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【基本情報】
名前:ポルトゥー・チャクラバルティ(Paltu Chakrabarty)
年齢:84
家族:一人
住んでいるところ:マニプールハンセン病コロニーのOld Age Home (独居老人施設)
今回インタビューしたのは、マニプールハンセン病コロニーに住むポルトゥーおじいちゃん。(ポルトゥーダ)
私たちがコロニーを訪れると、いつも笑顔いっぱいで迎えてくれます!
画面越しではありますが、久しぶりに元気な姿を見ることができ、とても嬉しかったです。
【インタビュー本文】
ーポルトゥーダ、久しぶり〜!今日はいろいろお話聞かせてください。
久しぶりだね。またコロニーに遊びに来てよ!
ー早く会いにいきたいな〜!まだしばらく先になりそうだけど。。
ーさて、これまでの人生について色々聞かせてください。
ーポルトゥーダはいつからマニプールコロニーに住んでいるんだっけ
20年くらい前から住んでいるよ。
マニプールの Old Age Homeに住んでいる人の中では、1番昔から住んでいるんだ。
ーマニプールにきた経緯を教えてください。
若い頃は役者をしていて、演劇や歌うことが大好きなんだ。
でもその後ハンセン病に感染して、皮膚に斑点ができたり、関節に痛みが出たり、
症状が出てきたんだ。
それで地域の私立病院で治療を始めたんだ。治療費は家族が払ってくれていたよ。
村の人たちは(ハンセン病になった)自分を受け入れてくれず、拒否されるようになった。
ゴリプールにある、政府が運営するハンセン病専門の病院に行き、そこでマニプールに住むよう勧められたんだ。
ーマニプールに来てみてどうだった?
コロニーの人々はみんな優しくて好きだよ。
住民だけじゃなくて、Old Age Home のスタッフとも話したりするのが楽しいよ。
音楽を聴いたり、本を読んだり。みんなとおしゃべりをして過ごしているよ。
ー今はどんな生活をしていますか?
今はサラバングラクストコミッティ(西ベンガル地域のハンセン病コロニーを取りまとめる組織)のアドバイザーをしているよ。
歌や踊りなどの文化プログラムに参加しているんだ。
最近は(高齢のため)あまり会議に参加することはできないけれど、
他の人からの報告を聞いたりして情報を集めているんだ。
ー好きなものについて教えてください。
好きな食べ物はダルバート。(豆のスープとご飯と、複数の野菜のおかずなどで構成される家庭料理)
昔役者をやっていたから、今でも歌うことが好きなんだ。
(歌い始めるポルトゥーダ)
↓この曲を歌ってくれました!
ーポルトゥーダ、今日はインタビューに参加してくれてありがとうございました!
またマニプールコロニーで会いましょう!