インドで御目に掛かることが出来る動物!猿には気をつけろ!やぎ(インドインターン日記 vol.159)

カテゴリー:インターン生日記 / インドあれこれ

 

こんにちは、やぎです。

 

毎投稿で言っている気がしますが、最近本当に寒いです。

 

毎日起きてから寝るまで上はヒートテック、スウェット、ウルトラライトダウンを着て、下は裏起毛のスウェットか、レギンスと生地の厚いアリババ、そしてもこもこ靴下を履いています。

 

またここ最近になって朝は霧が濃く、8:30くらいになってやっと外が見えます。

 

それまでは真っ白で3m先の電柱も見えません。

 

そのためかインド人の朝もゆっくりになっていて、最近の朝はインド人の牛を急かす声ではなくトロピカルな鳥の鳴き声で起きることができています。

 

この点だけ、冬いいなと思いました。

 

さて、今日はそんなインドで普通に街中で見る動物を紹介します。

 

本当に動物が出るの?

 

信じられないかもしれませんが、本当に出るんです、、。

 

私は7月に一時帰国しましたが、その際

 

「あ、そっか、日本は牛とか歩いてないのか」

 

と思いました(笑)

 

そのくらい普通に動物がいます。遭遇どころではないです。共生です。

 

 

観光地は大丈夫? そんなの嘘です。

 

観光地ならではの動物がいます。

 

 

都会なら大丈夫? これも嘘です。

 

都会にもクジャクがやってきたりします。

 

 

そんなこんなで、今日はインドでよく見る動物とその危険度を1-5で表したいと思います。

 

 

①ウシ:危険度2

 

なぜか牛に襲われがちです、、

 

生息地:主に田舎

危険度:2

人々の注目度:ほとんどなし

 

 

「牛は神様の乗り物だから神聖、ヒンドゥー教は食べない」

 

なんて言われていますが、実際その扱いは雑です。

 

牛飼いは普通に棒で牛を叩きますし、TOTOの運転手は邪魔な時にクラクションをたくさん鳴らしたり、手で叩いたりします。

 

以前果物屋のリンゴを牛が2,3個ぺろっと食べてしまったことがありました。

 

「まあ神聖な動物だし、しょうがないのかな。何かしてもリンゴ戻ってこないし。」

 

と思っていたら、

 

店主は怒って牛を叩いてました(笑)

 

じゃあ最初から寄せ付けなきゃいいのに、、、。

 

牛がそこにいることは誰も気にしませんが、邪魔な時など被害を被った時は容赦無く叩きます。

 

路上にいる牛はほとんど誰かの飼っている牛なんですけどね、、。

 

 

〜危険度が2の理由〜

 

大きな牛!ツノ!(私は152cmです)

 

それはこの大きなツノ!!! 

 

牛は時々興奮して走ったりするので、これで突進されたらひとたまりもありません。

 

そのため、危険度は2にしました。

 

 

②ヤギ:危険度1

 

生息地:主に田舎

危険度:1

人々の注目度:皆無

 

 

ヤギもよく見ますね。

 

子ヤギが生まれると人々の注目度は上がります。

 

ちょうどこの冬の季節、子ヤギが生まれているのをよく見ます。

 

可愛いからついつい近くの草をあげるのですが、噛まれそうで怖いです。

 

特についてきたり突進されたりすることはほとんどないため、危険度は低めです。

 

ちなみにインド人はマトンと読んで食べたりします。

 

コロニーでも食べるためにヤギを飼っている人をよく見かけます。

 

 

③ブタ:危険度1

いつもドロドロです

 

生息地:主に田舎、水(泥)のあるところ

危険度:1

人々の注目度:皆無

 

 

豚は、牛や山羊よりは珍しいです。

 

私も今までオフィスの周りとナバジバンプールコロニーでした見たことがありません!

 

ヤギ同様、涼しくなった頃に生まれたての子豚をよく見ます。

 

いつも近くに行くとすぐさま逃げられるのですが、時々突進するかのようなそぶりを見せることがあります。注意です。

 

インドでは、ほとんど豚を食べる人に会ったことがありません。

 

なぜ豚が路上で増えていくのでしょうか、、

 

他の動物とは違い、みんな野生なのでしょうか。

 

 

④サル:危険度5

これはアジャンター石窟寺院の猿。怖かった。

 

生息地:田舎、都会、観光地、全て

危険度:5

人々の注目度:最高レベル

 

 

こいつです。どこにでもいて最も恐るべき動物は!!

 

以前アジャンター石窟寺院に行った際は、ビニール袋を持っているだけで襲い掛かられました!!

 

また最近も、歩道橋が混み合っていてなかなか進まないと思ったら、猿が階段にたむろしていて、インド人がそれを避けつつ用心してゆっくり進むためでした。

 

怒っていたインド人も、混み合う原因が猿だと知った瞬間、インド人は

 

「あ、猿か、、じゃあしょうがないね、、、」

 

というような反応!

 

猿って怖いんです、、。

 

そんな猿、どこにでも出ます。

 

猿に遭遇した時は、目を合わせない!!(引っ掻かれます)

 

食べ物を隠す!または捨てる!(飛びかかってきます)

 

ビニール袋はバッグに入れる!(食べ物が入ってなくても飛びかかってきます)

 

窓は閉める!(窓から侵入されます)

 

普通の布のリュックは大丈夫です。特に山間に行く際や田舎に行く際は、買ったものはリュックにしまっておくことを推奨します。

 

 

⑤イヌ:危険度4

オフィスの前の子犬。動くの早すぎてボヤボヤです。

 

生息地:田舎、都会、観光地、全て

危険度:4

人々の注目度:普段は特になし。近くに寄ってくると声で追い払う。

 

 

猿同様、犬もどこにでもいます。

 

しかし猿ほど怖くはありません。

 

襲いかかってくることは稀だからです。

 

尻尾を踏んじゃったとか、美味しいものをあげちゃったなどが無い限り、噛まれたり、

ついてきたりはしません。

 

ただ、もし噛まれたら大変です。もちろん哺乳類全般に言えることですが、狂犬病に感染してしまう可能性があります!!!

 

しかし、そんな恐ろしい犬ですが、この寒い季節、子犬がたくさん生まれるんです。

 

そうするといつもは犬を厄介払いするインド人も、びっくりするぐらいメロメロ。

 

子犬がネットに引っかかっていたら助けてなでなで、

 

子犬に残飯をあげがち、

 

子犬のそばを通るときは「わんわーん!!」とちょっと鳴いてみるなど、

 

犬にこんなメロメロになる!?と驚くばかりです。

 

 

⑥クジャク:危険度1

 

 

生息地:特定な場所はない?

危険度:未知数

人々の注目度:いたら写真を撮るくらい

 

 

クジャク、いるんですよ。

 

さすがインドの国鳥ですね。

 

私は今までのワークキャンプも含めると1年間弱くらいはインドにいますが、実際にクジャクを見たことがあるのは一度だけ。

 

早朝に列車に乗っていると、何も無い原っぱに、ポツンとクジャクがいたんです!!

 

朝日と緑の草はらと、クジャク、美しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました、、。

 

実はクジャクの目撃情報は、都会のデリーでも。

 

高層ビルのベランダにクジャクが!なんてことも耳にしたことがあります。

 

案外インドでは珍しいことでもなさそうですね。

 

 

さて、そんなこんなで、インドでは様々な動物に遭遇(ほとんど共生)することができます。

 

もちろん楽しいのですが、上記のように怖いこともたくさんあります。

 

動物に遭遇した時は、あまり近づきすぎず「これがインドか」とぜひ楽しんでください!

 

 

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