません。
身体もそうですが、その汚さや人の多さから心もかなり疲れました。
またセキュリティー面も怖かったです。
暗闇の中シートだけでなく床にも人がゴロゴロ寝ているため、いつどこで何が起こっていても不思議ではありません。
セキュリティー面や、清潔さ、体力を考えるならば、少々値段は張りますがぜひ3Aを利用することをオススメします!
値段は大体 “3A”は”SL”の2倍かそれより少し高いくらいです。
例えばニューデリーからムンバイは早くて15時間50分、長くて1日と7時間20分かかります。
早い方はSLがありませんでした(笑) 3AはRs.1795(約2791円)です。
遅い方はSLがRs.600(約933円)、3AがRs.1635(約2542円)です。
一番早くてSLがあったのは19時間かかるもので、Rs.585(約910円)でした!
これは速さだけではなく、列車によって異なるため時刻などを考慮して決めてみてください。
ちなみに私はこれから、3Aクラスを利用していきたいなと思います。
ではでは、また列車に乗った時はリポートしたいと思います!
皆様もぜひ列車で素敵なインドの旅をお楽しみください!
列車を予約したいのに空きがない、などという緊急事態にはこちらのブログが役に立ちます
みなさんお久しぶりです、ゆーきゃんです。
ナーグプルにて結婚式に出席し、オーランガバードという都市を経て今はムンバイにいます。
列車でひたすら長時間移動をした私たちですが、列車に乗るときにいつも買ってしまうのが「チャイ」です。
インドで言うチャイとは、簡単に言ってしまえばミルクティーのこと。マサラ(スパイス)が入っていることもあります。
ちなみにこのページのトップにある写真に写っているのがチャイです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
インド人はこのチャイが大好きで、街中や列車の中などいたるところで売られています。
かくいう私もこのチャイが大好きで、列車では何杯も飲んでしまいました(笑)
チャイの歴史は、インドがイギリスの植民地であった頃にさかのぼります。
当時インドではイギリスに出荷するための茶葉が生産されていましたが、良質な茶葉はみなイギリスへと出荷され、インド国内には商品にならないような品質の悪い茶葉しか残りませんでした。
そんな茶葉を使って紅茶を美味しく飲もうとして考え出されたのがチャイだったのです。
今はチャイを買うと小さめの紙コップに注いでくれることが多いのですが、ぜひ飲んでみてほしいのが、昔ながらの素焼きのカップで飲むチャイ。ページトップの写真に写っているのがまさにそれです!
なんだか特別感があってチャイが美味しく感じます。
インドで見かけたらぜひ買って飲んでみてくださいね!
チャイの特徴といえば、なんといっても甘いこと。インド人の作るチャイは大抵激甘です。自分で作ろうと思ってもなかなかあそこまで甘くするのには勇気がいります。
なので、私が自分でいざ作ってみるとあまりインドで飲むチャイの味にならないのが常でした…。
今回結婚式に招待してくださったアモールさんのお宅に1泊泊まらせてもらったのですが、なんとその際アモールさんにチャイの作り方を伝授していただきました!
今日はその作り方をみなさんにもお届けしたいと思います!
*材料
茶葉、水、砂糖、(チャイマサラ)、ミルク
*必要な用具
なべ、茶こし、カップ
チャイを作るために準備するものはこれだけです!シンプルですよね。
*手順
① チャイを飲む人の数を確認する。
はい。これがすごく大事だそうです。
インドでは小さなカップを使ってチャイを飲むことが多いのですが、使う材料の量は、多すぎず少なすぎずジャストな量がいいみたいです。
今回はわかりやすく10人分で計算してみましょう!
10人分の材料は以下の通りになります。
茶葉:スプーン10杯
水:カップ5杯
ミルク:カップ5杯
砂糖:スプーン10杯
非常にわかりやすいですね!
