わぴねすがNHKにて放送されました!〜インドの村でNGO活動やってます〜

カテゴリー:NPO法人わぴねす

みなさん、
ご無沙汰しています。かじこです。
お元気ですか?

 

Facebookやtwitterで、広報させていただいておりましたが、先日(3/23)のNHK BS 朝のニュース番組でわぴねすの特集番組が放送されました!

 

キャッチ世界のトップニュース〜朝一番 世界をつかむ〜

 

ご覧いただいた方、朝のお忙しい時間の中、ありがとうございました!

 

3月の初旬に、マニプールハンセン病コロニーとビシュナプールハンセン病コロニーの2箇所で4日間をかけて取材して頂きました。テレビ取材は始めてだし、その直前までマラリアか?!と思うほど体調を壊していたので、色々な意味でヒヤヒヤドキドキしましたが、どうにかなって本当によかったです。号泣

 

〜インタビューを受ける村人の様子〜

 

 

取材の中でとても印象的だったことは、ビシュナプールハンセン病コロニーで現在学生メンバーが主導している進学応援プロジェクトで大学進学を果たしたコロニーの若者3人(今後のコロニーを担っていく希望の「3hope」と呼んでいます。)の1人、スレッジの堂々とした受け答えとその内容でした。

 

 

私もそうでしたが、目の前で大きなビデオカメラを構えられて、マイクを向けられて話すというのは、緊張するものです。

 

 

私たちが活動を始めるまで、ほとんど外部との関わりが無かったコロニーの人々にとっては尚更のこと。そんな中スレッジは、今の学生生活のこと、どんなことが出来るようになったのか、そしてどんな夢を描いているのかを一生懸命、目を輝かせながら堂々と話してくれました。

 

また、コロニーの他の村人に対する取材でも、得意のヒンディー語を駆使して、カメラマン(デリー出身のインド人)のヒンディー語を現地の言葉のベンガル語に訳して伝えたり、緊張をほぐすように優しく諭したりなど、取材班ともバッチリのチームワークで協力してくれました。

 

昔はとても控えめで、シャイだったスレッジですが、勉学だけでなく、自分に自信を持ったり、関わったことのない人々とも上手く関係構築が図れるようになったのだなぁ、ととても嬉しくなりました。

 

 

〜カメラを向けられて少し緊張気味のかじこ〜

 

 

その他にも、村長2人から、私たちの活動やコロニーに対する想いも改めて聞くことが出来、改めて活動を振り返るとてもいい機会になったと思っています。

 

 

実は私を含むわぴねすのスタッフ、理事、学生メンバーはほぼ全員、現在インドで活動の真っ最中なので、まだ放送された内容を確認出来ておりません!笑

 

 

そのため、どんな部分が、どんな言葉が、どんなメッセージが皆様に聞いていただけたのか分かっていないのですが、色々な方から、嬉しいメッセージやご寄付を頂きました。

 

 

その中でも、ある方からいただいたとても嬉しいメッセージに対する想いをここに書かせていただきたいと思います。

 

その方は、Facebookを通じて、私たちの活動や、想いに対して、「心から、本当に共感できました。」とメッセージを書いてくださったのですが、私にとっては、その「共感」という言葉がとてつもなく嬉しかったのです。

 

 

活動を始めてもう8年になりますが、私がやっていることは、社会にとって本当に必要なのか、コロニーの人々の助けに本当になっているのか、と自問自答し、思い悩むときも少なからずありました。少し前にも、悩み、寝れない日々が続いたこともありました。

 

 

それでもやってこれたのは、一緒に活動してくれている仲間、応援してくださる方々、そしてコロニーの人々からの、まるで、家族のような、同士のような、心が繋がりあっていると感じられるような彼らの振る舞いや言葉があったからでした。

 

 

〜村人と一緒にお昼ご飯作り〜

 

 

そんな中、今回のテレビ放送によって、今まで当団体や、インドハンセン病コロニーの人々と全く関わりのなかった方から、「共感」して頂けた。それは私にとって、またひとつ、新しい場所で、新たな人と繋がれた、気持ちを共にすることができたという意味になります。

 

 

私達の活動する先には、インドハンセン病コロニーの人達がいます。私達を通して、その方とコロニーの人々が繋がることが出来ました。社会のあるべき姿や彼らが抱える問題に対して、コロニーの人々、視聴者そして私達の三者が、同じ方向を向き、目指すことができていると思えました。

 

 

コロニーの人々を含む私達は1人じゃない、同じような気持ちで応援してくださる方がいる、社会がこうなればいいなと思ってくださっている方がいる、と感じられるのです。

 

 

そんな気持ちが本当に嬉しい。
日々の活動の大きな、大きな糧になります。

 

 

ご視聴いただいた方、そしてあたたかいメッセージを、大切なご寄付を、本当にありがとうございました。お預かりした寄付は、大切に遣わせて頂きます。

 

 

また皆様に、胸を張ってご報告ができるよう、そしてまた共感してもらえるよう、今後も、「誰しもがいきいきわくわく生きることの出来る社会」を目指し、邁進していきたいと思っております。

 

 

2018年は、新たな活動場所で事業を始動させたり、既存の事業の拡大を図る予定です。

どうぞご期待ください!

 

 

今後とも、応援、ご支援のほど、よろしくお願い致します!

(ちなみに次回のブログは、新たに始動し始めた事業についてお話します!)

 

他にLeprosy.jpさんからも取材受けています!

Leprosy.jpさんより取材を受けました!

 

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世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。

 

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