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こんにちは。やぎです。
一昨日まで、避暑のためにコルカタにいたのですが、そこに比べてビシュナプールはすごい暑さです。
湿度が高いためでしょうか、、。
体感温度は47度と表示されますが、それを疑うくらい暑いです。
さて今日は、先日航空券についての記事を書いていた時に思い出した事件を書きます。
それは2018年の8月のキャンプを終え、コルカタから日本に帰る時でした、、
ちなみに予定ではこんな感じ。
この時点で、トランジットの時間の短さに危機感を抱く人もいるかも、、。
約1ヶ月のインド滞在終了、やっと日本に帰れるということでみんな胸が踊っていた。
着いたは着いた。しかし荷物が全く来ない。
あれ?間に合わなくない?という空気が漂い始める。
荷物を担いでダッシュで、カウンターへ。
緊急のゲートから乗らせてくれないか交渉、、したいが全然聞き入れてもらえない。
そう、英語はあまり通じない。(恐ろしい)
やっと意思が通じたと思ったら、間に合わないと言われる。
どうにか当時のリーダーと副リーダーのような人がカウンターに交渉に行く。
なんとか「荷物の遅れによって乗れなくなった」ことが通じ、
代替便を用意してもらうことに。
そこで私たちは7人のグループから、
の2つのグループに分かれた。
②のグループは緊急で、今走れば飛行機に乗れると言われた。
私たちは走ったが、荷物検査で止められ(話が通うじなかった)、
「間に合わないからやめろ」と言われ、カウンターに戻ることに。
カウンターから一緒に人が走ってくれて、荷物検査の人にも話が通じ、
やっと抜けることができた。
そこからも全力疾走。
もう、どうしたらいいのかわからない。疲労で頭が回らない。
とにかくカウンターに戻り、リーダーや理事に連絡が取れないか確認しようとしました。
(リーダーの班、①のグループは無事に飛行機に乗れたようで、会えませんでした。)
カウンターにて電話を借り、理事と連絡を取り、どうにかもう一本代替便のチケットを出してもらうことに、、。
ここからが大変でした。
海外渡航経験の豊富なキャンパーと私が交代で、カウンターにて交渉。
新キャンパーはインドでの疲れ、この状況へのストレスでぐったり。
空気の重さはすごかった(笑)
私たち交渉組はます英語の通じる人を見つけ、事情を説明、
そしてその状況をカウンターの人に伝えてもらい、チケットを発行してもらう。
というやり方をしました。
困り果てた私たちは、中国東方航空のカスタマーセンターに電話をして、日本語の話せる中国人スタッフの方と交渉を始めました。
気付いた頃にはお昼が過ぎていて、2,3時間交渉が続いていたことに気がつきました。
やっと取れた代替便は、次の日の早朝に昆明を発ち、確か上海を経由して帰るものだったと思います。
(もうあまり記憶がない)
早朝便ということで、ホテルを用意してほしい旨も伝えたのですが、
「空港泊をしてください」の一点張りで、ホテルは用意してもらいませんでした。
しかし私たちはほとんど1日寝ていないも同然。
そのため、空港内のホテルへ。
そこは壊滅的に英語が通じませんでした、、、。
お互い翻訳アプリを使い、無言のやりとりが続きます。
そうすると「ホテルは外にある。ここは休む場所で、泊まれない。」
とのことで、空港の外にあるホテルにバスで迎えに来てもらい、向かうことに。
ホテルはもちろん英語が全く通じませんでしたが、案外綺麗ないいホテルでした。
起床し、支払いを済ませ、ホテルから空港に行くバスに飛び乗りました。
本当に帰れるのか?また乗れなかったらどうしようなどと不安ばかり。
空港について、カウンターに行くと、しっかりチケットが発行され、乗れることがわかりました。
ここからは順調に日本まで帰ることができました。
先についたリーダーの班が私たちを持っていてくれていました。
因みに同じグループのサブリーダーの子は、日本に着く直前に飛行機内で高熱・嘔吐の症状が出て、
検疫などを通り、帰国しました。(胃腸炎だったそうです)
そんなこんなで日本には無事に帰りました。
ここでの教訓は(バックパッカーだけかもしれませんが、、)
①乗り換えの時間は少なくても3時間以上のチケットを取ること。
(国際線なら5時間以上)
②遅れることが多い航空会社は絶対無理なスケジュールを組まない。
③田舎の空港で乗り換えがあるときは、(それが国際空港であろうと)
事前に翻訳アプリを入れる。
(もちろんオフラインで使えるよう、現地の言葉と英語をダウンロードする)
④お金があるなら、海外で使えるポケットwifiなどを準備する。
(空港のWifiに頼るのは危険。このときは通じなかった。)
の4つです。
そしてもし何か起こったら、
①カウンターで交渉。
②英語の話せる人をどのカウンターでもなんの職の人でもいいから見つけて状況を説明し、チケットカウンターの人に伝えてもらう。
③ヘルプセンター・カスタマーセンターなどに電話をする。
(カウンターで電話を借りることはできます)
という3つの方法を試してみてください。
そうならないことを祈っています。
皆さんも、ぜひトラブルには気をつけて、快適な旅をお過ごしください。