こんにちは、やぎです。
最近は毎日朝にドーサを食べます。
私が一番好きな南インド料理です。
見た目はかなり大きいんですけど、ペロリと食べてしまいます。
なぜなら、実は中身はほとんど空洞だから!笑
潰したじゃがいもと玉ねぎ。スパイスを一緒に炒めたものがパリパリの生地に包まれています。
あまり辛くないですし、本当にとても美味しいので、インドに来た際のインド料理への耐性付けとしてぴったりじゃないかなと思います。
あんまりお腹壊した話は聞いたことがないですから。
さて、今日はインド人女性がよくしている鼻ピアスを紹介します!
鼻ピアスはいつ生まれたかはよくわかっていないようです。
しかし、当時のインドでは
「左の鼻孔は女性の生殖器官を司るため、そこにピアスをつけることで月経痛や出産時の痛みを軽減できる」
というように考えられていたようです。
さすが病気治療よりも健康維持、健康増進を主な働きかけとするようなアーユルヴェーダや、ホメオパシーなどが信じられ、使われている国ですね。
ちなみに耳のピアスも早いうちに開けます。
これは、耳のピアスが子供を悪魔から守るための装飾だと考えられていたためです。
鼻ピアスが生まれたのが月経痛や出産時の痛みの軽減ですから、やはり女性に、かつ結婚・出産に関係しています。
インドの女性は結婚式にて大きな鼻ピアス「ノーズティカ」をつけます。
ノーズティカがないと花嫁じゃないとまで言われるそう。
そんなノーズティカは形も色も様々。
直径5cmくらいのものや小さなもの。太いものや細いもの。
個人的には色はゴールドやシルバーのものが多い印象です。
インド人の友人に確認したところ、10-13歳で鼻にピアスを開けるそう。
幼い頃に開ける理由は、子供の頃の方が皮膚が薄く痛みが少ないから。
人によっては開けた時の痛みがひどく、血が出ることもあるそうです、、。
開ける際は、病院で開けるか、鼻ピアスをしている年上の女性にピアッサーを使って開けてもらうそう。
また、時々コロニーの子供たちが鼻ピアスの穴に木の棒を突き刺しているのを見かけていたので、それについても聞いてみると、、
「あれはニームの木の枝で、ニームには抗菌作用があるから、みんなピアスをした後その穴に刺しているんだ。」という答えが返ってきました。
ニームとはインドでは歯磨き粉や肌荒れなど健康や美容に幅広く用いられている木です。
コロニーではいまだにニームの木を割いて歯ブラシがわりにしているおじいちゃんおばあちゃんがいます。
実はわぴねすの理事梶田もニームオイルを肌に塗っています!
私も以前使わせてもらったのですが、オイルは焼肉の匂いがする、、、
でも数日間続けると、肌の調子はとてもよくなりました!!
ニーム、ぜひ試してみてください。
現代では、月経痛や出産の痛みを軽減するような意味合いを持って鼻ピアスをする女性はいません。
みなさん「美しさ」を求めて鼻ピアスをします。
結婚式でない時は、シンプルな宝石一つのピアスなどをしています。
インド人の男性の友人も、「鼻ピアスは美しい。好きだよ。」と言っていました。
そのため「おしゃれだけの意味ならば、あなたもやってみたいとは思わないの?」
と聞いたところ、ひとしきり笑った後に
「あれは女性がやるもの。男はやらないよ。冗談言っているのかと思った」
と言われてしまいました笑
インド人からすると、男性が鼻ピアスをするのは、私たちにとっての男性がスカートやワンピースを履いているような感じなんでしょうね。
少し違和感がある感じでしょうか。
しかしもちろん男性だからと言ってピアスをしないわけではありません。
男性用のピアス(イアリング)は売っています。
シンプルで可愛かったので私も最近買ってしまいました!
インドの路上で買うことのできる安いピアスは60-150ルピー、高くても250くらいのイメージです。
安いですよね。インドのピアスは安くて可愛いものばかりです。特にエスニックなものが好きな人はインドはピアス天国だと思います。
さて、インドの鼻ピアス・イアリング事情の紹介でした。
ぜひインドに来た際は美しい鼻ピアスや安くて可愛いピアスを楽しんでください!