みなさんこんばんは。かじこです。
デリーに本日つきました。コルカタより湿度が低くて洗濯物が乾くのがすこぶる早いですが、昼間はとにかく暑い!です。
渡航してから初めて当団体の日本人学生以外の日本人を見かけました。やっぱりデリーは外国人が多いですね。そんな私ですが、未だに鼻水が出まくっているため、インドの薬を大量に飲む日々を送っています。
さて、本日は8/13に渡航した私が、結局8/16まで飛行機に預けた荷物を受け取れず大変な思いをした件についてお話しします!
飛行機に乗って海外にいくのはかれこれ…30回ほどになる私ですが、いわゆる『Lost baggage(ロストバゲッジ)』したのはこれが初めてです。
大変ですね、これ…。
私は今回、約20キロのバックパックと約7キロの大きなカバンを預けていたのですが、大体預ける荷物に渡航後必要な荷物を沢山入れますよね。
衣類とか、
こだわりの化粧水とか、
充電器類だとか、
虫刺されの薬だとか、
渡航期間中の心の支えとなる日本食とか。
それら全てが無い状態で、今回はインド駐在が始まったわけです。ハイ。
そもそも、今回の往路は、価格を重視して、
おなじみ中国東方航空で、
中部国際空港→中国上海→中国合肥→中国昆明(ここで空港で1泊)→インドコルカタ
という経路で向かっていました。
しかし、上海行きの便が遅延したことで合肥行きの飛行機に載せるはずの荷物を搭載できなかったとの理由でのロストバゲッジでした。
昆明で判明したロストバゲッジ。昆明で荷物を受け取れず、担当カウンターで申請したところ、「恐らく一日遅れの同じ便でコルカタに届けられると思う!」とのこと。
担当者のお兄さんはとても親切な方でしたが、コルカタの中国東方航空の連絡先は分からないということで、「コルカタ到着後何かわからないことがあったらここに電話して」と
中国の番号を、ロストバゲッジ証明書と共に渡されました。
仕方ないな~とぶつぶつ思いながらも、コルカタに到着した私。
その次の日、無駄に空港に足を運ぶのが嫌だったので、ネットで調べたコルカタの中国東方航空オフィスと、空港に電話をしましたが、
「分からないから空港で聞いてくれ!」の一点張り。
お兄さんにもらった中国の番号は、全く通じず…。
仕方ないな~荷物届いているといいな~と思いながら空港につきましたが、インドは空港のセキュリティーを強化しているため、
その日出発のEチケットを持っていない私は入れず。
結局屋外でたらいまわしにされて、最終的にairport manager roomとなる場所にたどり着いたのでした。
なかなか親切なおじさんマネージャーが話を聞いてくれ、「ちょっとここで待っててね。担当者呼ぶから。」とのことでソファに座って待機。
~1時間後~
まだ。
…うーん、インドだね。ちょっとはやっぱりこれくらいかかるよね。と大人しく待つ私。
~2時間後~
まだ。
「どうなった?」「ちょっとまってね」のやりとりをもう10回はしたよね…?とため息。
これだけ待たされてるんだから、荷物は届いてるに違いないと確信していた私は、届いた荷物持ってくるのに、どれだけ時間かかってるんだとだんだんイライラしてきたため、歌い始める始末。
〜数時間後〜
最終的に分かったことは、まだ私の荷物は一つも届いていないという事実でした。さらにおじさんは、電話を手渡してきて中国東方航空の担当者と話せと言う。
「いやいやずっとその担当者とやり取りしてたんじゃないの?!」と。
「私に渡したところで、アナタ以上のやりとりできませんよ!」
「荷物が届きません。早く届けて!しか言えませんよ!」
と思いながら、電話でやりとりし、最終的に、「また明日この番号に電話して!」との一言で会話が終わりそうになったので、
『…いやいや、これだけの為に、空港来る必要なかったよね?!私2時間以上待ちましたよ。朝ホテルからオフィスに電話した時この番号教えてくれてれば来る必要なかったよね?!そもそもなんで届いてないの?!』
とぶちぎれました。
そこで担当者は初めて謝罪し、『明日に必ず届くように手配するから!』と。
(「その手配もまだしてなかったんかい!」)とまたイライラしましたが、「絶対だよ!!!」といい、担当者から電話をするよう言い、空港を後にしました。
そして、次の日、担当者から電話があり、荷物が届いたという事だったので、空港に再度足を運び、今度こそやっと荷物をちゃんと受け取れたのでした。
・・・・こうやって文章にすると、大した話ではないように聞こえるものの、PCの充電器をバックパックに入れていたため、PCでの仕事がはかどらず、さらに、個人旅行中の当団体の学生たち何人かが私の渡航前後に体調を崩し入院するなど色々なことが立て込んで・・・本当にばたばたしたんですよ…。
てことで、今回の件で得た教訓はこちら。
①ロストバゲッジする可能性を見越して荷物を用意する!
