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みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
最近はコルカタにいましたが、夜になると急な雷雨が多くなりました。
そろそろ雨季がやってくるのでしょうか。
今日は、そんなコルカタでも大活躍の、インドのタクシー配車アプリとその使い方について紹介します!
その名の通り、タクシーを使いたい時に、自分のいる場所にタクシーを呼ぶ(配車する)ことのできるアプリのことです。
日本ではあまり使っている人がいないイメージがありますが、インドでは非常によく利用されています。
好きな時に自分の乗車したい位置にタクシーを呼ぶことができ、タクシーを探す手間も省けるので非常に便利です。
インドでは、観光客がローカルなタクシーやオートリキシャ―を利用すると交渉が非常に大変だったりぼったくられてしまったりすることが多いのですが、この配車アプリを使えばその心配もありません!
アプリのほうで料金を指定してくれるので運転手との交渉も必要なく、乗車前に大体いくら料金がかかるかもわかります。
さらに、配車アプリではGPS機能が使われています!
乗車場所も目的地も地図上で指定することができ、タクシーに乗っている最中も今車がどこを走っているのかがわかるようになっているので安心です。
と、こんな風にメリットがたくさんあるのがタクシー配車アプリなのです!
そして、インドで使われている2大タクシー配車アプリが「Uber」と「Ola」です。
<事前登録>
Uberをさせて利用するには事前にアプリをダウンロードし登録を済ませておく必要があります。
(アプリはGoogleストアやアップルストアでダウンロードできます。)
登録には携帯電話番号が必要です。
日本の電話番号でも登録できるようですが、乗車の際に運転手から電話がかかってくることがあるため、可能であれば現地でも通話可能な電話番号を登録しておくことをおススメします。
Uberにはクレジットカードを登録することができます。
現地であまり現金を使いたくない方、降りる際にいちいち支払うのが面倒な方などは事前に登録を済ませておくと、乗車の際に勝手に料金が引き落とされるため便利です!
登録の仕方
① アプリ左上部にあるメニューを開き、「お支払い」をクリック
② 「お支払方法を追加」をクリック
③ 「クレジットカードまたはデビットカード」をクリック
④ カード情報を入れる
以上になります。
ちなみに登録するのは日本のクレジットカードで問題ありません。
現金やカード決済以外にも様々な支払い方法を追加できるようです。
もちろん、タクシーを降りる際に現金で支払うことも可能です。
<配車をする>
タクシーを呼びたい時には、アプリを開いてピックアップポイントと目的地を入力します。
地図上でピンを動かして位置を指定することもできます。
こちらの位置情報もピックアップポイントも運転手にわかるようにはなっていますが、残念ながらいつもすんなり迎えに来てもらえるわけではありません…。
大きめの道路沿いや目印になる建物の前を指定するなど、ピックアップポイントとしてわかりやすいところを指定するとスムーズにいきます。
ちなみに、目的地の入力欄の右にある「+」をクリックすると、目的地を追加できます。
まず誰かをどこかで降ろして、その後別の場所へ向かう、ということもできるようになっているんですね!
場所を確定すると車両のオプションが表示されるので、希望のプランを選びます。
大体はUberGoかUberPoolを使うことが多いと思います。
前者が一番普通のタクシー、後者は他の乗客との乗り合いプランです。Poolのほうが料金は安くなりますが、時間がかかる場合があります。
どちらも乗車定員は4人までですが、UberXLを使うと6人まで乗車することができます。
プランを選択し終えたら「配車を確定」をクリックすれば配車は完了です!タクシーがくるのを待ちましょう!
