インドからこんにちは、かじこです。
あっという間に10月になってしましたね…
8月中ごろに飛んでもうすぐ2ヵ月が経とうとしています。
月日が経つのって本当に早いですね。
8~9月にあったワークキャンプ活動も終わり、現在はキノコ栽培トレーニングに注力しています。
今シーズンは、キノコの菌種づくりから栽培、新たな菌種栽培研究などを長年にわたって行っている私たちのキノコの先生、Gautam氏をコロニーに招いて、栽培室のチェックや、菌床づくりのデモンストレーションを行ってもらうなど
(真ん中がGautam氏、右が村長のjogen das氏)
「最大量の収穫」と
「コロニーの人々の習熟度を高めること」
を確実にするため、色々な工夫をしながら行っています。
(左:通訳のスボ、真ん中がGautam氏、右が代表の梶田)
ちなみに今は、Gautam氏監修のもと、前シーズンでトレーニングで作成したキノコ栽培室のリノベーションを行っています。
今月中には菌床づくりに取り掛かる予定です。
まあ、こんな感じで日々活動しているわけなんですけれど、
未だにほぼ毎日雨がここビシュナプールエリアで降るのはどういうわけなんでしょうか?
渡航した8月中旬は、まだ雨季終わりかけの時期という事もあって、コルカタでこんな状況が起きていてもまあ納得できました。
写真は撮りそびれたんですが、なんとこの洪水の中を泳いでいる子供もいました。
水の中で目は開けるのだろうか…恐ろしい…。
9月もほぼ毎日降るのは、『ああ、まだ雨季が終わってないのかな?』とまだ納得できましたが、10月の今も毎日降り続けるのには納得できません!(一人で憤慨)
雨が降ると、キノコの栽培量にも大きく関係してきますし、停電も発生します。
雷も怖くて、小雨でも外出しづらいですしね。
大雨の場合は、道路が冠水して、通行止めになることもままあるので、
家から出られないことになるのです。(どーん)
嫌になっちゃいますよ~
夜は段々肌寒くもなってきましたし、
それなのに蚊はまだ沢山いるし。
これもやっぱり地球温暖化などが原因なのでしょうか。
キノコの為にも、早くからっと晴れた気候になることを心から望む日々なのでした。
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ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
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こんばんは、かじこです。
最近、当団体サイトのPV数が増えつつあるみたいで、大変嬉しい限りです!
これからも、どうでもいいことからインドでのお役立ち情報、わぴねすの活動についてなどお伝えしていきますのでよろしくお願いします!
飛躍的に発展しつつあるとはいっても、田舎はまだまだなインド。
先週は、カウンターパートナーオフィスの目の前に位置する道路がやっと舗装されるという事で、ひと騒動でした。
出来上がりは、日本人の私からすると、
「がたがたやないかい…!」
という感じではありますが、カウンターパートナーのオルン氏は、
「すごいいいでき!ね?!ね?!いやぁ~すばらしいよ!!!」
と何度もほめたたえておりました。(笑)
…まあ、舗装されたといっても、100M位なんですが。
その先はまだまだ砂で自転車がまともに漕げないような状態なんですが。(笑)
はい、そんな田舎のビシュナプールに、なんと巡回サーカスがやってまいりました!
数年に一度は来るという巡回サーカス。
今回はオリンピックサーカスというとてつもなく立派な名前のサーカス団です!(笑)
地域のそこここにこんなビビッドカラーのチラシが貼られ、
インコに目がない私は、さっそく飛びつき、友達のスボと学生キャンパーを誘って喜び勇んで観に行ったのでした。(笑)
昼、夕方、夜の計三回のショーの内、夜の部に行ってきました。
平日の、小雨が降っていたからなのか、お客さんはかなりまばら。
ちなみに値段は席によって50、80、100ルピーの三種類。想像以上に安い。安すぎる!これで経営していけるの?という安さです。
もちろん100ルピーの一番良い席をゲットしました。(笑)
あまり写真を撮っていけない決まりだったため、写真が少ないのですが、こんな感じで約2時間。
インコの登場です!(笑)
ちいさい!遠い!!最前列とは思えない小ささ!(笑)
でも、とてもかわいらしかったです。
その他に馬や犬も登場しました!
