インドハンセン病コロニーは、ハンセン病回復者(第一世代)、その子ども(第ニ世代)、その孫(第三世代)が暮らしています。
インドは、世界でも珍しく国を挙げての隔離政策を行ってこなかったため、多くのハンセン病回復者は、ハンセン病回復者どうしで結婚し、子どもを出産し、家族を形成しています。 インドハンセン病問題の恐ろしいことは、ハンセン病回復者だけでなく、彼らの子どもや孫にまで差別の連鎖が及んでしまうことです。ハンセン病に罹患したわけではないのに、ハンセン病コロニーで生まれ育ったというだけで差別の対象となります。
各世代ごとに左記のような特徴が挙げられます。