《謹賀新年》人に認められ、必要とされる喜び

カテゴリー:NPO法人わぴねす

こんばんは。 かじこです。

 

 

大変遅くなりましたが、 みなさま、 新年あけましておめでとうございます!

 

 

新年早々、体調をまた崩してしまい、ご挨拶が遅くなってしまいすみません。

 

 

突然ですが、 昨年末、新年にかけて、 『人に認められ、必要とされる喜び』を再認識することがありました。

 

 

私はわぴねすの代表を務めさせていただいていますが、 生まれて間もない団体ということもあって、わぴねすだけでは食っていけない状況にあります。

 

 

そのため、某百貨店の惣菜屋さんで昨年6月頃からパートタイムとして働いていたのですが、 今月末から5月までインドに駐在する為、退勤することになり、 それを知った先輩パートの方に、涙が出るほど有難い感謝のお手紙を頂きました。  

 

 

全然器用でない私です。 仕事も失敗しながら、叱咤されながら、何度も繰り返しやって、 初めて真っ当にできるようになるようなどんくさい私です。

 

 

(加えて昨年8,9月はインド渡航の為に休むという使えなさ・・・泣)

 

 

そのため、正直、その職場で、 自分が給与に見合った価値を提供できているのか、 迷惑をかけていないか、甚だ自信がありませんでした。  

 

 

しかし、お手紙を読んで、初めて、 少しは役に立てていたのかなという安堵感と、 《私》という人間が認められたという喜びを感じられ、 今までよりずっと、その仕事をいきいき楽しくできるようになりました。  

 

 

・・・こんな、活動に全く関係の無いできごとなんですが、 この経験から、 『人に認められ、必要とされる喜び』を再認識させられたのでした。

 

 

 現在私たちが活動しているインドハンセン病コロニーに住んでいる人々のほとんどが、 ハンセン病に罹患したことがある、もしくはその家族だからという理由から、 故郷や社会から拒絶され、全うな職や教育機会を得ることができず、 『人に認められ、必要とされる喜び』を感じられずにいます。  

 

 

人間は、一人では生きてはいけません。 認め合い、支え合いながら生きるからこそ、 人として生きている実感や充足感、 つまるところの『人としての尊厳』が得られるのだと思います。  

 

 

今回私が感じられたこの喜びを、 ハンセン病コロニーの人々も普通に感じられるような社会にすべく、 今年一年も活動に邁進していく所存です。  

 

 

世界の誰しもがいきいきわくわく生きることのできる社会を目指して。

 

 

今年もどうぞ、よろしくお願い致します! そして、皆様にとって素敵な一年となりますように!

 

 

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世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。

 

そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。

 

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