ちなみにインドでは以前ライオンが観客に咬みつき、死亡した事件が発生した為、ライオンなど猛獣の登壇は法律で禁止されているようでした。
鍛え抜かれた体やすばらしい内容に、終始目を輝かせていたわけですが、
なんといっても、見どころは全てがマニュアル(手動)のところ!
人がロープに吊られて天井高く昇っていく時も、サーカス団男性陣が掛け声をかけて、ステージのそばでロープを引っ張る引っ張る(笑)
丸見えだし、もう掛け声が面白くて…。
設備も施設自体も、機械化は全くされておらず、手作り感あふれていました(笑)
そんなところにも、なぜか愛着がわいてしまいました。
…とまあ、とても楽しく過ごした一夜だったのですが、
帰宅後、家でサーカスについて調べていると
移動サーカスに登場する動物は、
移動や訓練、ショーにおいて日々消耗しており、
満足な食べ物を与えられなかったり、
鞭で何度も打たれたりと、
大変な環境で生きることを強いられているという事を知りました。
動物だけでなく、サーカス団の人員も、売られてきた子供や貧しい子供を連れてきて働かせていたり、ドラッグやアルコールの中毒者もいるという記事もあったりして…。
今活動しているハンセン病コロニーにも、元サーカス団の人がいるな…なんて思い返したり。
今回の私がそうであったように、サーカスは、大人も子供もわくわくさせる力、夢を与える力があると思います。
でもその素晴らしいショーの裏で、人や生き物を酷使し、生き物というよりも、まるで道具のように扱われているといっても過言ではない状況があることを、私たちは知っていなければならないと強く思いました。
人を殺してしまったライオンも、もしかしたら、過度のストレスによる凶暴化が原因だったのかもしれません。世界の他のサーカス団でも類似の事件が起きているようでした。
この状況を変えるには、満足な衣食住のために、サーカス観覧代の底上げや、移動しない形でも運営していける状態が必要なのかもしれません。
でもそれができないから、食べていけなくなるからあの観覧代、移動サーカスなわけで。だったらいっそのこと、ある程度厳しい法律を設けて、その基準に満たないサーカス団は解散したほうがいいのかもしれません。
…難しい問題です。
最終的に行き着いた私の答えは、『どこでもドア』が早く発明されないかな…
そうすれば移動にかかる労力と移動費が少なくとも浮いて動物やスタッフの人達にかかる負担も減るのに…
というばかげたことでした。泣
今回の件で、興味を持ったサーカス団の抱える問題ですが、これからも、個人的に調べ続けたいと思っています。
もしもサーカスが抱える問題についてご存知の方がいらっしゃったら、ぜひお教えいただければ幸いです。
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こんにちは、副代表理事のあきです。
今日は、8月24日に北名古屋市立五条小学校で行われた小学校啓発教育プロジェクトについてご報告させていただきます。
今回は、小学校啓発プロジェクト第二弾!!!とうとう、好評につき、二回目のオファーがきてしまいました!(非常にテンションが上がっております!!笑)
おさらいしておくと、小学校啓発教育プロジェクトとは、ハンセン病問題を学ぶことを通じて、病気や身体的な障がいを理由に差別やいじめをすることはいけないことだと小学生に感じてもらうことを目的としたものです。
教育事業部とワークキャンプ事業部名古屋支部の共同プロジェクトとして行っています。(詳細は前回ブログをご覧ください~!)
今回も、NPO法人ボランティーチャーの代表である後田さんからオファーをいただき、北名古屋市立五条小学校の『放課後スクール』で、2時間半の授業を行ってきました。
今回の名古屋支部の参加学生メンバーは、ワークキャンプ開催期間中と重なったこともあり、支部長の川原脩汰くんのみで、私と2人、二人三脚で打ち合わせ&準備がスタートしました。
内容は前回と変わらず、以下の内容に決定しました。
【ハンセン病啓発教育授業スペシャルコンテンツbyわぴねす】
①イントロダクションⅠ-私たちが伝えたいこと-
②イントロダクションⅡ-私たちの自己紹介-
③インドについて(クイズで知ろう!!)
