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インドワークキャンプ団体namaste! のメンバーが、現地で直接村人にインタビューを実施しました!
学生インタビュー編 第2弾をお届けします。
【基本情報】
名前:バリカ・シング(Balika Singh)
年齢:45歳
家族:夫・娘3人
住んでいるところ:ビシュナプールハンセン病コロニー
今回インタビューしたのは、ビシュナプールハンセン病コロニーに住むバリカ・シングさん。
美人3姉妹のために頑張る、優しいお母さんです。
快くインタビューに応じてくれ、生い立ちなど色々教えてくれました。
【インタビュー本文】
―インタビューに応じてくれてありがとう。今日は、よろしくね!
―早速だけど、バリカはビシュナプールで生まれ育ったの?
そうだよ!
―今は誰と暮らしてるの?
夫と、16歳、10歳、8歳の3人の娘と一緒に暮らしているよ。母は、同じコロニー内で1人暮らししているわ。夫は8年前、マーケットに買出しに行く途中に、コロニーの前の道路で車と大事故に遭い、足をケガして歩けなくなっちゃったの。
―それは、大変だったね。
―バリカは、子どもの頃学校に通ってたの?
私は、プライマリースクールまでしか通えなかったわ。5歳の時に、父が亡くなって貧しかったからね。でも、娘3人は私立学校に通って、本当に勉強を頑張っているわ。TOTO(電動三輪自動車)で学校まで通っているから、それにお金も必要なんだ。
―立派な娘さんたちだね!
TOTO代とかは、どうやって稼いでいるの?
3人の娘と、夫のお世話をしなければならないから、物乞いはできないわ。
だから、コロニー内で小さなドカン(商店)を開いて、お金を稼いでいるの。
―ドカンでは、どれくらい稼げるの?
売り上げは、こんな感じ。(※以下の表を参照)
仕入れ値(Rs.) | 売り値(Rs.) | 利益(Rs.) | |
ビスケット | 50 | 56 | 6 |
シャンプー | 13 | 14 | 1 |
たまに、お客さんが来るわ。
―政府や民間の組織から支援は受けているの?
政府から、5人に対し、28kg/月の米が支給されているわ。コロニー外の人が不定期にRs. 100~200くらいくれることがあるんだ。そのRs.100のうち、Rs.50を米、野菜等食費に充てて、Rs.50をドカンの仕入れに使っているの。
―今困っていることはある?
ドカンの事業を拡大させたいと考えているんだ。そのためには、Rs.5,000ほど必要なんだ。
―話題は変わるけれど、今でも差別を受けることってあるの?
「来るな」「触るな」と扱われることもあった。でも、なかには助けてくれる人もいたよ。
―そうだったんだ。
―今日はインタビューに応じてくれてありがとう!