Author Archives: インターンわぴねす

コルカタにあるバックパッカー街・サダルストリートではここに気をつけろ!! わたなべ(インドインターン日記 vol.153)

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

 

 

ここ数か月抜け毛が激しくて心配しているのですが、最近はオフィスを掃除してくれるスタッフに「床に落ちている髪の毛の量がとっても多いわよ!」と毎回言われるので落ち込んでいます。

効果的な抜け毛対策をご存知の方、ぜひ教えてください…(笑)

 

 

 

 

さて今回の話題は、コルカタに来るパックパッカーなら知らない人はいないであろう、「サダルストリート」です。

 

 

 

 

 

サダルストリートってどんなところ?

 

 

 

 

Sudder Street、通称サダルストリートは、インドコルカタにある有名なバックパッカー街です。

とても安く泊まれる宿やゲストハウスが多く、両替商やお土産屋さんもたくさんあります。

さらには列車予約などの代理店もあり、周辺には安く食べられるレストランも多いため、いつも外国人観光客やバックパッカーの姿を見かけます。

 

 

 

私たちの団体でも、以前はコルカタ滞在時はサダルストリートを拠点としていました。

(現在はサダルの安宿ではなくAirbnbを利用することが多いので、両替と少しの観光に行くくらいです。)

 

 

 

実はこのサダルストリート、かなり用心していないと簡単に犯罪や詐欺に巻き込まれる可能性がある場所なんです。

 

 

 

 

発生している犯罪

 

サダルストリートで被害に遭いやすい犯罪としては、まず窃盗が挙げられます。

インドにはスリのプロがいますので、普段の日本と同じ感覚で街を歩いていると、気づいたら財布やパスポートを盗られていた…なんてことになりかねません。

 

 

 

また、サダルストリート周辺には詐欺師がたくさんいます。

最初は親切にするフリをして、最終的にはお金をだまし取ったり、お土産と称して高価な品物を買わせたり、女性を誘拐して強姦するなどという事件も発生しています。

特にあまり英語が堪能でない日本人は、頻繁にカモにされてしまっているんです…。

 

 

 

では、どういうことに気をつければ危険を回避できるのでしょうか?

 

 

 

 

持ち物には細心の注意を

 

 

 

 

スリに遭わないように、持ち物には特に気をつけましょう。

私たちの団体では、荷物には必ず南京錠を付け、パスポートはウエストポーチのなかで保管し絶対に自分の身から離さないように徹底しています。

 

 

 

そこまでしなくても…と思うかもしれませんが、インドのスリをなめてはいけません。

南京錠を付けていたにも関わらず気がつかないうちにバッグ自体を刃物で切られて、そこから貴重品を盗まれた、なんていう話も聞いたことがあります。

今は南京錠も100円ショップで購入可能な時代です。たった100円で危険を回避できるのであれば安いものですよね。

 

 

 

また、リュックだとどうしても自分の目の届かないところで窃盗に遭う可能性が高くなるので、オススメなのは肩掛けかばんやウエストバッグなどを利用することです。

 

 

 

 

向こうから(特に日本語で)話しかけられたらまずは疑え

 

サダルストリートの近くにあるニューマーケットエリア。ここも詐欺や窃盗に要注意。

 

 

 

先ほども書きましたが、日本人は詐欺師集団にとっていいカモだと認識されています。

 

サダルストリートにはなぜか日本語がペラペラだったり、奥さんが日本人だったり、日本で働いている友人がいたり、自身が日本に住んだ経験のある(という話をしてくる)人がよくいますが、鵜呑みにして信じてはいけません。

 

また、「安いホテル知ってるから教えてあげる!」「自分のお店に連れていってあげるよ!」「うちに遊びに来ない?」「いいお土産屋を知ってるんだ!」などと言ってくるインド人も信じてはいけません。

 

 

 

もちろんサダルストリートにいる全ての人が詐欺師なわけではありませんし、本当に親切心で言ってくれていることもあります。

道がわからなくなったときに道行く人に尋ねたら親切に教えてくれたり、チャイ屋や屋台のおじさんがおまけしてくれたり、ベンガル語を話すとビックリしてたいそう喜んでくれたり、とてもいい人たちもいます。

 

 

 

しかし、こちらから話しかけてもいないのになぜか馴れ馴れしく話しかけてきたり、頼んでもいないのに親切にしてきたりする人は、十中八九詐欺師です。

このような人たちにホイホイついていってはいけません。

 

 

 

また、チャイや食べ物をおごってくれたので素直に口にしたら、それに睡眠薬が仕込んであって誘拐事件に発展…なんてことになる可能性も無きにしも非ずなので、見知らぬ人からもらった食べ物にも注意が必要です。

 

 

 

 

もちろん私はインドが好きですし、いいところだと思っています。

しかしインドには、日本では考えもしないような危険がいたるところに潜んでいることは否定できません。

十分に注意していても危険なことに巻き込まれてしまう可能性はありますし、注意不足であればなおさらです。

 

 

 

自分の身は自分で守れるように、危機管理をしっかりしてインドを楽しんでくださいね!

 

 

 

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 
 

 一泊200万円!?インドの高級ホテルランキング!やぎ(インドインターン日記 vol.152)

 

こんにちは、やぎです。

 

先日初めてチャクドラコロニーに行きました!

 

以前から小さなコロニーだと聞いていたのですが、行ってみてその小ささと長閑さに驚きました!!

 

さて、今日はインドの高級ホテルランキングを紹介します!