④ハンセン病について(クイズで知ろう!!)
⑤私たちの活動ムービー上映
⑥私たちの活動について
⑦あなたたちにできること(一緒に考えよう!!)
脩汰くんと私で、担当を振り直して、さて、いざ、練習しましょうか!
となったけれど、
脩汰くん、顔が強張っている…!!!
どうした、脩汰!!!!
でも、まあ、無理もないかなと。
というのも、前回の小学校プロジェクトでは、脩汰くんは「インドクイズ」の箇所を担当していたのだけれど、そもそも、脩汰くんはその日、大学のゼミが夕方からあって、「自己紹介」と「インドクイズ」を終えたら、駅までダッシュする予定だったのです。
…にも関わらず、諸事情により開始時間が1時間も遅れて、脩汰くんはプロジェクターをセットして、本当にただ、プロジェクターをセットしただけで、駅までダッシュすることになってしまったのです。
私は、あの悲しげな脩汰くんの後ろ姿は今でも忘れられません。
ということで、
脩汰くんは、実質、今回が初めての小学生たちの前での授業ということなので、そりゃ、緊張もするわけで…。
よっしゃ、脩汰、私が支えてあげるから、緊張すんな!!
と、持ち前の姉御肌を発揮して、脩汰を鼓舞しながら練習をして、
そして、本番当日を迎えました。
第二回目のプロジェクト実施は、北名古屋市立五条小学校で行われました。五条小学校の最寄りの徳重駅に降り立った私たち2人は、いざ、グーグルマップを開いて歩き始めました。
グーグル先生は、徒歩19分を示していました。最初は、これから始まる小学校プロジェクトについて楽しく話していました。
この日の気温35度…。
…いや、暑いし!!!
一本道、日陰なし、黒々したアスファルト!!!
照り返し!!!
体感40度ですから!!!!
もう、グーグル先生が残り5分切った辺りから、2人とも無言…。
私の持ち前の姉御肌も一瞬にして崩壊。
五条小学校、恐ろしいぐらい遠い。。。こんな道を子供たちやお年寄りは、日々歩いてるのか。死者が出るような暑さだよ。
もう、ぶつぶつそんなことを言いながら歩いて、
ようやく到着した五条小学校を見て、歓喜しました。
さながら天竺に到着した孫悟空ご一行のような気分になりました。もちろん、私が三蔵法師。
脩汰くんは、沙悟浄。
ブタとサルはいない。
そんなご一行が五条小学校に到着したわけなんですが、
緊張<暑さ
という状況の中、約20名の小学生と対面しました。
2人ともかなり涼んだ。
(うわ~、クーラー涼しい~!!)
小学生たちはドキドキ。
(うわ~、なんだこいつらぁ~!!)
もう、変な生き物を見るような小学生たちの視線は無視して、ここぞとばかりに涼みました。
君たちのその視線には、オバチャン、もう慣れてしまったのだよ、ふふんっ!てなかんじで、授業の準備をしていると、恒例の子供たちとのコミュニケーションタイムが始まり、「何するのー?」「これ、何―?」「これ、どうするのー?」と、脩汰くんが質問攻めに。笑
脩汰くんは、子供たちのあらゆる攻撃に一人で耐えていました。
頑張れ、脩汰!!
心からエール!!!
