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みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
ここ数か月抜け毛が激しくて心配しているのですが、最近はオフィスを掃除してくれるスタッフに「床に落ちている髪の毛の量がとっても多いわよ!」と毎回言われるので落ち込んでいます。
効果的な抜け毛対策をご存知の方、ぜひ教えてください…(笑)
さて今回の話題は、コルカタに来るパックパッカーなら知らない人はいないであろう、「サダルストリート」です。
Sudder Street、通称サダルストリートは、インドコルカタにある有名なバックパッカー街です。
とても安く泊まれる宿やゲストハウスが多く、両替商やお土産屋さんもたくさんあります。
さらには列車予約などの代理店もあり、周辺には安く食べられるレストランも多いため、いつも外国人観光客やバックパッカーの姿を見かけます。
私たちの団体でも、以前はコルカタ滞在時はサダルストリートを拠点としていました。
(現在はサダルの安宿ではなくAirbnbを利用することが多いので、両替と少しの観光に行くくらいです。)
実はこのサダルストリート、かなり用心していないと簡単に犯罪や詐欺に巻き込まれる可能性がある場所なんです。
サダルストリートで被害に遭いやすい犯罪としては、まず窃盗が挙げられます。
インドにはスリのプロがいますので、普段の日本と同じ感覚で街を歩いていると、気づいたら財布やパスポートを盗られていた…なんてことになりかねません。
また、サダルストリート周辺には詐欺師がたくさんいます。
最初は親切にするフリをして、最終的にはお金をだまし取ったり、お土産と称して高価な品物を買わせたり、女性を誘拐して強姦するなどという事件も発生しています。
特にあまり英語が堪能でない日本人は、頻繁にカモにされてしまっているんです…。
では、どういうことに気をつければ危険を回避できるのでしょうか?
スリに遭わないように、持ち物には特に気をつけましょう。
私たちの団体では、荷物には必ず南京錠を付け、パスポートはウエストポーチのなかで保管し絶対に自分の身から離さないように徹底しています。
そこまでしなくても…と思うかもしれませんが、インドのスリをなめてはいけません。
南京錠を付けていたにも関わらず気がつかないうちにバッグ自体を刃物で切られて、そこから貴重品を盗まれた、なんていう話も聞いたことがあります。
今は南京錠も100円ショップで購入可能な時代です。たった100円で危険を回避できるのであれば安いものですよね。
また、リュックだとどうしても自分の目の届かないところで窃盗に遭う可能性が高くなるので、オススメなのは肩掛けかばんやウエストバッグなどを利用することです。
先ほども書きましたが、日本人は詐欺師集団にとっていいカモだと認識されています。
サダルストリートにはなぜか日本語がペラペラだったり、奥さんが日本人だったり、日本で働いている友人がいたり、自身が日本に住んだ経験のある(という話をしてくる)人がよくいますが、鵜呑みにして信じてはいけません。
また、「安いホテル知ってるから教えてあげる!」「自分のお店に連れていってあげるよ!」「うちに遊びに来ない?」「いいお土産屋を知ってるんだ!」などと言ってくるインド人も信じてはいけません。
もちろんサダルストリートにいる全ての人が詐欺師なわけではありませんし、本当に親切心で言ってくれていることもあります。
道がわからなくなったときに道行く人に尋ねたら親切に教えてくれたり、チャイ屋や屋台のおじさんがおまけしてくれたり、ベンガル語を話すとビックリしてたいそう喜んでくれたり、とてもいい人たちもいます。
しかし、こちらから話しかけてもいないのになぜか馴れ馴れしく話しかけてきたり、頼んでもいないのに親切にしてきたりする人は、十中八九詐欺師です。
このような人たちにホイホイついていってはいけません。
また、チャイや食べ物をおごってくれたので素直に口にしたら、それに睡眠薬が仕込んであって誘拐事件に発展…なんてことになる可能性も無きにしも非ずなので、見知らぬ人からもらった食べ物にも注意が必要です。
もちろん私はインドが好きですし、いいところだと思っています。
しかしインドには、日本では考えもしないような危険がいたるところに潜んでいることは否定できません。
十分に注意していても危険なことに巻き込まれてしまう可能性はありますし、注意不足であればなおさらです。
自分の身は自分で守れるように、危機管理をしっかりしてインドを楽しんでくださいね!