 

 

1位:Taj Lake Palace Udaipur

 

名前:Taj Lake Palace Udaipur

場所:インド、ラジャスターン州、ウダイプール県、ピチョーラ( Pichola, Udaipur, Rajasthan 313001)

電話番号:+91 029424 28800

HP:https://www.tajhotels.com/en-in/taj/taj-lake-palace-udaipur/

規模:普通客室は65部屋、スイートルームは18部屋。それぞれの部屋に薄型テレビ、無料Wifi、ミニバー、アンティーク家具が揃えられています。

相場:一泊60,000~1,300,000ルピー(およそ9~198万円)ほど。湖が見える部屋か否かでも多少値段に違いがあります。

 

ピチョーラ湖にある島に建つホテル。18世紀に造られた大理石の宮殿を利用したものです。

なんと映画「007」のロケ地にもなっているみたいです。

 

 

2位:The Leela Palace Udaipur

 

名前:The Leela Palace Udaipur

 

場所:インド、ラジャスターン州、ウダイプール州、ピチョーラ(Lake, Pichola, Udaipur, Rajasthan 313001)

 

電話番号:+91 029467 01234

 

HP:https://www.theleela.com/en_us/hotels-in-udaipur/the-leela-palace-hotel-udaipur/

 

規模:普通客室72部屋、スイートルーム8部屋。

 

相場:30,000~750,000ルピー(およそ5~115万円)ほど。(30,000ルピーは普通客室で部屋のみの予約の場合です。最も高いのは三食・空港への送迎付きでMaharaja suits roomの場合です。)

 

ここも1位のホテル同様ラジャスターン州に位置するホテル。

湖の中の島では有りませんが、湖の沿岸に建っているため、どの部屋からも湖を眺めることができます。

 

個人的にこのホテルのHPはとても見やすかったです!

 

 

3位:The Taj Mahal Palace Mumbai

 

 

名前:The Taj Mahal Palace Mumbai

 

場所:インド、マハラシュトラ州、ムンバイ(Apollo Bandar, Colaba, Mumbai, Maharashtra 400001)

 

電話番号:+91 022666 53366

 

HP:https://www.tajhotels.com/en-in/

 

規模:普通客室560部屋、スイートルーム44部屋。

 

相場:25,000~150,000ルピー(およそ4~23万円)ほど。(オンラインでは予約できない部屋が有ります!!)

 

インドで最も古い高級ホテルと言われているタージマハルホテル。

周りにはインド門やビーチなどの観光地があります。

 

実は私たちも5月にこのホテルの前で写真を撮りました!!

 

もちろんインド門にも観光客がたくさんいて、インド門をバックに自撮りをする人がたくさんいたのですが、このホテルの前で自撮りをする人も同じくらいたくさんいました!!

 

さて、今日はインドの高級ホテルのランキングを紹介しました!

200万円近くするホテル、一度は泊まってみたいですね、、。

 

ホテルを調べている中で、ホテルの経営者にも興味が出てきたので、また別の機会にブログで紹介したいと思います!

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 

インド人はトイレの後に手でお尻を拭く?!気をつけたい「手」に関するマナーを紹介! わたなべ(インドインターン日記 vol.151)

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

最近、ひじきの煮物をつくりました。日本では作ったこともありませんでしたが、案外美味しくできて感動しました。

正直日本にいるときよりもインドにいるときのほうがきちんと自炊をしているし、色々な料理を作っている気がします。

 

 

 

そんなことはさておき今回は、日本にはないインド独特の文化を紹介します。

それは「左手」の扱い方です。

 

 

 

実はインドでは、左手は不浄なものだとする考え方があります。

これは、宗教的な理由によるものだとされており、この考え方が生活様式にも浸透しているんです。

そのためインドには、ある決まった動作や行為はどちらかの手でしかしない、というようなマナーが存在します。

 

 

 

 

手でお尻を拭く?!

 

実はインドにあるトイレの多くには、トイレットペーパーが備え付けられていません。

「え、じゃあどうやって用を足した後お尻を拭くの?」という疑問が出てくると思いますが、答えは「手を使う」です。

日本人からしたらちょっと信じられない習慣かもしれませんね。

 

 

 

 

インドのトイレでは、便器のすぐ横に小さな蛇口がついていてそこに手桶が用意してあったり、トイレシャワーがついていたりします。

それを使って水をかけながら、手でお尻を拭く(というよりも洗う)んです。

 

 

 

その際に使用するのが、不浄だとされている「左手」です。

排泄物にはどうしても「穢れ」や「不浄」といったイメージが伴うため、絶対に左手を使うようにしているんですね。

 

 

 

 

食事は右手で!

 

逆に右手を使ってする日常行為が、食事です。

 

 

 

インドではフォークやスプーンを使わずに手で食事をする文化がありますが、この際には不浄とされる左手は使いません。

ライスとカレーを皿の上で混ぜたり、ナンやチャパティをちぎったり、食べ物を口に運んだりするときには必ず右手を使っています。

 

 

 

 

実際のところ、インド人は本当に左手を使わないの?

 

私の周りのインド人を見ている限りでは、みなさん食事の際には左手を使っていません。

器用に右手だけを使って食事をしています。

 

 

 

では、私たち日本人はどうしているのかというと、基本的には彼らと同じように右手を使って食べるようにしています。

しかし私たちは素手での食事になれていないため、どうしても不便なときもあります。

そういうときには、左手も使って食べています。

 

 

 

今まで食事の最中左手を使った際に周りのインド人に嫌な顔をされたことはありませんが、「郷に入っては郷に従え」とも言いますし、できる範囲で右手を使う努力は必要だと思っています。

 

 

 

また最近では、インド料理以外を食べるときや少し高級なレストランでは、インド人も手ではなくフォークやスプーンを使う場面も見受けられます。

コルカタに住む若い学生から、「手で食べるのを見られるのは少し恥ずかしい」という話も聞いたことがありますし、少しずつ習慣も変わってきているようです。

 

 

 

しかし今でも「左手は不浄」という考え方を多くのインド人が持っていることは事実です。

食事の際もそうですが、握手をするときや物を手渡すときも、左手を使うのではなく右手を使うのがベターですね。

 

 

 

 

 

今回は、日本人にはちょっとビックリのインドでの習慣や「手」に関するマナーを紹介しました。

文化をよく理解して、インドでの生活を楽しみましょう!!

 

 

**************************************************************
ご存知ですか???
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 

 

とうとう最後のコロニー、ピアルドバコロニーで調査をしました!やぎ(インドインターン日記 vol.150)

 

こんにちは、やぎです。

 

最近はインドでもぐっと気温が下がり、朝晩は14度前後まで気温が落ち込みます。

 

寒いですね。ゆーきゃんも私も福島県出身なので、寒さには耐性あるよねなんて言っていたのですが、今では二人とも一日中「寒い寒い」と言っています。

 

ウルトラライトダウン、持ってきてよかった、、、

 

さて、今日はとうとう一昨日終わったリサーチ事業で、最後のコロニーだったピアルドバコロニーを紹介します!