ロストバゲッジは中国東方航空でなくても、どこの航空会社でもありうることです。今回の私の痛恨のミスは、PCの充電器を預ける荷物に入れたことでした。
私はまだ仕事がはかどらないで済んだからいいものの、毎日必ず飲まなければいけない薬など、現地での調達が困難もしくは手間がかかるものがある場合は、3日分位大目に手荷物に入れといたほうがいいなと思いました。
②ロストバゲッジした場合にかかる費用を補償してくれる海外旅行保険に加入する!
逆に本当に良かったなと思ったことは、ロストバゲッジ時にかかる余分な費用を補償してくれる海外旅行保険に加入していたことでした。こちらも安さ(&補償内容)で選んでAIU海外保険を選択していました。
余分な空港までの往復タクシー代は出ないものの、ロストバゲッジ後96時間以内に必要に応じて購入した物の代金を、帰国後レシートとロストバゲッジ証明書を提出すれば保障してくれるというものです。具体的には、衣類、洗面用具、化粧品類、鞄などです。(PC充電器も買えばよかったんですが、DELLの店に行く時間がありませんでした)
私は、インドの私好みのkurtaというスリットが入ったワンピース&スパッツセットを購入できたのでイライラのボルテージはだいぶ下がりました。(笑)
③日本語でもいいからちゃんと主張する!ただし英語は最低限話せた方が良い!
今回、私と同じ便に乗って、昆明でロストバゲッジの申請をしていた日本人男性がいましたが、英語も中国語もほとんど話せなかったため、とてもお困りの様子でした。
また、届くはずと言われたにも関わらず、なかなか届かなかったり、たらいまわしにされたりすることは、海外ではよくあることです。
だからこそ、ちゃんと主張することもとても大切だと思っています。こちらの落ち度は全くないわけですし、日本ではないので、主張してやかましいくらいの方が話が通るのが早いというのを、今回だけでなく何度も身を持って感じています。
英語が苦手でも、日本語でもいいから主張することが大切です。
私のような『中国東方航空によるロストバゲッジ@コルカタ空港でのピックアップの場合』にとても役に立つ情報一覧を掲載しておきます!
(私ってなんて親切なんでしょう…役立つといってもほんの限られた人にですが(笑))
●中国東方航空オフィスコルカタ支部 +91-33-40448887/ 40448888(最後の一桁だけ違う)
●コルカタ空港内中国東方航空カウンター +91-8334827373 (こちら特に重要)
※オフィスは結果的に役に立ちませんでしたが、一応掲載します。どちらも番号もロストバゲッジ以外の事柄にも対応しているみたいなので、何かあったらかけてみると良いでしょう(例えば、予定の便が欠航した場合の代替便についての問い合わせなど)
●コルカタ空港のairport manager roomの場所
若干分かり辛いです。Departure level(一番上の階。屋外から乗れるエレベーターか会談で行けます)の3Cゲート出入り口の、ゲートセキュリティーに話しかえると中に入れてくれます。
※ちなみに、場合によっては空港から滞在地のホテルなどに配送してくれる場合もあるようです。(が私は信用していなかったため、それは断りました。)
上記の情報は当団体の安全対策マニュアルにも入れる予定です。
というか、うちの団体の学生メンバーにこんな災難が降りかかららないことを祈るばかりです。泣 (既に2度ほどありましたが)
以上、この体験と情報がインドに行きたい誰かの役に立つことを祈っております!
梶田
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https://wappiness.org/2017/07/25/airchicket/
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