カテゴリー:NPO法人わぴねす / インドワークキャンプ団体namaste!
わぴねすでは現在クラウドファンディングを実施中です!
※2020年7月15日終了致しました!たくさんの方からのご支援ありがとうございました!
最近は気温も高く、雨も降り、じっとりとした嫌なお天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私たちが活動する西ベンガル州も、雨季真っ只中で、地方では落雷による死者が出るほどの天候の荒れ具合のようです。
感染症対策、熱中症対策と気にかけることが多い夏になりそうですが、がんばって一緒に乗り切りましょう!
さて、皆様の応援のおかげで、プロジェクト発足からわずか10日足らずで目標金額達成をしました。
現在は、次なる目標90万円に向けてまだまだがんばっています。
今回は、なぜ私たちが次の目標を90万円に設定したか、そしてその金額がどのように使われるかについておはなしします。
プロジェクト発足当時はまだ行動規制が多くあり、現地活動拠点(バンクラ県ビシュナプール)近辺の7つのコロニー、572世帯への支援を目標にしてきました。
その後、行動規制もかなり緩和され、公共交通機関も少しずつ動き出したことから、我々のリサーチ範囲も広がり、さらに広範な地域の困窮したコロニーの情報を得られました。
その結果、支援を必要とする世帯数はおよそ2倍、1100世帯以上となりました。
インド西ベンガル州には35のハンセン病コロニーがあります。
コロニーの規模は違えど、ハンセン病回復者で後遺症を抱える方の多くが差別を経験し、またその身体状況から物乞い以外で生計を立てることができません。
行動規制が緩和された今も、感染症対策のために彼らは市場や駅、他の街まで出かけて物乞いをすることが許されず、これまで物乞いで得ていた収入(日収100ルピー程度+米など食料)が断たれ、生活が極めて苦しくなっています。
以前こちらのブログでも紹介したように、コロニーに住む人(日雇い労働)の1か月の平均世帯収入は3000ルピー(約4200円)です。この金額で1世帯(4人程度)が生活するのも極めて大変ですが、現在はこの収入がゼロに限りなく近くなっています。
私たちが支援する緊急支援セット(700円)には、1世帯(4名)の1週間程度の食事が含まれます。
たった1週間、されど1週間。
少しでもエネルギーをつけて、感染症に負けないように、この苦境に立ち向かえるように、どうぞご協力、よろしくお願いいたします!
コロニーの人々の声はこちらの動画をご覧ください。
YouTubeにいくつか動画をアップしています!