 

もうマイクロローン事業に関する記事で知っている方もいるかもしれませんね。

 

ピアルドバコロニー基本情報

 

 

名前:Peardoba Leprosy After Care Colony

世帯数:24

位置:西ベンガル州バンクラ県ビシュナプールブロックピアルドバ

最寄り:ピアルドバ駅から1km

 

現在、わぴねすのマイクロローン事業によって15人がローンを組んで、牛の肥育や養鶏、パーティー用の装飾のレンタルなどの事業を運営しています。

 

特徴①コロニーの成り立ち

 

 

〜基本的なコロニーの出来方〜

ハンセン病に罹患したことで、ほとんどの患者は故郷や家を追い出されます。彼らが駅や市場、空き地を彷徨い、同じような境遇の患者を見つけて、一緒に住むようになり、コロニーが形成されます。

 

しかし!!ピアルドバコロニーは違います!

 

〜ピアルドバコロニー〜

1976年に、イギリス軍の駐屯地跡にPeardoba Leprosy After Care Colonyを政府が作りました。1977年から1980年の間に、3回にわたってバンクラにあるゴリプール病院から48家族がコロニーに移され、形成されました。

 

このように、ピアルドバコロニーは政府によって形成された、珍しいコロニーです。

 

そのため、現在も中央政府がこの土地を管理しています。

 

特徴②コロニーと政府の関係

 

 

上記のように、ピアルドバコロニーは政府の土地です。

全ての村人はコロニーの周りにある、政府が管理するマンゴー・カシューアップル・カシューナッツ・ライチの農園、養蚕場で働いています。

 

この農場で働くことで、日に100ルピー、月に3000ルピーの収入が得られます。

 

この村人の収益以外の農場の収益は、政府に収められます。

 

そのため、村人は税金などを収めることなく、この土地に住むことができています。

 

また、ほとんど全員(家にいる女性や子供を除き)80歳のおばあちゃんでさえ政府の農場で働いているため、ハンセン病コロニーには珍しく、このコロニーには物乞いが一人もいません!

 

特徴③インフラ

 

 

全ての家が1947年以前に造られた建物なので、屋根や壁がボロボロです。

 

ほとんどの家が屋根がとても高く、修理が難しいため、家の中にビニールのシートを張って雨を凌いでいます。

 

また、それでも雨漏りがひどい家があり、そこの住人は雨の夜は傘を差しながら寝ているそうです。

 

政府の政策により、1年前に6軒の家屋が修理されました。

しかし使われている屋根の素材はアスベスト。

安値なのはわかるのですが、健康に悪影響を及ぼす素材です。

 

このように居住環境がひどい状況であるのに加え、村内に井戸や排水設備がないこともこのコロニーの特徴です。

 

村には井戸や蛇口がありますが、全て枯れています。

そのため、人々はコロニーの外にある(近い)ハンドポンプや、隣村であるラージプールに水を汲みに行っています。

 

また、このコロニーには 舗装された道がありません。コロニーの周りも赤土が広がっています。排水設備もないため、雨季には道がぬかるみ、歩くことも難しくなります。

 

実際雨が降る日は私たちもピアルドバーコロニーには行きません。

最寄り駅からコロニーまでの道も舗装されておらずぬかるんでしまうので行けないんです。

 

特徴④一人のソーシャルワーカーの活躍

 

 

コロニーの人々から、何度か”Asim Samant”という男性の名前を聞きました。

 

この男性は、Peardoba High Schoolの先生で、活動家だそう。

 

この方は、ピアルドバコロニーに人を連れてきてハンセン病啓発プロジェクトを実施したり、コロニーに滞在してコロニーの人々と飲食を共にすることをしました。

 

コロニーの外の人がそのような様子を見て、コロニーに対する差別がなくなったとコロニーの人々の多くは言っていました。

 

特に後遺症があるおじいちゃんやおばあちゃんは、一緒にチャイを飲んだことや、この男性の父のお葬式に招かれ、ハンセン病回復者じゃない人と同じところに座らせてくれたことを覚えており、嬉しそうに語ってくれました。

 

以上のような特徴を見つけ、無事リサーチは終わりました。

 

なんと最終日には数分前に生まれたばかりの子ヤギを二匹見ることができました!!

 

ピアルドバコロニーは、駅から離れたところにあり、周りが農園に囲まれているので、とても静かで平和なところです。

 

就労という面からしかピアルドバコロニーを見たことがなかったため、今回のリサーチは様々な発見があり楽しかったです。

 

また全てのリサーチを通して、コロニーごとの違いを知るのはもちろんですが、自分たちの活動を知っている人に出会うことが多く、わぴねすと西ベンガル州のハンセン病コロニーの関係の深さに驚きました。

 

また、個人的には何よりも、様々なコロニーのリサーチ中に自分の大好きなマニプールコロニーの村人の実家を知ったり、「あなたマニプールの親戚の家で見たことあるわ!」と言われたり、マニプールへの愛が深まる出来事が多く、嬉しかったです。

 

リサーチ事業はこれで終了ですが、インターンはまだ後2ヶ月あります!

 

まだやれていないことを、精一杯楽しんでやっていきたいと思います!!

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 
 

インドは肥満体国?!その理由に迫る! わたなべ(インドインターン日記 vol.149)

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

つい昨日、9月から続けてきたハンセン病コロニーリサーチ事業が全て終了しました!!!

いやー、長かった…。大変でしたが、いろいろなコロニーを見てまわれてすごく貴重な経験でした!

これから大量の集計作業が待っていることはしばらく忘れておきたいものですね…(笑)

 

 

 

さて、今回の話題は「肥満」です。

 

 

 

 

インドの肥満事情

 

インドってベジタリアンが多いし、「行けば痩せる」というイメージも強いのではないでしょうか?

