なんとマニプールコロニーでもTOTO事業を開始します!〜進捗報告〜 やぎ(インドインターン日記 vol.55)

カテゴリー:インターン生日記 / マニプールハンセン病コロニー / 就労支援事業部

 

こんにちは。やぎです。

昨夜は夜も32度と暑く、寝ることができませんでした、、、。

もはや早く雨季になってほしいです。

 

さて、今日は先日マニプールで行なったTOTOレンタル事業のミーティングやドライバーのインタビューについて1日のスケジュールと共に報告します!

 

ビシュナプールはこちら↓

収入が3倍に?!TOTOレンタル事業をインドハンセン病コロニーでスタート!

TOTO事業の近況報告!なんと収入は倍どころではなかった!!やぎ(インドインターン日記 vol.47)

 

 

 

プロセスとしては、

 

1.村長に連絡し、TOTO事業の説明をする

2.村長が村内で運営している村組織にてドライバーの募集をかけてもらう

3.ドライバーの選出を行なってもらう

4.ドライバーのインタビューを行う

5.村組織と共に集金方法を話し合う

6.契約書を作る

7.TOTOを渡す

 

 

こんな感じです。

 

今は4.5の行程です。

 

 

6/16 9:10am

ビシュナプール駅を列車が30分遅れで出発しました。

 

10:50am

マニプール最寄りのアドラ駅に到着し、TOTOを捕まえてマニプールロニーへ向かいます。

 

駅からマニプールコロニーへはTOTOを使って5分弱。

道中、以前記事にも書いたジョイチョンリーを遠目に確認できます。

 

ジョイチョンリーの記事はこちら↓

 

 

 

11:00am

村長のダスさんに挨拶をして、インタビューをする予定のドライバーを待ちます。

 

 

 

11:30am

はい。待ちます。

 

 

 

11:50am

 

1人目のドライバーが来てくれました。

 

名前はプラシャンタさん。彼は26才独身です。

なんと彼、過去にはムンバイやケララで働いていたそうです。

 

それもソーシャルワーク。

 

迷子になって親元に帰れなくなった子供や、孤児のために活動していたそうです。

 

現在は無職であったため、このTOTO事業に申請したとのこと。

 

 

 

それから15分後くらいに2人目のドライバーも到着。

 

しかし、ドライバーにはなる気は無い。と言われました。

 

 

え?

 

 

彼は、TOTOレンタル料が一日に150ルピーであることが納得できないそう。

そのため今回は申し込みを取り下げるそうです。

 

しかし、気が変わるかも、とインタビューだけはしました(笑)

 

 

名前はランパダさん。彼は27才。

 

彼もまたすごくユニークな方で、なんと3年前までロシアにいたそうです。

 

6年前からロシアにてジャケットを作る仕事をしていたようです。

 

そのきっかけは、募集を見かけての応募。

 

 

案外行けるものなのですね、、、。

 

彼は現在無職で、その3年間で稼いだお金で今は暮らしているようです。

そのため、TOTOドライバーに申請したのだとか。

 

 

ですが、

「どうしても1日150ルピーからは下げられないこと」を伝えると、

「できない」とのこと。

 

 

ダスさんに頼んで、1日150ルピー徴収するという条件を納得する人を選出してもらうことに、、、。

 

 

 

このインタービュー、どうしてやるの??

→TOTO事業をやる前とあとで、収入がどれだけ変わったのか数字で見るためです。

 

 

 

どんな内容??

→家族構成・家族の職や収入から暮らし・家のレベル、学歴など、範囲は広いです。

 

 

 

01:30pm

namaste!つくば支部の6月定例会にてインターン生報告の予定があったので、廊下に移動。

今回はビデオ通話のため、パソコンと携帯を駆使して臨みます。

 

しかし、流石に日本とインド、、、そう上手くはいきません。

 

時間が15分ほど押したところで、ビデオ通話を諦め、通話のみにします。

 

 

しかし日本側の声が全く聞こえない、、。

プレゼンや発表をするとき、相手の顔が見えず、声も聞こえないようなものです。

すごく怖かった、、、、。

 

 

 

02:15pm

 

マニプールにて昼食をいただく。

今日はナスとトマトのカレー。ご飯に、ダル(豆スープ)というラインナップです。

作ってくれたリナさんと一緒に食べました!

 

その後は一緒に皿洗いや片付けをして、家族のことや経済状況のことなど、

色々な話をしました。

 

 
 
02:30pm

本当は村のリーダーを集めてのTOTO事業のミーティングでしたが、揃わず断念、、、。

 

夏のリサーチキャンプのキャンプ地を決めるべく、

ダスさんにウエストベンガル、ボルドワン県にあるコロニーのお話を伺いました。

 

 

 

05:00pm

話し合いは終了。

 

05:35の列車に乗るため、村人にさよならの挨拶をしました。

みんな「あれ?今日は泊まっていかないの?」と聞いてきました(笑)

 

 

次回また20日にマニプールに赴き、今度こそTOTO事業の話し合いをします!

 

 

余談ですが、最近はクリケットのW杯が開催されていますね。

 

そのせいか、帰りの電車では1時間30分の間で、6回もクリケット中のインド人を見ました(笑)

 

 

また寝る前に銃声のような音がなんども聞こえ、怖くなり現地スタッフに電話をすると、

昨日のW杯がインド対パキスタンであったため、爆竹で騒いでるせいでした。

 

 

怖がり損です(笑)

 

 

そんなこんなで、TOTO事業に関してはドライバーのインタビューについてしか報告できませんでしたが、

マニプールでは着々と準備が進んでします!

 

 

私たちインターン生が一時帰国するまでに、

契約書の前段階まではしっかり準備を終わらせたいと思います!!

 

 

ではでは、今後もマニプールでのTOTO事業進捗報告をお楽しみに!

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************