運転手の顔写真や名前、ナンバーなどが表示されるので確認しておきましょう。
<タクシーを待つ>
Uberを利用する際に一番大変なのがここです(笑)
すんなり迎えに来てくれれば何も問題はないのですが、なかなかピックアップポイントまでタクシーが来てくれないこともあります…。
たまに運転手から「どこにいるの?」と電話がかかってきますが、英語が話せる人ばかりではありません。
英語で話してみて理解してもらえなさそうなら、「地図を見て!」と伝えたり自分のいる場所をひたすら連呼するなどしてなんとか来てもらいましょう(笑)
また、ずっと同じところから車が動かなかったり、ピックアップポイントまで到着していないのに「着いたよ!」と言ってくる運転手もいます。
そういう時には電話をして「私のいるところまで迎えに来て!」と行ってみると案外きちんと迎えに来てくれます。最初からそうしてほしいですが…(笑)
アプリの地図上に自分の現在地とタクシーの位置や、あと何分で到着という情報が表示されるので、それを見ながら奮闘しましょう(笑)
タクシーが近くまで来たら、ナンバーの下4桁を確認して該当する車に乗り込みます。
ここまで来たらもう後は簡単です!
<タクシー乗車~降車>
タクシーに乗ったらまずは確認のため自分の名前と目的地を伝えましょう。
あとはひたすら目的地まで車に揺られるだけです!
アプリを見ると目的地までの経路や今走っている場所、到着予定時間などを確認することができます。
運転手のスマホにもGoogleマップが表示されており、基本的にはその経路通りに連れて行ってくれるので、あまり迷う心配はないでしょう。
目的地についたら、クレジットカードを登録している場合はそのままお礼を言って降りれば問題ありません。
現金の場合は、運転手のスマホ画面に表示された金額を支払ってください。
これにてUberを使った移動は完了です!
<配車予約>
事前に時間を指定して、タクシーを呼ぶこともできます。
朝早くの移動でタクシーが呼べるか心配、などというときには前日のうちに配車予約をしておくと、大体時間通りにピックアップポイントまで迎えに来てくれます!
こちらのマークをタッチすると配車予約に進むことができます。
あとは時間と乗車・降車場所を設定すればOKです。
<注意点>
Uberでは、配車を確定して一定時間が経ってから配車をキャンセルするとキャンセル料がかかってしまいます。
次回乗車時にキャンセル料が乗車料金に上乗せされて請求される仕組みです。
以前私はUberを使おうとした際、運転手側がキャンセルをしたにもかかわらずキャンセル料をとられたことがありイラっとしました(笑)
また、インドのどこでもUberが利用できるわけではありません。
都市部での移動には非常に便利ですが、田舎に行くと全くUberの車が走っていないことも多いので注意してください。
最後に、Uberの車内はエアコンがガンガンにきいていることが多いので、寒いときは運転手に声をかけて設定温度を変えてもらうかエアコンを止めてもらうようにしましょう。
こちらもインドではメジャーなタクシー配車アプリです。基本的な使い方はUberと同じなので詳しくは省略しますが、Olaの特徴として「Uberよりもよりローカライズされたサービス内容」が挙げられます。
具体的に言うと、車両のプランがUberより豊富で、バイクやオートリキシャ―も配車できるようになっています!
また、Uberのタクシーが走っておらずOlaだけが使えるという街もあるようです。(私が今月上旬に行ったナーグプルはそうでした。)
場所や状況に合わせてUberとOlaを使い分けるとより快適なタクシー移動ができそうですね!
Olaは、使ってみた感じとしてUberよりも頻繁に電話がかかってくる印象を受けました。
マハラシュトラ州ではよくOlaを使っていたのですが、ほぼ毎回電話がかかってきていましたね(笑)
運転手があまり地図を見ていないようで、いつもピックアップポイントと目的地を改めて説明しなければなりませんでした…。
その点においてはUberのほうが優秀といえるかもしれません。
今回はインドでの移動に便利なタクシー配車アプリとその使い方を紹介しました。
アプリを利用してぜひ楽で快適なインドでの移動をお楽しみください!
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インドで役立つアプリはこちら。
ご旅行の際は是非ご活用ください!