 

 

 

実は、インドは世界で第二位の糖尿病体国です。

国際糖尿病連合によると、なんと中国に次いで7700万人もの糖尿病患者がいるんだとか。

かなり太っている人も多いし、スラっとして見えるのになぜかお腹だけポッコリしている人も多いんです。

 

 

 

なぜインド人には肥満が多いのか、その理由を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

理由①とにかく炭水化物!

 

 

 

 

インド人の食事を見ていると、とにかく炭水化物をたくさん摂っています。

米はもちろん、ナン、チャパティなどなど。

 

 

 

これらの主食と一緒にカレーを食べるのですが、その量が尋常じゃない!

レストランで米をオーダーしても、絶対に1人では食べきれない量が出てきます。

インドのレストランでは店員さんが料理を取り分けてくれることが多いのですが、お皿にも容赦なく盛ってきます。

私たちは「多すぎ!もっと少なくして!!」といつも頼んでいますが、周りのインド人を見ているとペロリと食べている…信じられません。

 

 

 

また、ハンセン病コロニーに住んでいる人々など、貧しい人々の食事を見ていると、お肉などのタンパク質をほとんど摂らずにひたすら米でお腹を満たしています。

このような食事を続けていると、腕や足はガリガリなのにお腹だけがポッコリ出ている体型になってしまいます。

 

 

 

 

理由②甘いもの大好き!

 

 

 

 

インド人はスパイスなど辛いものが大好きですが、それと同じくらい甘いもの好きです。

みなさんご存知のチャイにも、ビックリするくらいの砂糖が入れられています。

 

 

 

たっぷりの砂糖シロップがかけられた、インドの伝統的なスイーツも街中でたくさん売られています。

私も何度か食べたことがありますが、正直あまり食べたくないと思ってしまうほどの甘さ。

一口噛むとしみ込んだシロップが垂れてきます。

 

 

 

これも平気でペロリなので、インド人ってすごいな…と毎回思ってしまいますね(笑)

 

 

 

 

理由③油もたくさん使う!

 

 

 

 

インドの食事には、油も大量に使います。

カレーはもちろん油たっぷりですし、インドのファストフード的な立ち位置のサモサ、パコラ、チョップといった食べ物は油で揚げた食べ物です。

 

 

 

炭水化物、砂糖、油というラインナップを見ただけで、「これは太るわ…」と思ってしまいますよね。

 

 

 

 

理由④食事の回数と時間!

 

 

 

 

食事内容以外にも肥満の要因が。それは、インド人の食習慣にあります。

日本では1日3食が基本ですが、インド人はそれ以上に食事をするんです。

朝食、昼食、夕食に加えて、毎日2回のティータイムがあることが多いです。なかにはそれ以上食べる家庭も。

 

 

 

極めつけなのが、夕食を食べる時間。インド人の夕食の時間は、夜の9時や10時のことが多いんです。

食事の時間が遅いということは、食べてすぐに就寝するということ。これは太りそうだ…!

 

 

 

 

 

インドが肥満体国となっている4つの理由を紹介してきました。

その他、グローバル化が進みインドも豊かになるにつれて、ファーストフードを好むインド人も増えています。

 

 

 

さらに、インド人には運動をするという習慣があまりないとも言われています。

いくつもの要因が重なることで、インドは肥満体国になっているんですね…。

 

 

 

にしても、日本人の私たちからすれば「よくこんな食生活を続けられるな…」と思ってしまうような食事ですよね。文化の違いというのは面白いものです。

それでは今回はこのへんで!

 

 

 

 

**************************************************************
ご存知ですか???
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************

久しぶりのコロニー調査in バチュルドバ&ギドニコロニー(サカイ)

 

ご無沙汰しております。サカイです。
コルカタはどんどん寒くなって参りました。日本はもっともっと寒いのでしょう。そんな季節には鍋やおでん、ラーメンもより一層美味しく感じられそうですね。

 

 

 

前置きはさておき、本日は週末に参加してきましたコロニー調査のことを書こうと思います。

 

 

 

リサーチ

 

ジャルグラム地区は森林や古いお寺などが有名で、観光地になっています。

 

11月30日から12月1日にかけて、バンクラ県ジャルグラム地区のバチュルドバコロニーと同県地区にあるギドニコロニーで世帯調査を実施しました。

現在インターン生らがバンクラ県内のコロニーで実施している調査と同様、コロニーの世帯数、就労・教育状況、差別状況を各家庭をまわってリサーチしました。

 

 

 

各世帯平均10分かけて、話を聞きます。

 

 

 

農村地域や最貧困層に属する人々によくあることですが、自分や家族の年齢がわからない、文字の読み書きができない、教育の重要性を理解していない等が同コロニーでも問題としてあがりました。

現在、インド政府は指定部族や指定カースト出身者に対して教育等の場での優遇措置を取っていますが、当てはまるにもかかわらず、スキームをうまく活用できていないというのも問題です。

 

 

 

ハンセン病コロニーとはいえども、ハンセン病回復者は世帯に一人いるかいないか程度です。

調査においてハンセン病コロニーに対するスティグマや彼らが経験した差別を尋ねると、若い世代の人はそんな経験はない、現在は外部の社会ともうまくやっていると答えます。

しかし、回復者のなかには差別の質問をされた瞬間に顔色が変わり泣き出してしまった女性もいました。

 

 

 

彼女は未亡人で、現在コロニー内に一人で住んでいます。ハンセン病コロニーの出身ではなく、他の村で旦那さんと結婚しました。

しかし、結婚後に夫婦2人ともハンセン病にかかってしまい、住んでいた村から追い出されてしまったそうです。家族にも見放され、お願いだから自殺してくれとまで言われた経験があると彼女は話していました。

このような話を聞いて、ただ胸を痛めるだけではなく、インド国内における啓発やインド人学生を活動に巻き込むことで、同じ過ちを繰り返さない努力をしてく必要があるのかなと思っています。

 

 

 

 

いざ、ジャルグラム

はなしは変わりますが、ジャルグラムには動物園や植物園があるので自然にどっぷり浸かりたい方にはオススメの場所です。

コルカタのハウラー駅から2時間半程度でジャルグラム駅まで行くことができます。

 

 

 

<コルカタから簡単にジャルグラムにいく方法>

 

往路(コルカタ・ハウラー駅→ジャルグラム駅)
Ispat Express (12871)
午前6時55分ハウラー駅発、午前9時8分ジャルグラム駅到着

 

 

 

復路(ジャルグラム駅→コルカタ・ハウラー駅)
Ispat Express (12872)
午後4時2分ジャルグラム駅発、午後6時52分ハウラー駅着

 

 

 

 

Explore Bengal!

