みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
インターン日記シリーズもついに50投稿目を迎えました!めでたい!!
さて、以前こちらのブログでインターン生の一日を紹介しましたが、あの日はオフィスワークが中心の一日でした。
そこで今回紹介したいのは、ほとんどオフィスに滞在している時間がないくらい忙しかった一日!
ここまで慌ただしかった日は初めてかもしれません…(笑)
さらに、インターン生2人は大体いつも一緒の仕事をしているので分かれて行動をすることはあまりないのですが、この日は珍しく別行動でした。
そんないつもとは少し変わった一日をお楽しみください!
この日は朝起きた時点でいつもとは違う日でした。
なぜなら、前日夜にマニプールコロニーで今夏にスタート予定のTOTOレンタル事業のミーティングがあったため、そのままコロニーで一泊させてもらっていたのです。
というわけで私たちの一日はコロニーでスタートしました。
朝起きたときにびっくりしたのが、寝ているベッドの上をアリがたくさん歩いていたこと!
そっとベッドから降りてそれ以降はベッドにあがりませんでした…(笑)
ここから2人の別行動が始まります。
まずはやぎの動きを見てみましょう。
朝8時、やぎはマニプールを後にしてピアルドバコロニーへ向かいます。
TOTOレンタル事業と同じく就労支援として実施している、マイクロローン事業の進捗確認と集金をするためです。
村人(ノヨンくん)のバイクに乗せてもらい駅へ向かうとすでに列車は到着済み。
あまり時間がないのに、チケットカウンターには長蛇の列が!
これはやばい…と思い始めたところで、偶然にも列の前のほうに村人(別のノヨンくん)の姿を発見しました!
行き先を聞いてみるとなんと同じピアルドバ!これは奇跡です!
彼の分と一緒にチケットを購入してもらい、無事に列車に乗ることができました。
列車はほぼオンタイムでピアルドバに到着。
そこで現地スタッフの男性と女性と合流し、TOTOに乗ってコロニーへ向かいます。
ピアルドバまで一緒に来たノヨンくんも一緒にTOTOに乗ったのですが、そこで彼の身の上話を聞けました。
実はピアルドバコロニーには彼の父の姉が住んでおり、ノヨンくんの学校やボーイズホステルの手続きをすべてやってくれているそうなのです!
楽しく話をしながらTOTOに揺られているうちにコロニーに着きました。
村人に挨拶をして、ローンを提供している村人に話を聞いたり、お金を回収したり、ノヨンくんの父のお姉さんの家にもお邪魔しました。
ピアルドバコロニーの村人はみんな働き者で、この日もとても忙しそうにしていました。
迎えのTOTOがくるのは12時。それまで少し時間があったので、村人がローンを使って始めた養鶏場を見に行くことに!
なんと、近頃の暑さのせいでたくさんの鶏が死んでしまったとのこと…。悲しい…。
しかしこの事態を受け、彼らは自分たちで養鶏場を涼しくする方法を考えみんなで実行していました!
素晴らしい対応力です…!
ピアルドバをあとにして駅に到着しました。
なんと体感温度は驚異の50度。もはや意味がわからん。
しかも全然列車が来ない。結局1時間遅れて13時に来ました…。
ちなみにピアルドバは私たちの住むビシュナプールから列車で一駅です。
AM9:00
さて、一方の私はといえば、マニプールに一人残り別の仕事をすることに。
TOTOレンタル事業でTOTOを貸し出すドライバーに対して、家族構成や収入の状況、コロニーでの生活について調査を行いました。
約束の時間は朝の9時。
時間ちょうどに指定の場所に行くと、そこにはまだ誰の姿もありませんでした(笑)
しかし(悲しいことに)そんなことは予想の範囲内。
調査の準備をしたり、コロニーのリーダーであるダスさんの奥さんとおしゃべりをして待っていると、やっと1人目の村人が現れました…。
なにはともあれ1人目への調査を開始。
私はそこまでベンガル語が話せるわけではないので、ダスさんに通訳をお願いして調査をしました。
しかしダスさんは他の仕事もあるようで、たびたび電話がかかってきたり他の人に話しかけられたりで全く調査が進みません(笑)
さらにこの時点で現場にいたドライバーはたったの2人。調査予定なのは6人。あとの4人は…?
もともとこの日で調査を完了させる予定でいましたが、つたなすぎるベンガル語で質問をしながら「これは今日終わらせるのは無理だな…」と悟っていました(笑)
時間の関係もあって、この日はあとから顔を出してくれたもう2人のドライバーと合わせて4人に対してだけ調査を行いました。
調査をしていて驚いたのは、みんな家族の誰かがハンセン病快復者だったということ。
むしろ本人もハンセン病罹患歴があるという人もいました。
私はマニプールでのキャンプに参加したことがなかったのですが、インターンに来てから何度か訪れてみて、他の村と比べても圧倒的に快復者の数が多いなという印象を受けました。
しかし、調査した人の家族の中で後遺症が残っている人はゼロ。
マニプールには、ハンセン病の罹患歴があっても後遺症が全く残っていない人も多いのだと、この調査をしていて気がつきました。
今まで知らなかったこともいろいろ知ることができ、非常に楽しく調査ができました!
列車の時間が迫っていたため、村人のバイクに乗せてもらい駅へ。
チケットを買って列車に乗り込むと、なんとガラガラ!
びっくりするくらい人がいない…。
いつもは席に座れないくらい人であふれかえっていることが多いので、逆に不安になってしまいました(笑)
なにはともあれ、ビシュナプールへと戻ります。
二人ともほぼ同じタイミングでオフィスに帰宅しました。
ゆっくりシャワーでも浴びて昼寝がしたいな…というのが正直なところでしたが、そうはいかなかったのがこの日。
実は3時の列車でコルカタに向かうことになっていたため、急いで出張の準備をしなければならなかったのです…。忙しい…。
バタバタと慌ただしく準備をし、時間がない!急げ!と思いつつオフィスを出ました。
ここがこの日一番のやらかしポイント。
列車の運行状況を確認せずに出発してしまったのです。
この行為が私たちを苦しめることになるとは、この時の私たちは気づいていませんでした。
無事駅に到着。
そこで初めて運行状況を確認すると、なんと1時間遅れで運行中!
早めに出てきてしまったので、非常に暑いなかで長時間列車を待つ羽目に。トホホ…。
しかし嬉しいことに、偶然ビシュナプールコロニーの村人(ピントゥーくん)に出会いました!
彼も同じ列車に乗るようで、「1時間も遅れてるね…」などと話しながら列車を待つことに。
結局1時間以上遅れてやってきた列車に乗り込み、私たちはコルカタへと向かうのでした…。
唯一の救いだったのが、この日予約していた車両がエアコン付きだったこと!
これでエアコンなしの車両だったら間違いなく力尽きていたでしょうね…(笑)
快適な列車に揺られコルカタに到着した時にはもう夜の8時でした。
すぐさまタクシーに乗り込み、居候させてもらう職員酒井さんの家へと向かい、ご飯を食べて就寝。
これにて、インターン生の忙しく長い一日は終わりです!
今回は、以前紹介した一日とはガラッと違って忙しい一日を紹介しました。
なんだかすごく長くなってしまいましたね(笑)
ここまで仕事も移動も多い日はなかなかありませんが、毎日楽しく、時にはヘトヘトになりながら充実した日々を送っています!
体調を崩さないようにしっかり休養も取りつつ、これからも毎日頑張っていきたいと思います!!