この五条小学校の子供たち、男の子はやんちゃ過ぎっていうぐらい初対面からしゃべるしゃべる(笑)女の子は大人し過ぎっていうぐらい全然しゃべんなくて遠巻きに見てる(苦笑)っていうかなり両極な雰囲気がありました。
準備を進めながら、その様子を見ていて、これはちょっと苦戦するかもしれないなと私は不安が過ぎりました。
案の定、授業が始まってからも、やんちゃな男の子たちは、必要のない質問をしたり、茶々を入れたり、女の子は無言…。
おぅ、これは、男の子たちのペースに合わせていると、女の子たちが興味を失っていってしまうぞ、と、私は急遽、男の子たちに35歳のオバチャンパワーをさく裂させることにしました。
男の子たちが、授業をしている脩汰に茶々を入れるたびに、
うぉりゃあ~!と、バッサ、バッサ、オバチャンスプラッシュ(必殺技)をお見舞いした。
(注:殴ってないです。「はいはい、男子、静かにしなさーい!!」ってやつです。笑)
その合間に、無言の女の子に、
さっと、オバチャンアタック(必殺技Ⅱ)をお見舞いした。
(注:殴ってないです。「はいはい、女の子はどう思うかな~??」ってやつです。笑)
もう、必死の攻防の末に、授業を終えたのだけど、気付けば、脩汰くんの緊張とかそんなところをケアしてる余裕なんてなく、子供たちを授業に集中させることに必死になってしまっていました。
けれど、私の心配なんて意味ないぐらい脩汰くんは堂々と先生をしていて、最後の質問タイムでは、子供たちから繰り広げられる質問にコミュニケーションを取りながら楽しそうに答えていました。
おぅ、放置されると、人は強くなるのね…。
脩汰の成長を、オバチャンは目を細めて喜んだのであります…。
第一回目の授業で感じた、教える側としてスキルをもっと磨かなくてはいけないこと、小学生の子供たちの集中力の続くやり方や興味関心のあることを織り交ぜる必要があるなという反省。
第二回目である今回の授業では、写真を差し替えるなどの色々と工夫をしました。
とはいえ、ただでさえ難しいハンセン病。
授業を理解してくれたか、ちゃんと伝えられたかいつも不安になります。
授業の終えて帰る際に、「今日、学んだ病気は何の病気だったか覚えてる?」と聞いたところ、「ハンセン病!」と元気に答えてくれて、
「じゃあ、ハンセン病はどんな病気だった?」と聞くと、「怖くない病気!」と答えてくれました。
「じゃあ、もし、友達がハンセン病にかかったら?」と聞くと、「一緒に遊ぶ!!」と言って、二カッと笑ってくれました。
オバチャンの杞憂だったね。
ごめんよ、君たち。
集中してないように感じた子供たちは、ちゃんと聞いてくれていました。子供の頭の中は大人とはもちろん違うと思うのですが、どんなことが印象に残って、どんなことがどこまで理解できるのか、本当に未知数だなと感じました。
というわけで、第二回目の授業も無事に成功のうちに終えることができました。
次回の授業の日程はまだ決まっていませんが、これからも子供たちにより良い授業ができるように、ハンセン病啓発教育については、わぴねすさんだねって言われるぐらい毎回の授業で成長していきたいと思っています。
本ブログを読んでハンセン病啓発教育講座に興味、関心を持たれた方はこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。担当者よりご連絡させていただきます。
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近くの広場でバックストリートボーイズだとか、ブリトニースピーアーズが大音量で流れています…。
うるさくて夜も寝れません。
こんにちは、かじこです。
先週25日から昨日30日までは、ドゥルガプージャ(ドゥルガ神を奉るヒンドゥー教のお祭り)がここウェストベンガル州各地で盛大に開催されていました。私が滞在しているビシュナプールも例外ではなく、ものすごいお祭り騒ぎでした。
ちなみに、ヒンドゥー教には数えきれないほどの神様がおりますが、地域によって、どの神様を大々的に祀るか違います。
プージャ(お祭り)の期間、
あらゆるオフィスや店は閉店し、
親戚中が集まり、
新しく購入した服で着飾って、
ドゥルガ神を奉るためにこの期間の為だけに作られたパンデルというものを見て回ります。
この日は野菜のみ、この日は肉もOKなど、食にも特に制限がかかるプージャ。
これまでソロソティープージャやシヴァラトリーなど、様々なプージャを見てきた私ですが、今回は度胆を抜かれました…。
なぜかプージャが終わった本日も、外では洋楽の懐メロが大音量で流れておりますが、期間中はそれこそ、朝から夜中まで、そこらじゅうで音楽が流れておりました。
…とまあこれくらいだったら、他のプージャでもままあること。
しかし今回のプージャでは、恐ろしいことに、夜中の3時に家のすぐ近くの道を太鼓敲きが練り歩き、何事かと起こされたことも…!