 

 

 

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************

実はインド国歌は二つある?インドの国民歌が歌えるようになろう!やぎ(インドインターン日記 vol.148)

 

こんにちは、やぎです。

 

最近は列車に恵まれていません、、。

 

おとといは2時間半、今日は1時間半も列車が遅れました、、。

 

さすがインドです。

 

さて、今日は、以前ご紹介した国歌と同様、インドで愛されている

国民歌「ヴァンデー・マータラム」の紹介をしたいと思います!

 

インド国歌の記事↓

http://wappiness.org/2019/06/07/intern45/

 

ヴァンデー・マータラムって?

 

 

Bande Mataramとは、「母よ、あなたを讃えます」という意味で、Bankim Chandra Chatterjeeによって1870年代に書かれた詩です。

 

これは祖国を讃える歌で、英国支配下のインドが独立を願って、作り、歌いました。

 

1896年、タゴールがその詩を歌ったことで、1937年に独立に先立ち、その最初の2節のみインド議会によって国民歌に採択されました。

 

なんで2節だけ?!!

 

それは後で説明します。

 

ラビンドラナート・タゴールって?

インドの詩人 、思想家、作曲家。詩聖として非常な尊敬を集めている。アジア人初のノーベル賞受賞者です。

1950年には独立したインド議会によって、タゴールがベンガル語で作詞し作曲したジャナ・ガナ・マナがインド国歌に採用されました。

また、1970年のバングラデシュ独立戦争時には、タゴールが1905年に作詞した「我が黄金のベンガルよ」がバングラデシュ解放軍によって歌われるようになり、独立後の1971年には正式に国歌として採用されました。

 

 

 

ヴァンデー・マータラムの歌詞とその意味

 

デーヴァナーガリーの歌詞

 

वन्दे मातरम्।

सुजलाम् सुफलाम्

मलयजशीतलाम्

शस्यश्यामला मातरम्।

वन्दे मातरम्।

 

शुभ्रज्योत्स्नाम्

पुलकितयामिनीम्

फुल्लकुसुमित

द्रुमदलशोभिनीम्

सुहासिनीम्

सुमधुर भाषिणीम्

सुखदाम् वरदाम्

मातरम्।।

वन्दे मातरम्।

 

歌詞の英訳

Mother, I Bow to Thee !

 

Mother, I bow to thee!

Rich with thy hurrying streams,

bright with orchard gleams,

Cool with thy winds of delight,

Dark fields waving Mother of might,

Mother free. 

 

Glory of moonlight dreams,

Over thy branches and lordly streams,

Clad in thy blossoming trees,

Mother, giver of ease

Laughing low and sweet!

Mother I kiss thy feet,

Speaker sweet and low!

Mother, to thee I bow.

 

Who hath said thou art weak in thy lands,

When the sword flesh out in the seventy million hands 

And seventy million voices roar

Thy dreadful name from shore to shore?

With many strengths who art mighty and stored,

To thee I call Mother and Lord!

Though who savest, arise and save!

To her I cry who ever her foe man drove

Back from plain and Sea

And shook herself free. 

 

Thou art wisdom, thou art law,

Thou art heart, our soul, our breath

Though art love divine, the awe

In our hearts that conquers death.

Thine the strength that nerves the arm,

Thine the beauty, thine the charm.

Every image made divine

In our temples is but thine. 

 

Thou art Durga, Lady and Queen,

With her hands that strike and her swords of sheen,

Thou art Lakshmi lotus-throned,

And the Muse a hundred-toned,

Pure and perfect without peer,

Mother lend thine ear,

Rich with thy hurrying streams,

Bright with thy orchard gleams,

Dark of hue O candid-fair.

 

In thy soul, with jewelled hair

And thy glorious smile divine,

Loveliest of all earthly lands,

Showering wealth from well-stored hands!

Mother, mother mine!

Mother sweet, I bow to thee,

Mother great and free!

 

名前通り、母を讃えてますね、、。

詩的で物語のようなところが、やっぱりインドらしさを感じますね。

 

なんで2節だけ国民歌なの?

 

 

なんで最初の2節だけなのでしょうか。

 

それは、インド国民会議にてBande Mataramは途中の歌詞にヒンドゥー教における女神「ドゥルガー」が入っていることで「ヒンドゥー教徒ではないインド国民をリスペクトするものではない」というように捉えられ、

 

またこの歌を歌うときは全員が自由でなければならず、上記のような個人的(宗教的な)理由から歌えなくなるような歌は国歌にはできないことから、

 

純粋に祖国の美しさを讃えている最初の2節が、国民歌に採択されました。

 

1950年には、憲法制定会議の議長であるRajendra PrasadがBande Mataramを国民歌にするにあたり、

 

「Bande Mataramは、インドにおける自由のための戦いにおいて、歴史的な役割を果たした。そのため、国歌であるジャナ・ガナ・マナと同様の地位にあり、尊敬されるものだ。」

 

と宣言しています。

 

 

さて、今日はインドの国民歌「Bande Mataram」を紹介しました!

 

実は最近までこの存在を忘れていたのですが、わぴねすのスタッフの一人がオフィスに来た際に歌っていたのを聴いて、思い出しました!

