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今回はインド雑貨やさんoaksで扱っているペーパーマッシェという紙で出来た小物入れのご紹介です!
ペーパーマッシェ(Paper Mache)とは、日本でいう「張り子」のことで、木や竹などで作った型に膠などの糊を使って紙を貼付け、紙が完全に乾いて固まってから、木型を抜き取って色付けして作る、伝統工芸品です。
カラフルな色合いがとてもキレイなのでインテリアに最適です♪
ペンや鍵など忘れがちなものを入れて置いてもいいですね。
ペーパーマッシェの技術は、2世紀に中国に始まり、そこからアジアやヨーロッパに伝わったといわれています。ペーパーマッシェ(Paper Mache)は英語ですが、ヨーロッパではパピエ・マシェ(Papier Mache)と言われています。パピエ・マシェ(Papier Mache)は、18~19世紀にかけて、イギリスやフランスで盛んに作られていましたが、日本の「張り子」が糊付けした紙を1枚ずつ木型に貼って作るのに対して、当時は、紙を溶かし粘土状にしたものを圧縮・乾燥させて形を作っていたそうです。
現在、一般的には以下の手順で作られます。
(1) 木、竹、石膏などで型を作る。
(2) 作った型に、糊で湿らせた紙を何層にも張り重ねる。
(3) 乾燥させる。
(4) 乾燥させた後、型から抜く。
(5) 色を付ける。色を何度も塗り重ねて、大まかな下地塗りをする。
(6) 最後に細かい絵付け作業をして完成。
紙で出来ているのでとても軽く、また紙が何層も貼られているのでとても丈夫です。
一つ一つ手作業で絵付けを行っているのでとても繊細な模様が描かれています。
型の抜き方には、2通りの方法があります。木などで作った凸型に和紙を貼り重ね、乾燥後に固まった和紙に切り込みを入れて型を外し、切り口をつなぎ合わせる方法と、石膏などでパーツごとに分割して作った凹型に和紙を貼り重ね、乾燥後に型から抜きそれぞれのパーツをつなぎ合わせる方法です。
インドでは、独特の模様で絵付けをし、小物入れや動物の置物、キャンドル立てなどが盛んに作られています。インド雑貨やさんoaksで取り扱っているペーパーマッシェは、現地の人々が一生懸命技術を習得して作ったものです。
ペーパーマッシェが気になったあなたはインド雑貨やさんoaksへどうぞ!
※インド雑貨やさんoaksは2018年6月30日に閉店したしました。
長らくのご支援、ありがとうございました。
2019年4月15日 追記
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