太鼓をたたく幽霊かと思って、本気でビビりました。
日本でもお正月には電波が混みすぎて、電話やネットが通じづらくなることがありますが、インドではプージャの期間がまさにそうです。
夜中の3,4時になってようやく普通につながるようになるという感じです。
加えて、音楽をそこらじゅうで流すからでしょう。さらにパンデルの電気装飾で大量の電気を使うからでしょう。いつも以上に停電が頻発!この記事を書いている今もまさに停電中です。苦笑
とにかく店がやっていない!
野菜市場はかろうじて朝のみやっている状態ですが、料理やや日用品屋はほとんど閉店!
店を探すのにも一苦労…
そこから並ぶのにも一苦労でした…。
かろうじてやっているレストランを見つけられたのはいいものの、食あたりに遭い、ひたすらトイレにこもることに…。
ちなみに今回のプージャでは屋台のようなで店は殆どなく、あったとしても人が集まる夜8時頃のみ。これが一番参りました。
パンデルは町内会規模でそれぞれ毎年お金を集めて製作します。
テーマや素材を決めて数か月前から準備されるパンデル。
~藁のパンデル。テーマは「太鼓」~
~こちらは「田舎暮らし」がテーマ~
~これはおそらく「動物」をテーマにした、発泡スチロールでつくられたもの~
~こんなかわいい鳥もいました~
~友達のスボが住んでいる町内会のもの。テーマは無いらしい~
~内側も素晴らしい装飾!~
~どのパンデルでも、中にはドゥルガ神を筆頭としたヒンドゥー教の神様が奉られています~
どれもこれも、まさに町内会の絆を見せつけられる、素晴らしい出来でした。
毎年、各町内会が誇るパンデルから、最も素晴らしいエリアにトロフィーと賞金が授与されるようですが、我々のカウンターパートナーであるオルン氏率いる町内会がなんと2年連続で優勝した模様です!
オルンちゃんおめでとう!!!
~優勝したパンデル~
~誇らしげなオルンちゃんの家族(奥さんと息子)~
このようなパンデルですが、みなさん製作費いくらくらいだと思います…?
なんと田舎のこのエリアでも、1つあたり約40万円!
ビシュナプール地区で、政府系病院の事務院初任給が月約2万円、20年勤務の学校の先生が月約8万円であることを考えても、このプージャにかける情熱が恐ろしくすごいことが分かりますね。
パンデル貯金とかしてるに違いない。うん。
コルカタの裕福なエリアとなると、な、なんと2億円とかかけるところもあるみたいです!(コルカタで作られたパンデルについての記事)
ちなみにプージャ終わったらどうなるの?と聞いたところ、壊して捨てるとのことでした…。
再利用はしないのね…。
ということで、いろんな初体験に遭遇し、仕事は全然はかどりませんでしたが、
また一つヒンドゥー教の大切な習慣を垣間見れて満足したかじこでした!
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ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
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みなさんこんばんは。かじこです。
デリーに本日つきました。コルカタより湿度が低くて洗濯物が乾くのがすこぶる早いですが、昼間はとにかく暑い!です。
渡航してから初めて当団体の日本人学生以外の日本人を見かけました。やっぱりデリーは外国人が多いですね。そんな私ですが、未だに鼻水が出まくっているため、インドの薬を大量に飲む日々を送っています。
さて、本日は8/13に渡航した私が、結局8/16まで飛行機に預けた荷物を受け取れず大変な思いをした件についてお話しします!