 

国歌と国民歌があるなんて不思議ですよね。

 

しかし当時インド人がどれだけ祖国を愛し、自由を愛し、宗教の違いから争いを生まないようにしていたかがわかりましたね。

 

案外国民歌が好きなインド人もいます。

 

ぜひインドに来た際はこの2つを歌って周りのインド人をびっくりさせてください(笑)

 

Bande Mataramを聞きたい方はこちらから

 

 

 
**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 
 

 

ジャングルの中にコロニーにが?!2つのコロニーでリサーチをしてきました! わたなべ(インドインターン日記 vol.147)

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

 

昨日までにジャールグラムという地域にある2つのコロニーでのリサーチを終え、また次のコロニーに向かう途中でこのブログを書いています。

 

今日は朝5時半に起きてホテルを出たのに、列車が遅れて1時間も待ちぼうけをくらいました。しかも列車は超満員。すでにヘトヘトです。

 

しかしコロニーに行くとなぜか元気が出るものです。今日もリサーチ頑張ります。

 

さて、今回のブログでは、そのジャールグラムにある2つのコロニーでのリサーチがどんなものだったかを紹介していきます!

 

 

バチュルドバコロニー

 

ジャールグラムはコルカタから列車で約3時間ほどのところにあります。

 

そのジャールグラム駅からトゥクトゥクで7分ほど行ったところにあるのがバチュルドバコロニーです。

 

ちなみに私達が泊まっていたホテルからは徒歩2分。

 

部屋の窓からコロニーが見える(実際には木があって見えない)くらいの距離でした。

 

コロニーは小規模で、36世帯が住んでいます。

 

 

 

この方がコロニーリーダーのオジット・ダスさん。とても親切で心優しい方で、リサーチ中いつも私達を助けてくださいました。

 

 

 

さらにオジットさんは裁判官のドライバーをしている方で、今回のリサーチでは私達のためにその車を使わせてもらうなど、お世話になりっぱなし。頭が上がりません…!

 

バチュルドバコロニーには、公共トイレや排水システムがある一方で、家屋の状態はあまり良くなく、なかには家がないために軒先のスペースを使って生活している人もいました。

 

 

 

 

そして多くの村人がプラスチックを集めて売る仕事(この仕事をする人をラグピッカーと呼びます)をして生計を立てており、収入が限られています。

 

今後わぴねすの活動を拡大していくうえで、ワークキャンプの候補地になりそうなコロニーですね…!

 

 

 

ギドニーコロニー

 

こちらはジャールグラム駅から車で40分ほど行ったところにあるコロニーです。

 

バチュルドバコロニーのオジットさんに車を出していただいて、コロニーまで向かいました。

 

実はギドニーコロニーにはリーダーがおらず、オジットさんが面倒を見ているとのことだったのです。

 

事前に下見に行っていた梶田から「ジャングルのなかにあるよ!」と聞いていたので、一体どんなコロニーなのか楽しみにしていました。

 

車にしばらく揺られて、「ここで降りるよ!」と言われて外に出たらこの風景。

 

 

 

ん???コロニーはどこ???

 

 

想像していたジャングルとは少し違いましたが、明らかに街中ではありません…(笑)

 

道とは言えない道を通ってコロニーにたどり着きましたが、ビックリするくらい人がいない!(笑)

 

 

 

 

話を聞くと、昔はもっと人が住んでいましたが、亡くなった方が多く今は10世帯しか住んでいないそうです。

 

昼間は物乞いに行っている人が多く、私達が行ったときには数人の女性しかいませんでしたが、みなさんチャーミングで素敵な方々でした!

 

 

 

 

かなり孤立しているように思えますが、意外と周りの村から人が来ている様子も。

 

治安や設備の面からこのコロニーでワークキャンプをするのは少し難しいのですが、何らかの形で関わり続けたいなと思えるコロニーでした。

 

コロニーでのリサーチが終わったあとには、近くの公園や動物園にも行きました。

 

なんと、川でボートも漕ぎました!アマゾンみたい!!

 

 

 

 

緑が多くてのどかなジャールグラムで、リサーチとアミューズメントも楽しんだ2日間でした!

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 
 

インドの水族館に行ってきました!やぎ(インドインターン日記 vol.146)

 

こんにちは、やぎです。

 

今日はなんとインドのジャングルに初めて行きます!

 

と言うのも、そのジャングルにハンセン病コロニーがあるらしいのです。

 

報告を楽しみにしていてください!

 

さて、今日は先日少しお話ししていた、コルカタの水族館を紹介したいと思います!

 

 

Alipore Zoo Aquarium

 

 

名前:Alipore Zoo Aquarium

場所:ハウラー駅から車で18分、Alipore Zooの向かい側

入場料:5ルピー(外国人料金なし)

 

実はコルカタには17つもの水族館があります。

 

今回は、コルカタに住んでいた経験のあるインド人イチオシのアリプール水族館へ行ってきました。

 

そこにはなんと40種類もの魚が展示されていました!

 

「まあ、インドの水族館だし、、期待できないだろう」なんて思っていましたが、気付けば水族館で2時間も魚を見ていました。

 

 

インドの水族館 ここがすごい①その安さ

 

 

 

なんと入場料は5ルピー(およそ8円)!

 

外国人料金も設定されていないため、誰でも5ルピーで水族館を楽しめます!

 

その安さのためか、私たちが楽しんでいる途中でも、カップル、家族連れ、友人グループなど、様々な層から本当にたくさんのお客さんが水族館に来ていました!

 

ちなみにビクトリア宮殿がこの近くにありますが、その庭への入場料は20ルピー。

300mlのコーラは一本30-40ルピー。

 

いつもインターン生が買って楽しむジャガイモの揚げ物は一つ3ルピー。

 

この水族館の入場料がどれだけ安いかわかっていただけたでしょうか、、。

ジャガイモの揚げ物くらいなんです、、。

他の施設よりはるかに安いんです、、。

 

インドの水族館 ここがすごい②なぜかアルビノが多い

 

 

この水族館だけでも、3種類くらいのアルビノの魚を見ることができました!

 

実は違う移動水族館(かなり小さい)にも行ったのですが、そこでもやはりアルビノの魚が展示されていました!

 

日本であまり見かけることがなかったため、面白かったです!

