HISTORY ABOUT HANSEN

ハンセン病の歴史

ハンセン病は、古くは聖書や日本書紀に記載され、『天刑病』や『業病』と呼ばれ、人類の歴史上最も恐れられてきた病気の一つです。治療法がなかった時代には、感染症であるにもかかわらず、『遺伝病』と考えられ、差別はハンセン病患者の家族にまで及び、故郷を追われて浮浪するハンセン病患者が後を絶ちませんでした。 

 

1873年にらい菌が発見されてからは、発症力が極めて弱いにもかかわらず、『恐 ろしい伝染病』として、世界各国で国を挙げての隔離政策が進められてきました。 その結果、ハンセン病に対する差別・偏見を助長し、ハンセン病患者は社会から 排斥・隔絶されるようになりました。  

 

治療法が確立した現在でも、ハンセン病に対する差別・偏見は根強く、病気が治っても故郷や家族のもとに帰ることができず、療養所やハンセン病定着村に住み続けることを余儀なくされています。 彼らは、就学、就労、結婚などにおいて、現在でも厳しい差別を受けています。