茶葉と砂糖は飲む人数×1スプーン、水とミルクは1:1、あわせて人数×1カップです。
スプーンは普通のティースプーンで大丈夫です。カップは飲むときに使うもので量ります。
にしても、とんでもない量の砂糖ですね(笑)
② 水を入れてなべを火にかける
まずは水の量をはかってなべに入れ、火にかけます。
火加減はあまり気にしていないようで、なべに焦げ付かないように気を付けていれば大丈夫そうな雰囲気でした!(笑)
③ 茶葉を入れる
なべを火にかけたらそこに茶葉を直接投入します。
水が沸騰する前の段階から茶葉を入れて煮だすのが特徴です。
茶葉を入れた後は水が沸騰するまでしばらく待ちます。
④ 沸騰したら砂糖を入れる
水が沸騰して上野写真のようになってから大量の砂糖をぶち込みます。
容赦なく入れてください!ここで躊躇したら最後、本場のチャイの味は再現できません!!
⑤ マサラ(スパイス)を加える
チャイにはスパイスが必要!と思っている方も多いはず。
でも必ずしも入れなければならないわけでもなく、あまり入れすぎるのもダメなのだそうです
飲んだ時にほんのりスパイスが効いているくらいが本場の味ですね!
ちなみにインドでは「チャイマサラ」というものが売っているので、これを入れると楽ちんです!
そのほか、チャイに入れられるマサラとしてはシナモンやジンジャー、カルダモン、クローブなどが定番です。
アモールさんのお宅では、バジルも入っているこちらのマサラを使用していました。
⑥ ミルクを注ぐ
最後の仕上げにミルクを注ぎます。
少し煮立たせたら完成です!
茶こしを使ってカップにチャイを注ぎ、いただきます!
ビスケットを一緒に食べながら飲むと非常に美味しいです!
ちなみにこのチャイの作り方はあくまでも一例で、各家庭によって作り方は様々なものがあります。
いろいろなアレンジを試して、自分にぴったりのチャイを見つけてみるのもいいのではないでしょうか?
自分で作ってみるもよし、インドに来て実際に飲んでみるのもよし。
ぜひチャイを味わってみてくださいね!
こんにちは。やぎです。
最近はバタバタしていてブログの更新ができていなくてすみません、、。
インド式の結婚式に初めて参加してきたので、近々ブログで大々的に紹介したいと思います!
楽しみにしていてください!
以前電車についての記事を書いたと思うのですが、それだけでは分からなかった細かい部分を、今回は紹介しちゃいます!!
前回の記事↓
これでもう列車に乗るのは怖くない!Ixigoを使ったインドでの列車予約から乗車まで やぎ(インドインターン日記vol.9)
私が今回利用したのは、クラスが3Aの寝台列車です。
以前記事ではこのように書きましたが、
〜クラス表〜
食事 |
席 |
サービス |
|
1A |
あり (ノンベジメニューなど選べる) |
個室 (二段ベッド) |
ACあり ・ブランケット ・枕 (バラの花?) |
2A |
あり |
カーテンでの 仕切りあり (二段ベット 二つ) |
ACあり ・ブランケット ・枕 |
3A |
あり |
仕切りなし 通路を挟んで二段ベット2:1 |
ACあり ・ブランケット ・枕 |
SL |
なし(売り子が歩きます) |
仕切りなし 通路を挟んで三段ベット2:1 |
ACなし |
その実態は、、、
係りの人が聞きにきてくれます。夕食は120ルピーでした!カレーやチャパティが入っており美味しそうです。
ただそれでも持ち込みが可能なので、
持ち込んで食べている人が多かった印象です。
他にも冷たい水や現地のご飯、アイスクリームを売る人は時々車内を歩いていました。
清潔感あるブルーのシート。特に柔らかい硬いなど特徴はなし。普段の列車のシートと同じもの。
しかしとても綺麗です。ゴミや汚れはほとんど無し。
シートは寝るには硬いと感じる人もいるかもしれません。
寝る場所としても、やはりとても綺麗です。
身長150cmの私は頭の方に荷物(20-30cm)を置いて足が少しはみ出るくらい。
横幅や高さも余裕を持って過ごすことができます。
2.3回席の確認をされます。
またシーツ2枚、ブランケット1枚、枕1つ、タオルが1枚もらえます。
ブランケットが結構ガサガサなので、2枚のシーツで体を挟み、その上からブランケットをかけることをオススメします!