 

 

 

インドの水族館 ここが残念①空の水槽が展示されている

 

 

「(グッピー)、、、、。」

 

うん。これこそインドですよね(笑)

 

まず上の段の水槽が高く、身長170cm近くある一緒にいた友人も普通に立っているところからは見れていませんでした、、

 

ましてや152cmの私なんて、全く見ることができません。

 

そのため、手前の柵によじ登って一つ一つ水槽を見ていたのですが、

 

「名札はあるのに、魚がいない。」

 

こんな水槽がかなりの頻度でありました笑

 

インドの水族館 ここが残念②ライトが暗くて何があるのか見えない

 

 

この水族館には部屋が二つあって、一つ目と二つ目の部屋は展示の形が一緒になっていました。

 

真ん中の部屋には、中央に大きな池が、それを囲むように水槽がありました。

 

この池の照明がなぜか紫と青。

 

そして中の魚は黒。

 

そう、全く見えません(笑)

 

そしてなぜかその池の魚だけ説明書きがなく、何の魚だかさっぱりわからない状態でした。

 

まあ、これなんだろうねなんて話の種にはなりますが、結局答えはわからないので少し残念でした。

 

 

インドの水族館 ここが残念③謎の剥製

 

 

一つ目の部屋を抜け、二つ目の部屋へ差し掛かった時、いきなり大きなワニの剥製が!!!!

 

全く予想だにしていなかったため、

 

「ええ!!!!!???」

 

ととても大きな声を出してしまいました、、、

 

なぜ剥製がここにあるかはわかりませんでした。

 

でも、せっかくあるのならば照明で照らしたり、説明書きがあったら嬉しいですね。

 

この説明書きを忘れる感じ、インドを感じますね。

 

 

 

さて、このような感じでインドの水族館を観光してきました!

 

正直、すごく良かったです!!!

 

ただの熱帯魚ショップをイメージしていたので、アリゲーターガーやアロワナなどの魚も観れて、驚きでした!

 

もちろん日本の水族館をイメージして行ったらがっかりするとは思いますが、、

 

その展示の仕方などに、インドを感じて、それはそれで楽しめると思います!

 

コルカタに行った際には是非、水族館にも行ってみてください!

 

 

**************************************************************

ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************
 

ハンセン病コロニー結婚事情について

こんにちは、かじこです。ご無沙汰しています。

 

今、私たちは西ベンガル州のJhargram県という田舎(ジャングルで有名)に来ています。

 

昔はマオイストが沢山いて危険な場所でしたが、今は政府が雇用や職業などを提供するなどして、暴動や活動は無くなったといわれている場所です。それでも万一に備えて一応警察に届け出は出してきました。

今日から調査を進めていくわけですが、対象コロニーから徒歩2分のホテルの屋上で、日光浴をしながら、且つネットの脆弱性と戦いながらこれを書いています。

 

さて、2010年から少しずつ活動をしてきた私ですが、これまで訪問したコロニーは約30か所になります。

インドには約800か所のコロニーがあるといわれているため、まだまだですが、これまでの訪問や活動から見えてきたことの一つについて今日は話をしたいと思います。

 

ずばり、【ハンセン病コロニーの結婚事情について】です!

 

ハンセン病コロニーの結婚事情

 

説明にはいくつかポイントがありますので、それぞれ分けて話をしていきます。

 

1.大前提としてコロニーの状態はかなりまちまち!

これまでも何度か触れられてきているように、インドのハンセン病コロニーは人口も10人~数万人まで様々、

発展具合も様々です。

 

例をあげると、とても発展し差別もなく一つの町として社会と溶け込んでいる場所もあります。

他には、コロニーが他の地域よりも土地が安いという理由で、ハンセン病と全く関係のない人々がコロニー内に土地を買い家を建てて暮らしているところもあります。そういう場所では回復者に対する差別もなく、皆仲良く、既に社会とコロニーの境目がほとんどわからなくなっています。

 

逆に、差別が原因で訪問者もなく、物乞いをして一日10円20円で暮らしているおばあちゃんが沢山暮らしているコロニーもあります。

 

 

2.コロニーによって差があるのは、リーダーの腕次第(のところが大きい!)!

ポイントが全てを物語っていますが、コロニーリーダーの手腕によって、コロニーの発展具合はかなり左右されるといっても過言ではありません。

 

というのも、コロニーは、差別問題だけでなく、就労、教育、医療、インフラなど様々な課題を抱えています。加えてひと様の土地(場合によっては個人や政府所有などがある)に勝手に集落を作ることで形成されたのがハンセン病コロニーなので、土地問題も抱えていることがほとんどです。

 

それら課題を解決するためには、コロニーの人々だけでは限界があります。リーダーが話をまとめ、様々な人、ものに辛抱強く訴え続けることが必要です。

その結果、政治家やNGO,地方有力者などと繋がり、金銭的・物質的・精神的サポートを得て、少しずつコロニーを発展させることができます。

 

 

 

3.だから人口の多いコロニーは強いリーダーがいて発展している傾向がある!

そのまんまです。コロニー同士の横の繋がりは(少なくとも西ベンガル州)は強いので、コロニーに住んでいれば他のコロニーの情報が入ってきます。お嫁に行ったり、別コロニーの方が環境がよいといった事情から、より発展した、もしくは今後発展しそうなコロニーに引っ越しする場合をたびたび見受けます。

それが何十年も続いていけばある、コロニーの人口は減り、あるコロニーは人口が増える、ということになるのです。

 

なので、人口が多い=(ニアリーイコール)=発展している=(ニアリーイコール)=しっかりしたリーダーがいることが多い。と考えています。

 

実際に、人口の多いコロニーは、力のあるリーダーのもと、労働組合を作ったり、様々なところからサポートを受けて起業したり、お金を貯めて子供を私立の学校に通わせたりといったことがされているのが見受けられます。

コロニーに住む人々が、身の回りをきれいに保ち、社会の人と繋がり、社会のいち構成員として仕事をしたり、学校に通ったりすることができれば、少しずつ社会における差別も改善していくことが多いです。

それが何年も続けば、もう差別におびえ、ハンセン病コロニー出身だということを恥じることもなく、胸をはって生きていくことができるようになるのです。

 

これらの事例はほんの一例ですが、他の劇的に貧しく、情報弱者の状態のコロニーと比べると、圧倒的な違いがあります。(まず雰囲気が全然違います)

 

 

これまでが、大前提のポイントです。

 

…今日のブログは非常に長いですね…まだ結婚について少しも触れられていない…頑張ります。

 

