今度は西ベンガル州の結婚式に参加してきました!やぎ(インドインターン日記 vol.155)

カテゴリー:インターン生日記 / インドあれこれ / マニプールハンセン病コロニー

 

こんにちは、やぎです。

 

昨日から別件でゆーきゃんがコルカタに行っているため、現在はビシュナプールのオフィスに一人で住んでいます。

 

一人でオフィスに住んでみるとさみしいかなと思いきや、案外平気です。

 

インドに慣れてしまったんですね。

 

でもむしろ、車の音や動物の鳴き声、変な音楽が1日中聞こえるインドだからこそ、一人でも寂しくなることはないのかもしれません!

 

さて、実は先日またまた結婚式に参加してきました!

 

今回は、どんな結婚式だったのかを報告しようと思います!

 

以前書いたマハラシュトラでの結婚式の記事もぜひお楽しみください。

(記事)

 

上の記事の中でも書いたのですが、インドの結婚式は花婿が花嫁の実家まで車で赴くところから始まっています。

 

1日目:花婿が自身の実家から花嫁の実家へ行く、そのまま結婚式(儀式)

2日目:二人で花婿の家へ移動

3日目:花婿の実家で儀式

 

このような感じ。もちろん長さは様々ですが。

 

西ベンガル州の結婚式

 

今回結婚式を挙げたのは、私たちが活動するコロニーの一つであるマニプールコロニーの一人。

 

それも、コロニーのリーダーであるダスさんの娘モミタ!

 

実はモミタと彼女の旦那さんはインドでは珍しく、恋愛結婚!

 

(インドでは今でも全体の80%が恋愛結婚ではなくお見合い結婚だと言われています。)

 

そんな二人は同じ西ベンガル州のプルリア県出身。

(家はかなり遠いです)

 

そして以前ドゥルガプージャの記事でも書いた通り西ベンガル州はドゥルガー女神の信仰が盛んです!

 

そのためか、今回は至る所でヒンドゥー教を感じさせられました!

 

①花嫁の化粧がドゥルガー女神そっくり

 

 

その美しさと迫力に驚きました!

 

本当に、モミタを見た瞬間ヒンドゥー教の女神が目の前にいる気持ちになりました。

 

②法螺貝をモチーフにした花婿の帽子

 

 

モリモリですね、、。他にも法螺貝を持っている人が2,3人いました。

法螺貝はヴィシュヌ神が上左の手で持っているヒンドゥー教の宝具の一つです。

 

ここがすごい①結婚式でもやっぱり時間にはルーズ

 

 

私たちは午後7時からのパーティーでサリーを着るため午後4時にコロニーに到着。

 

到着した時には既にコロニーはお祭り騒ぎ!!

 

あとでサリー着ようね!なんてコロニーのお姉さんもノリノリ!!

 

二人とも初めてのサリーなのでそわそわ、、

 

午後5時 そわそわ、、

 

午後6時 そわそわ、、

 

午後6時半 あれ?全然着ないな。

 

なんとサリーを着ることができたのは午後6時50分(笑)

 

 

結婚式会場はトゥクトゥクで10分ほどの場所。

 

ここでもう間に合わないことは確定です。

 

しかしなんと花嫁もまだ同じ建物にいました(笑)

 

その後トゥクトゥクで移動。

 

なんと花嫁より早く着きました。(予定時刻はとっくに過ぎています)

 

結婚式でも、やっぱりマイペースなインドでした。

 

ここがすごい②音楽が止まらない

 

 

コロニーに着いた時から音楽がガンガンなっていたのですが、それが鳴り止まない!!!

 

結婚式会場でも小さなステージが目立つところに用意されており、フリーダンススペースとなっていました!

 

普段は全く踊らないボーイズもノリノリで踊っていたため、嬉しくなって私もずっと踊っていました。

 

この音楽、とにかく止まらない。

 

 

新郎が登場してからは、ベンガル音楽だけでなくクラリネットやトランペット、太鼓やマラカスが加わりました!!!

 

私たちは午前1時に会場を離れたのですが、その時もまだ音楽は鳴り響いていました、、。

 

インド人で結婚式会場の近くに住む人は耳栓がないと寝ることができないと思います。

 

最近はビシュナプールでも結婚式フィーバーで、夜中まで音楽がなっています。

 

ここがすごい③夕食が豪華

 

 

今回はLotusというレストランが出店し、夕食が振舞われました。

 

いつでも会場に入ればお皿が出てきて色々な料理が運ばれてきます。

 

 

メニューはこんな感じ。

 

マトンが美味しかったなぁ。

 

 

そして今回初めてパーンを食べました!!

 

食後に出てくる、歯に優しいミントやスパイスが葉っぱに包まれているものです。

 

理事の大ちゃんは「美味しいよね」と言っていましたが、

 

私は口から出しそうになりました、、。

 

ミント?スパイス?が強く、口の中がヒリヒリしました。

 

しかしこれも慣れれば美味しいのかもしれません。

 

ここがすごい④誰も寝てはならぬ

 

 

実はこの結婚式、この日の午前中から始まり、次の日の朝5時まで続きました。

 

つまり、朝5時にモミタは新郎と共に新郎のお家に向けて出発したんです。

 

早いのか遅いのかもはや分からない、、、。

 

翌日私たちは午前8時の列車で帰るため、7時半にはコロニーを出る準備をしていました。

 

みんなに昨日何時に寝たの?と聞くと

 

ほとんど全員から「いや、寝てないよ」と言われました、、。

 

元気だなぁ。

 

そんなこんなで、私たちにとってインターン期間最後になるであろうインド式結婚式が幕を閉じました。

 

モミタだけではなく、女性陣が綺麗におめかししていたり、ボーイズが踊り狂っていたり、村人みんながとても楽しそうにしているのが見れて、本当に嬉しかったです。

 

西ベンガル州の結婚式、どうでしたでしょうか。

 

インドには地域だけではなく宗派でも結婚式が違ってきます。

 

面白いですね。

 

またいろんなインドの結婚式に出席できる機会があるといいなと思います。

 

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