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こんにちは。やぎです。
相変わらず湿度と気温は高いです(笑)
夜にちょっと寝れないのが辛いですね、、。
さて、今日は先日観光してきたアジャンター石窟寺院について書きたいと思います!
1819年にイギリス人の軍人によって偶然発見されたと言われています。
虎狩りに出かけて虎に襲われ、渓谷に逃げこんだところ壁画や仏像を見つけたようです。
掘削は前1世紀のサータヴァーハナ朝によって始まり、
4世紀ごろはグプタ朝時代その従属国家であったヴァーカータカ朝のもとで行われ、
6世紀中頃まで続き、何らかの事情で開削が終わり、仏教の衰退と共に忘れ去られました。
インドのちょうど真ん中あたり、マハラシュトラ州、デカン高原西側の山中の峡谷に面した断崖の中腹に
29の石窟がつくられています。
アジャンター石窟寺院はそのギリシャの影響が見られないグプタ様式の壁画や仏像が特徴です。
インドのグプタ朝時代に生まれた芸術様式。ギリシア的要素は一掃され、純粋なインド風の表現とされる。
特に仏像では繊細な衣の襞をまとい、手足の輪郭を強調するのが特徴で
中央アジアのバーミヤンなどを経て北魏時代の雲崗などに伝わった。
引用元 https://www.y-history.net/appendix/wh0201-077.html
私たちは、オーランガバードのセントラルバススタンドから出ている
ツアーバスにてアジャンター石窟寺院に行きました。
そのバスが8:30に出るということなので、バス停に向かいます。
運転手や乗客、とにかく周りの人に聞きまくって青いバスを見つけ、乗り込みました。
往復の値段は695ルピー(1100円くらい)
ちなみにAC付きで車内は綺麗です。
またその日は土曜日だったのですが
私たち以外に3人しかお客さんがおらず、車内は雰囲気が良かったです。
最近同じバスを利用した人に話を聞いても、車内には10人もいなかったそうです!
なんだか揺れがすごかったのですが、長い時間止まっているので目を開けるとみんな降りるそう。
えーーーー!!!
違うバスが用意されているということで、移動することに。
「このバスよ!」
と言われ乗り込むと、
中にはたくさんの人が!
それにACがない!!!!
そのバスに揺られること30分くらい。
アジャンターの近くのショッピングプラザに着きました。
そこではコルカタで見るような客引きの嵐。
客引きに付いていったお姉さんは「もういい」となんども言っているのに手に商品を持たされていました。
(恐ろしいな)
そこを抜けてからは、アジャンター石窟寺院の麓に行くバスに乗りました。
チケットカウンターの壁。 この建物の中でボディチェックを済ませ、チケットを買います。
そこから10分ほどバスで行くと、アジャンターの入場券を買う場所に着きます。
そこにはチケットカウンターの他にレストランがあります。
外国人料金は700ルピー(1100円くらい)
ちょっと高いな、、。
と思いつつも前からどうしても行きたかったアジャンター。
期待を胸いっぱいにお金を払いました。
そしてアジャンター石窟寺院はというと、、、
アジャンター石窟寺院に行く道。左手には階段も。緑がたくさんです。
ついに見えてきた!もう世界ふしぎ発見!の気分です。
綺麗な壁画たち。色がこんなに残っているなんて、、。
仏像。中は涼しく神妙な空気。
そしてストゥーパ!!これが本当に見たかった!!船底のような天井に大きなストゥーパが一つ。壁画も綺麗でした。
違う石窟にももちろんあります。これは比較的小さめ。
石窟の外を歩いている途中でも、こういうものがゴロゴロ。
最も有名で大きな石窟。中のストゥーパ、仏像、そして壁画は必見。 ストゥーパを囲むように仏像が彫られています。
このような感じで、感動しっぱなしでした!
ここには紀元前1世紀からの人工物があると思うと、その時代を旅しているようでとても楽しかったです。
またその時代によって仏塔であったり仏像の色の違いまで感じられたような気がします。
そして肝心の壁画。
なんと法隆寺金堂の壁画のモデルになったとも言われているんですよね。
2000年以上前の壁画がここまで鮮やかに残っているなんて、、と感動しっぱなしでした。
面白かったことといえば、「お猿さん」がたくさんいたこと!
なんと猿がたくさん住んでいるんですね。
そして何か食べ物を持っていると分かれば、すぐさま飛んできます!!
「あ、猿」
と思った時にはもう遅いです(笑)
もしアジャンターに行かれる際は、観光を楽しみつつも猿には気をつけてください!