2010年に活動を始めたころ、そして今でも、発展途上のコロニーでは、いわゆる一般社会の人とコロニー出身の人の結婚なんてあり得ない!という状態でした。

 

実際に1,2年前に当団体の学生らが西ベンガル州プルリア県アドラ地方で実施したコロニー周辺に住む人々の意識調査では、まだ多くの人々、特に高齢の人々は、差別意識を持っているし、自分の身内を結婚させるなんてあり得ない!との回答でした。

 

 

しかし、ここ数か月で何か所かのコロニー調査をしていくうちに、発展しているコロニーでは、回復者の子供世代(ハンセン病罹患歴ありなしに関わらず)と人と、外部の人々が恋愛結婚し、コロニーの中で家を建てて暮らしている場合も見受けられるようになりました。

 

実際に、つい最近調査した、KharagpurにあるNimpuraコロニー(今まで見てきた西ベンガル州の中で最も発展しているコロニーの一つ)では、ある外部から嫁いできた女性に少しだけ話をきくことができたのでご紹介します。

 

 

旦那さんが回復者。早めの治療で後遺症は一切なし。一般企業でトラックを運転する仕事をしている。(旦那さんは仕事で家にいませんでした)

奥さんが学生のころ、大学に仕事で出入りしていた旦那さんと出会い、恋に落ちて結婚。

 

Nimupuraコロニーの存在、ハンセン病についても奥さんは以前から知識があり、親御さんへ説明をすることで、すんなり親御さんも結婚に賛同してくれた。

結婚式も盛大に、どの親戚も喜んで参列。

 

今は11歳の子供が一人。コロニー内でなく外部の私立の学校に通わせている。絵を書くことが大好き。

後遺症を抱えているいないに関わらず、コロニーの人々みんなと仲良く暮らしている。

コロニーに住んでいることに全くのhesitationもなく、ここで愛する人々と暮らせて幸せだと彼女は素晴らしい笑顔でいいました。

 

 

また、当団体が長らく活動をしてきた、マニプールコロニー村長Dasさんの娘(回復者の子供にあたる)Moumitaもこの12月にコロニー出身でない一般男性と結婚します。

 

〈2015年にMoumitaの家族友人とデリー・ハリヤナ・ジャイプール旅行にいった時の写真。親戚のお家に泊まらせてもらった、完全に異文化旅行でした。黄色い服がMoumita。〉

 

Moumitaとは個人的にとても仲がよく、どちらが先に結婚するのかを会うたび話していた(笑)ので、結婚の報告を受けた時はとても嬉しかったのを覚えています。

 

また、村長Dasさんが、昔私につぶやいていた、

「Moumitaには、ハンセン病の差別のために、人生における選択肢の制限をもう感じてほしくない。自由に好きなことができるようになってほしい。だから、本当にできるかわからないけれど、どうにかコロニー出身でない誠実な人と結婚させたいと思っている」という言葉を思い出しました。

 

というのも、Moumitaは非常に成績優秀だったにも関わらず、お金がないために理系に進学することを諦め、夢を諦め、地元でも職業(教師)に結びつきやすい英語を専攻しました。大学院時代も土日だけの学校を選び、平日は小学校で学校の先生をしながらずっと家計を支えてきたからです。

 

Moumitaのこれまでの家族への貢献、頑張りを最も身に染みてわかっているDasさんだからこその言葉だと感じました。

 

Moumitaの結婚は、恋愛&お見合い結婚のmixみたいなものらしく、元々お互い知り合いで気になっていた間柄だったところを、親の勧めもあり、結婚することに至ったという流れのようです。

Moumitaには幸せになってもらいたいと心から願うばかりです。

 

 

 

‥‥さて、2例をご紹介しましたが、こんな風に、ハンセン病コロニーをめぐる社会の結婚観は少しずつ変化しつつあります。

 

「近寄るな、来るな寄るな、池や水道を利用するな。熱湯をかけるぞ」という状態から、

「道ですれ違ったり、物を売り買いすることはできても、身内になるなんて言語道断!」という状態へ。

 

そして今では、(インドでは結婚は、カップル2人のものというより、家族・親戚同士が結びつくとのイメージがとても強いことから、)最もハードルが高いと思われていた結婚が段々と許されるようになりました。

 

1人、2人とそういう人々が増えていけば、それがロールモデルとなり、次第に普通のことになっていくのではないでしょうか。

 

これには、医療の発展により早期発見・早期治療ができるようになったこと、社会における、特に若者世代でのハンセン病に対する差別意識が少なくなってきたこと、そしてコロニーの人々が勇気をもって声をあげて、社会復帰を勝ち取ってきたこと(被差別意識の払拭)が理由としてあげられます。

 

ただ、まだまだサポートを必要としている人々がいます。

誰も手助けしてくれる人のいない後遺症を抱えたおばあちゃん。

親が教育の重要性を理解しておらず、本当は進学したいけれど、家計を支えるためにドロップアウトする子供。

そもそも家がなく、地面に布を敷いただけのところに暮らしている家族。

 

 

そんな人々がまだまだ沢山います。

私たちのやるべきことは、彼らをまず発見し(社会で認知されていないことも多いからです)、寄り添い、何ができるか一緒に考えて、前向きになってもらうこと。

そしてロールモデルを作り、コロニー全体が、未来に向かって希望をもち、湧きたてる状態になることだとこの一連の調査事業を通して再認識しました。

 

 

まだまだ沢山やるべきこと、やれることがあります。

 

どうでもいいんですが、最近は、仕事も、プライベートでも、心が雷雨の状態(笑)で非常に辛い状況にありましたが、かなり回復しました。

出張ばかりなので、体調不良になりかけもしましたが、プロポリススプレーとキャンディで乗り切っています。(プロポリスすごい!)

 

 

これからも少しずつ、コロニーの人々と共に、活動に邁進していきたいと思います。

 

最後に、今回の調査の機会をご提供くださった笹川保健財団の皆さま、並びにご協力頂いた方々に感謝申し上げます。

沢山のコロニーリーダーにもお世話になる形で、調査を進められています。

あと少しで全ての調査が終わり、まとめに入ります。

ご報告を楽しみにしていてください!

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************