コカ@マニプールコロニー

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インドワークキャンプ団体namaste! のメンバーが、現地で村人にインタビューを実施しました!

学生インタビュー編 第3弾をお届けします。

 

【基本情報】

名前:コカ・マハト(Koka Mahato)
年齢:65歳
家族:妻、息子2人、娘2人
出身:マニプールコロニーで生まれ育った

 

コカは子どもの頃からマニプールコロニーに住んでいて、今は村内にある小さいお店(ドカン)を経営しています。すごくシャイな性格でインタビュー中何度かいなくなってしまうことも。そんな彼だけど家族のことをすごく愛しているんです。

(※すごくシャイな性格でインタビューの途中で何度かいなくなってしまったので、彼の家族が代わりにこたえてくれた部分がところどころある)

 

【インタビュー本文】
―こんにちは!インタビューに応じてくれてありがとう!
―今日は日々の暮らしや人生について聞かせてください。

―どんな仕事をしていますか?
今はマニプールコロニー内にあるドカンで働いているよ。この仕事は2018年から始めたんだ。それまではパートタイムとしてコールセンターで働いていたよ。ドカンでの仕事の他にも、家業で牛を2匹飼っているんだ。

(写真左にある建物が彼が働いているドカン、右にうつっている牛が彼が飼っている牛)

―結婚はしていますか?
しているよ。昔過ぎていつ結婚したかは覚えてないけどね。お見合いでの結婚だったけど、妻が大好きなんだ。

―他に家族はいますか?
4人の子供がいて、2人の息子と2人の娘がいるんだ。息子1人と娘1人は、それぞれ結婚してこの村に住んでいるよ。住んでいる家は違うけどね。他の2人は他の村に住んでいるよ。

(写真左がコカで、右がコカの妻)

―日々の楽しみはある?
たばこを吸うことかな。でも、やっぱり普通の生活を送ることが好きだな。

 

―子どもの頃の話を聞かせてください。
―子どもの頃、学校に通っていましたか?
行っていないよ。行きたいとは思っていたんだけど、当時は近くに学校がなかったし、父親がハンセン病患者だったしね。

―父親について詳しく聞いてもいい?
もちろん。父がハンセン病にかかったのは彼が子どものころなんだ。昔は日雇い労働をしていたよ。割と前に亡くなっちゃったけどね。

 

―そうだったんですね……差別について少し聞いてもいい?
いいよ。

―ありがとう!
―コカはマニプールコロニーで生まれ育ったみたいだけど、差別を受けたことはある?
マーケットではあるよ。昔はマニプールコロニーにはたくさんのハンセン病患者がいたしね。でも今は差別はないよ。

―これからもハンセン病に対する差別や偏見がなくなるといいですね。

―次の質問に移るね。人生で大切にしているものは何ですか?
今はドカンでのビジネスが一番大切だね。家族が一番大事だから!

―最後に、これからの夢はありますか?
家族のためにもっと良い家を作りたいんだ!そのために仕事をしてお金を貯めているよ。

 

シャイだけど家族想いなコカでした。インタビューありがとう!