飛行機に乗って海外にいくのはかれこれ…30回ほどになる私ですが、いわゆる『Lost baggage(ロストバゲッジ)』したのはこれが初めてです。
大変ですね、これ…。
私は今回、約20キロのバックパックと約7キロの大きなカバンを預けていたのですが、大体預ける荷物に渡航後必要な荷物を沢山入れますよね。
衣類とか、
こだわりの化粧水とか、
充電器類だとか、
虫刺されの薬だとか、
渡航期間中の心の支えとなる日本食とか。
それら全てが無い状態で、今回はインド駐在が始まったわけです。ハイ。
そもそも、今回の往路は、価格を重視して、
おなじみ中国東方航空で、
中部国際空港→中国上海→中国合肥→中国昆明(ここで空港で1泊)→インドコルカタ
という経路で向かっていました。
しかし、上海行きの便が遅延したことで合肥行きの飛行機に載せるはずの荷物を搭載できなかったとの理由でのロストバゲッジでした。
昆明で判明したロストバゲッジ。昆明で荷物を受け取れず、担当カウンターで申請したところ、「恐らく一日遅れの同じ便でコルカタに届けられると思う!」とのこと。
担当者のお兄さんはとても親切な方でしたが、コルカタの中国東方航空の連絡先は分からないということで、「コルカタ到着後何かわからないことがあったらここに電話して」と
中国の番号を、ロストバゲッジ証明書と共に渡されました。
仕方ないな~とぶつぶつ思いながらも、コルカタに到着した私。
その次の日、無駄に空港に足を運ぶのが嫌だったので、ネットで調べたコルカタの中国東方航空オフィスと、空港に電話をしましたが、
「分からないから空港で聞いてくれ!」の一点張り。
お兄さんにもらった中国の番号は、全く通じず…。
仕方ないな~荷物届いているといいな~と思いながら空港につきましたが、インドは空港のセキュリティーを強化しているため、
その日出発のEチケットを持っていない私は入れず。
結局屋外でたらいまわしにされて、最終的にairport manager roomとなる場所にたどり着いたのでした。
なかなか親切なおじさんマネージャーが話を聞いてくれ、「ちょっとここで待っててね。担当者呼ぶから。」とのことでソファに座って待機。
~1時間後~
まだ。
…うーん、インドだね。ちょっとはやっぱりこれくらいかかるよね。と大人しく待つ私。
~2時間後~
まだ。
「どうなった?」「ちょっとまってね」のやりとりをもう10回はしたよね…?とため息。
これだけ待たされてるんだから、荷物は届いてるに違いないと確信していた私は、届いた荷物持ってくるのに、どれだけ時間かかってるんだとだんだんイライラしてきたため、歌い始める始末。
〜数時間後〜
最終的に分かったことは、まだ私の荷物は一つも届いていないという事実でした。さらにおじさんは、電話を手渡してきて中国東方航空の担当者と話せと言う。
「いやいやずっとその担当者とやり取りしてたんじゃないの?!」と。
「私に渡したところで、アナタ以上のやりとりできませんよ!」
「荷物が届きません。早く届けて!しか言えませんよ!」
と思いながら、電話でやりとりし、最終的に、「また明日この番号に電話して!」との一言で会話が終わりそうになったので、
『…いやいや、これだけの為に、空港来る必要なかったよね?!私2時間以上待ちましたよ。朝ホテルからオフィスに電話した時この番号教えてくれてれば来る必要なかったよね?!そもそもなんで届いてないの?!』
とぶちぎれました。
そこで担当者は初めて謝罪し、『明日に必ず届くように手配するから!』と。
(「その手配もまだしてなかったんかい!」)とまたイライラしましたが、「絶対だよ!!!」といい、担当者から電話をするよう言い、空港を後にしました。
そして、次の日、担当者から電話があり、荷物が届いたという事だったので、空港に再度足を運び、今度こそやっと荷物をちゃんと受け取れたのでした。
・・・・こうやって文章にすると、大した話ではないように聞こえるものの、PCの充電器をバックパックに入れていたため、PCでの仕事がはかどらず、さらに、個人旅行中の当団体の学生たち何人かが私の渡航前後に体調を崩し入院するなど色々なことが立て込んで・・・本当にばたばたしたんですよ…。
てことで、今回の件で得た教訓はこちら。
①ロストバゲッジする可能性を見越して荷物を用意する!
