こんにちは、やぎです。
今日でNimpuraコロニーでのリサーチの前半戦が終了します。
バタバタした前半戦でしたが、無事ノルマはこなせそうで、一安心です。
さて、今日はそんなNimpuraコロニーでのリサーチの中間報告をしたいと思います!
場所:コルカタから100kmほど内陸
最寄駅:Girimaidan station/Kharagpur station
人口:1000人以上(未だリサーチ中なので正確ではないですが、このくらいかと)
世帯:250-300
コロニー内部には、潰瘍ができた回復者のための包帯を提供する施設や、水場、塾など、寄付によってできた施設・設備がたくさんあります。
Nimpuraハンセン病コロニーの周りには、なんと200-250世帯ほど家族が暮らしています。
ここ15,16年間で増えたそうです。
彼らはハンセン病コロニーの周りの土地を買い、自分で家を建てて暮らしています。
コロニーの人々曰く、彼らは隣にハンセン病コロニーがあることは知っていて、引っ越してきたそう。
その家々の豪華なこと、、、!
まるでコルカタです!!
しかも、Nimpuraハンセン病コロニーのリーダーがこの周りの土地も管理しているらしいです!
ということは、Nimpuraコロニーのリーダーは約550世帯を管理していることに。
恐ろしい数ですね、、。
コロニーの中には、月収が2,2000ルピーの人や、家がコンクリート造り(まるでコルカタ)の人など、普通の村でもなかなか富裕層だと言える人々がいます。
しかし中には壊れた家を直せず家を借りながら生活している人や、壊れた屋根を治すお金がなくて屋根をシートや布で覆っている人も。
また、息子や娘を、大学や職を得るためのトレーニングセンターに通わせている家があれば、
21歳だけど学校に通ったことがないので時の読み書きすらできない家や、お金がないので学校には行かせず子供を働きに出しているという家もありました。
綺麗な服を着て、カチューシャをはめてバドミントンをする子供、ボロボロの服を着たおばあちゃん、
いろんな人がいました。
このように、このコロニーではコロニー内の貧富の格差が一目瞭然でした。
いろんな寄付があることはあるのですが、それが偏っているのではないか?と疑ってしまうような状況です。
しかしこのリサーチはまだ半分も終わっていません。
後半戦がまだあります!!
そこでよりコロニーのことを知ることができるよう、精一杯リサーチしてきたいと思います!!
次回もお楽しみに!