カテゴリー:インターン生日記 / インドあれこれ / マニプールハンセン病コロニー
お久しぶりです、やぎです。
最近はバタバタしていて、全くブログが書けませんでした、、、。
1月はビザ取得のため一時タイに滞在したり、高熱・嘔吐により入院したりしていました。
そんなこんなで、1月はあっという間に過ぎ、もう2月になってしまいました。
実は諸事情により帰国するのが2月13日になりました!
そのため、予てからの夢だった鳥を裁くことを、やってきました!!
今回はマニプールのOld age homeで鳥をさばきました。
アドラ駅前に9時に集合という約束を取り付けたため、
私たちがオフィスを出たのは6時半です、、
眠い目をこすりながら駅に着くと、
恐る恐る村人に連絡をすると
「あ、さくら今どこ?え、いる?向かうね!!」
集合は9時って誰が言ったんだ!!!!!(笑)
そんなこんなでみんなで鶏を買いに行きます。
来たのはマニプールの近くの鳥屋さん。
こんな感じで鳥を注文して、、、(静かなもんです)
今回は5kg分の鶏を購入しました!
金額は460ルピー!(およそ718円)
鳥は、まず脚を持って宙吊りにし、頭を棒で殴り殺します。
頭を殴ると、鶏がビクビクと震え、最後はぐったりとなって動かなくなります。
次は羽を抜きます。
死んだ鳥を熱湯に入れ、羽を抜きやすくします。
これ、驚くほど簡単に抜けるんですよ。
ただ、ブチッブチッという音が嫌なくらいでます。
お姉さんと一緒に談笑しながらやっているので、なんだか不思議な気分でした。
突然、ゴボルドンが某政党の横断幕を持ってきたかと思えば、
折りたたんで床にしき、丸裸の鶏と鉈、インドの包丁をその上に乗せました(笑)
まずは頭を鉈で落とし、骨を適当に切り、そしてインドの包丁で小さく切ります。
頭って、案外ころんと取れるんですね。
私は主に細かく切る方を担当したのですが、皮が切りづらい!!
それに、油のせいでヌルヌルしています。
とにかく切りづらい!!!!
苦戦していましたが、コツを掴むと無言で黙々とやることができます。
一番感動したのは、お腹をガバッと開けると、内臓がたくさん出てくること。
普段綺麗に揃った内臓を見ることがなかったため、
「内臓ってこんなに綺麗なんだ」と感動しました!
血でテカテカしていて、適当な配置のままどろりと出てくる姿、、、、綺麗。
思わず肝臓とパシャリ。
細かく切り終わったら、水で洗います。
最初は血で水がピンク色になるのですが、だんだん色もつかなくなります。
洗い終わったお肉を油たっぷりの鍋に入れて、カレーにします。
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周りにはヤギ、犬、おじいちゃんと、とても和やかな環境でした。
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この時檜山さんとも話したのですが、
このOld age homeはおじいちゃんが結構自由に歩き回り、喫煙し、スタッフに絡みにきます。
そんな日本では嫌がられそうな環境でも、スタッフは笑いながら楽しそうに対応しています。
これってすごく幸せなことなんじゃないかなと思います。
そのおかげか、ここに住むおじいちゃん・おばあちゃんはとても元気です。
さて、そうこうしていると、ついにカレーが完成!!!!
おじいちゃんおばあちゃんも喜んでくれました!
私たちも食べさせてもらいましたが、これが本当に美味しい!!
ばくばく食べてしまいました!
そんなこんなで、ついに、鶏を捌いてきました!!
協力してくれた村人のゴボルドン、ジョゴット、ビシュワナス、檜山さんには感謝しかありません!!!
これからこの経験を活かして、日本でも鶏を捌きたいと思います!(笑)
私のインターンはこれで終わりですが、インド、マニプールには行き続けるつもりです。
その時にはまたブログでご報告できればと思います!!
1年間、私たちインターン生のブログにお付き合いいただき、ありがとうございました!