とても静か。電話している人はいますが、騒いでいる人はほとんどいません。
朝になると子供達が痺れを切らして走り出す事もあります。
また席によってはいい人と巡り合うことができ、
ご飯を分けたりビスケットやチャイをもらったり、談笑したりと楽しい時間が過ごす事もできます。
夜は少ないが、朝になるにつれて席はほとんど埋まります。
2、3回チケットの確認があるため、無賃乗車する人はいない印象です。
英語の話せる人がいる確率が高いです。
また州を挟んでの列車であるため、公用語であるヒンディー語での会話が多いです。
乗車中には向かいの人から家族の話を聞いたり、写真を見せていただいたりと楽しい時間を過ごすことができました!
しかし、私は最上段の席だったのですが一番下の段の方が朝になっても起きなかったため、日中はなかなか下の段で座っていることができず、景色を楽しむことはできませんでした、、。
また、エアコンが天井に設置されているため、最上段はとても寒かったです!!
最上段でなくても、寝台列車を利用するときはぜひ羽織る物など防寒着を持っていくことをお勧めします!
特に夏は外は40度を超えていて、列車内は20度程度なんてことは普通にあるので、寒暖差に気をつけてください。
正直、3Aクラスは少々高いですが、その雰囲気や人の層からも、セキュリティー面で心配に思うことはあまりありませんでした。
(もちろん荷物はずっと自分の近くに置いていましたが。)
そのため、インドで快適に安心な旅をしたい場合は、値段が少し高くても3A以上のクラスの寝台列車を選ぶことをオススメします。
インドはとても広いです。そして地方によって言語、文化がかなり違います!
ぜひ寝台列車を利用して、インドの様々な場所に行ってみてください!
SL(スリーパークラス)についてのブログはコチラから
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みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
昨日は久々にエアコンがある部屋で寝ましたが、寒すぎてほとんどエアコンはつけませんでした!(笑)
このインターン日記も20投稿目になりました。
毎日頑張って書いておりますが、楽しんでいただけていますでしょうか?
さて、マハラシュトラ州へ行くために今夜コルカタから寝台列車に乗る私たちですが、目的の駅(ナグプール)まではなんと17時間もかかるのです…!遠い!
結婚式に参加した後には、同じマハラシュトラ州にあるオーランガバードという都市に移動するのですが、なんと8時間半もかかるのです!
同じ州なのにこんなに時間がかかるなんて…。
そしてその後ムンバイに行くのですが、さらに6時間半かかります。
私たちのオフィスがあるビシュナプールからムンバイまでの総列車乗車時間は36時間!
今初めて計算してみましたが気が狂いそうですね(笑)
長距離列車は遅延しがちなのでさらに時間がかかりそうでひやひやします…。
これだけ見てもインドがとてつもなく広いことはわかるとは思いますが、実際の面積はどれくらいなのでしょうか?
その答えはズバリ、3,287,263 km²です!!!
いや、わからねえよ!と思ったそこのあなた。
そりゃそうです。私もまったくピンときません(笑)
では、もう少し具体的にインドの広さを実感することにしましょう!
インドは世界第7位の面積を誇っています。
ちなみに日本の面積は377,915 km²ですから、インドは日本の約8.7倍の面積ということになります。
インドで一番面積の大きい州はラージャスターン州ですが、その面積は約342,000 km²。
日本の面積ともそう変わらないレベルの大きさですね!
私たちがこれから行こうとしているマハラシュトラ州も、インドの州の中で3番目に大きい州です。
横に長い形をしているので、横方向に移動しようとするとかなり時間がかかることになります。
同じ州の中での移動なのにこんなに時間がかかるのにはこんなわけがあったのですね。
こんなに苦労してムンバイまで行く私たちですが、なんとリッチに飛行機でコルカタまで帰ります。
所要時間は約3時間。一瞬ですね!(笑)
寝台列車に乗るのも、結婚式に参加するのも、西ベンガル州以外の州に行くのも、私にとっては全て初めての経験になります。
ムンバイでは、ハンセン病博物館にもお邪魔する予定です。
ここから1週間とちょっとの旅になりますが、どんな経験ができるのかすごく楽しみです!
今後のブログでもその様子をお伝えしていきたいと思うのでお楽しみに!
