みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
昨日までにジャールグラムという地域にある2つのコロニーでのリサーチを終え、また次のコロニーに向かう途中でこのブログを書いています。
今日は朝5時半に起きてホテルを出たのに、列車が遅れて1時間も待ちぼうけをくらいました。しかも列車は超満員。すでにヘトヘトです。
しかしコロニーに行くとなぜか元気が出るものです。今日もリサーチ頑張ります。
さて、今回のブログでは、そのジャールグラムにある2つのコロニーでのリサーチがどんなものだったかを紹介していきます!
ジャールグラムはコルカタから列車で約3時間ほどのところにあります。
そのジャールグラム駅からトゥクトゥクで7分ほど行ったところにあるのがバチュルドバコロニーです。
ちなみに私達が泊まっていたホテルからは徒歩2分。
部屋の窓からコロニーが見える(実際には木があって見えない)くらいの距離でした。
コロニーは小規模で、36世帯が住んでいます。
この方がコロニーリーダーのオジット・ダスさん。とても親切で心優しい方で、リサーチ中いつも私達を助けてくださいました。
さらにオジットさんは裁判官のドライバーをしている方で、今回のリサーチでは私達のためにその車を使わせてもらうなど、お世話になりっぱなし。頭が上がりません…!
バチュルドバコロニーには、公共トイレや排水システムがある一方で、家屋の状態はあまり良くなく、なかには家がないために軒先のスペースを使って生活している人もいました。
そして多くの村人がプラスチックを集めて売る仕事(この仕事をする人をラグピッカーと呼びます)をして生計を立てており、収入が限られています。
今後わぴねすの活動を拡大していくうえで、ワークキャンプの候補地になりそうなコロニーですね…!
こちらはジャールグラム駅から車で40分ほど行ったところにあるコロニーです。
バチュルドバコロニーのオジットさんに車を出していただいて、コロニーまで向かいました。
実はギドニーコロニーにはリーダーがおらず、オジットさんが面倒を見ているとのことだったのです。
事前に下見に行っていた梶田から「ジャングルのなかにあるよ!」と聞いていたので、一体どんなコロニーなのか楽しみにしていました。
車にしばらく揺られて、「ここで降りるよ!」と言われて外に出たらこの風景。
ん???コロニーはどこ???
想像していたジャングルとは少し違いましたが、明らかに街中ではありません…(笑)
道とは言えない道を通ってコロニーにたどり着きましたが、ビックリするくらい人がいない!(笑)
話を聞くと、昔はもっと人が住んでいましたが、亡くなった方が多く今は10世帯しか住んでいないそうです。
昼間は物乞いに行っている人が多く、私達が行ったときには数人の女性しかいませんでしたが、みなさんチャーミングで素敵な方々でした!
かなり孤立しているように思えますが、意外と周りの村から人が来ている様子も。
治安や設備の面からこのコロニーでワークキャンプをするのは少し難しいのですが、何らかの形で関わり続けたいなと思えるコロニーでした。
コロニーでのリサーチが終わったあとには、近くの公園や動物園にも行きました。
なんと、川でボートも漕ぎました!アマゾンみたい!!
緑が多くてのどかなジャールグラムで、リサーチとアミューズメントも楽しんだ2日間でした!