カテゴリー:NPO法人わぴねす
皆様
ご無沙汰しております。
わぴねす理事のだいすけです。
2019年度のアニュアルレポートをアップしましたので是非ご覧ください。
https://wappiness.org/wp-content/uploads/2020/08/2019AnualReportmini-1.pdf
財務諸表などはこちらにあがっています。
2019年度は
・インターン生が1年間インドオフィスに滞在
・西ベンガル州バンクラ県のハンセン病コロニー11か所、958世帯の現地調査
・口腔ケアプロジェクト
・マイクロローンの新規貸し付け約150万円
・TOTOレンタル台数が6台増加
・緊急食糧支援(572世帯)
などなど思い返してみると盛り沢山な1年間でした。
バンクラ県の全コロニーを調査したことで、コロニーとのつながりも増え、それによってわぴねすがやるべきこと、やっていきたいことなどが見えてきました。
コロニーによって状況が全然違うため、今後は大規模なコロニー(ある程度発展したコロニー)では就労支援を中心に、小規模なコロニーではワークキャンプを中心に、という形になるのではないかな、と考えています。特に就労支援はある程度ちゃんとした、というと語弊がありますが、「働くこと」の意識がしっかりしているところでないと計画倒れになりがちということがこれまでの経験でわかってきました。
逆にワークキャンプは小規模なコロニーで実施することにより、
・成果が見えやすい
・コロニーの人々全員が利益を享受しやすい
というメリットがあります。
1000人規模のコロニーで家を数件直すのは、その対象を選定するのも難しいですし、インパクトも薄いですよね・・・。
現在、新型コロナウイルスの影響でインドに入ることが出来ず、職員はみな日本に戻ってきています。
現地職員を通してできる活動のみを実施しているという形です。
コロニーの人々もいまだ続くロックダウンの影響で満足に働くことが出来ない状態になっています。
そのため、就労支援におきましてはTOTOレンタル料・ローンの回収共に一時停止しています。
コロニーの人々がこれまで通りに働くことが出来、レンタル料などの回収が再開出来るのはいつの日になるのでしょうか・・・・。