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こんにちは。やぎです。
今日はコルカタに来ています。
というのも、5月6日からマハラシュトラ州にて結婚式に参加するためです。
明日は移動で17時間ほど列車に乗りっぱなしです。
初めての寝台列車でなかなかワクワクしております。
さて今日は、せっかくコルカタにいるということで、コルカタの歴史について触れてみようと思います。
後半では関連する建造物の観光についても触れます。
2011年におけるコルカタの人口は449万7千人。
都市圏人口はインドの中ではデリー、ムンバイに次ぐ第3位です。
※都市圏人口・・・主要都市と主要都市地域近くの郊外都市も含んだ都市圏の人口
では、なぜコルカタはここまで大きく発展したのでしょうか。
それはイギリス、そしてイギリス東インド会社と深く関係しています。
1690年:イギリス東インド会社が現在のコルカタに商館を開設。
1696年:イギリスがコルカタの地の支配権を獲得する。
→この時、ウィリアム要塞が築かれる。(当時の王ウィリアム3世の名から付けられた)
1756年:ムガル帝国により要塞が占領される。
1757年:東インド会社軍がコルカタを奪還。
この時、イギリスとフランスがインドの領地を奪い合っていました。
イギリスはフランスの持つ領地を次々と奪い、インドの支配を確固たるものとしていきました。
当時ベンガル地方は、イギリスが求めていた産物の集散地でした。
と言うのも、当時のベンガル地方は、インドの中で並ぶものの無い、良質で高級な綿布の産地として知られていたのです。
その綿布製品などのベンガル産品による利益を見込んで、東インド会社は活発なベンガル進出を展開しました。
そのため1700年半ばには、イギリス東インド会社全体の75%がベンガル地方で占めるようになっていました。
中でも商館のあるコルカタは貿易の中心となっていったんですね。
そもそもイギリスは香辛料などの貿易を目的としていました。
しかし徴税権の取得などによってインドの行政機関の役割も果たすようになりました。
1773年、イギリス首相フレデリック・ノースがインド規制法を成立させ、新設されたベンガル総督が東インド会社のすべての土地を運営することとなったため、コルカタはベンガル地方のみならず英領インド全体の政治的中心となりました。
つまり、現在のコルカタの発展は、1600年代後半からの東インド会社の発展によるものと言えそうですね。
そんなコルカタの街には、当時のイギリス支配が感じられる建造物が沢山あります!
ここでは代表的なものを紹介しますね。
①ビクトリア記念堂・公園
コルカタといったらやはりここが有名ですね。
ビクトリア記念堂は1921年にタージ・マハルをモデルとして建造されました。
また当時インド皇帝を兼ねていたビクトリア女王に因み、このように命名されました。
現在堂内では、インドのイギリス統治時代の資料や武器、絵画が展示されています。
私も3回ほど行きました(笑)
時期によってはハウラー橋の特別展示やコルカタの街形成の歴史の展示がされている時もあります。
記念堂に入るためには(公園含む)外国人は500ルピー(800円ほど)かかります。
実は記念堂を囲む公園もすばらしいです!
公園だけの入園料は確か20ルピーほど(32円ほど)だったと思います、、。(うろ覚えです)
②セントポール大聖堂
ビクトリア記念堂のすぐ近くにあります。
インド・ゴシック様式の建築物で、インド最古の聖堂と言われています。
実は最近、この大聖堂を設計した方の棺桶が建造物の中で見つかったとか、、。
インドの新聞に大きく取り上げられていました!
時間によってはピアノの演奏が聴けたりもするので、ぜひ旅行の際は調べて行ってみてください!
入館料は無料です。ただ、写真撮影は禁止ですので気をつけてください!
ビクトリア記念堂、セントポール大聖堂、どちらもタクシーで行くのがオススメです。
またこの二つを順に観光する際は、横断歩道に気をつけてください!
信号はありますが、交通量もスピードもすごいので横断する際は周りのインド人について行くなど、注意を払ったほうがいいです。
以上、コルカタの歴史とそれにまつわる有名な建造物でした!
他にもコルカタにはヒンドゥー教寺院やモスク、大きなショッピングモールなど、宗教・文化そして時代の流れを感じることのできる施設が沢山あります。
旅行の際は、コルカタの様々な場所に足を運んでみるのもいいのではないでしょうか。