ロストバゲッジは中国東方航空でなくても、どこの航空会社でもありうることです。今回の私の痛恨のミスは、PCの充電器を預ける荷物に入れたことでした。
私はまだ仕事がはかどらないで済んだからいいものの、毎日必ず飲まなければいけない薬など、現地での調達が困難もしくは手間がかかるものがある場合は、3日分位大目に手荷物に入れといたほうがいいなと思いました。
②ロストバゲッジした場合にかかる費用を補償してくれる海外旅行保険に加入する!
逆に本当に良かったなと思ったことは、ロストバゲッジ時にかかる余分な費用を補償してくれる海外旅行保険に加入していたことでした。こちらも安さ(&補償内容)で選んでAIU海外保険を選択していました。
余分な空港までの往復タクシー代は出ないものの、ロストバゲッジ後96時間以内に必要に応じて購入した物の代金を、帰国後レシートとロストバゲッジ証明書を提出すれば保障してくれるというものです。具体的には、衣類、洗面用具、化粧品類、鞄などです。(PC充電器も買えばよかったんですが、DELLの店に行く時間がありませんでした)
私は、インドの私好みのkurtaというスリットが入ったワンピース&スパッツセットを購入できたのでイライラのボルテージはだいぶ下がりました。(笑)
③日本語でもいいからちゃんと主張する!ただし英語は最低限話せた方が良い!
今回、私と同じ便に乗って、昆明でロストバゲッジの申請をしていた日本人男性がいましたが、英語も中国語もほとんど話せなかったため、とてもお困りの様子でした。
また、届くはずと言われたにも関わらず、なかなか届かなかったり、たらいまわしにされたりすることは、海外ではよくあることです。
だからこそ、ちゃんと主張することもとても大切だと思っています。こちらの落ち度は全くないわけですし、日本ではないので、主張してやかましいくらいの方が話が通るのが早いというのを、今回だけでなく何度も身を持って感じています。
英語が苦手でも、日本語でもいいから主張することが大切です。
私のような『中国東方航空によるロストバゲッジ@コルカタ空港でのピックアップの場合』にとても役に立つ情報一覧を掲載しておきます!
(私ってなんて親切なんでしょう…役立つといってもほんの限られた人にですが(笑))
●中国東方航空オフィスコルカタ支部 +91-33-40448887/ 40448888(最後の一桁だけ違う)
●コルカタ空港内中国東方航空カウンター +91-8334827373 (こちら特に重要)
※オフィスは結果的に役に立ちませんでしたが、一応掲載します。どちらも番号もロストバゲッジ以外の事柄にも対応しているみたいなので、何かあったらかけてみると良いでしょう(例えば、予定の便が欠航した場合の代替便についての問い合わせなど)
●コルカタ空港のairport manager roomの場所
若干分かり辛いです。Departure level(一番上の階。屋外から乗れるエレベーターか会談で行けます)の3Cゲート出入り口の、ゲートセキュリティーに話しかえると中に入れてくれます。
※ちなみに、場合によっては空港から滞在地のホテルなどに配送してくれる場合もあるようです。(が私は信用していなかったため、それは断りました。)
上記の情報は当団体の安全対策マニュアルにも入れる予定です。
というか、うちの団体の学生メンバーにこんな災難が降りかかららないことを祈るばかりです。泣 (既に2度ほどありましたが)
以上、この体験と情報がインドに行きたい誰かの役に立つことを祈っております!
梶田
インドに安く行くための航空券とその取得方法はこちら!
https://wappiness.org/2017/07/25/airchicket/
https://wappiness.org/2017/08/02/airchiket2/
インドからこんにちは!かじこです。
ご無沙汰しています。
8月中旬からインドウェストベンガル州で、ワークキャンプ事業と就労支援事業を行っています。今回はビザが許す限りの期間、6か月間インドに滞在予定です!
既に2週間程経ってしまいましたが、いろーんなことがありました!
例えば、こんなこと…。
●初めてエントリービザを取りました。慣れていても、ビザってやっぱり難しい…。
●飛行機に預けた荷物が届かない…!
●雨季で道路が川状態に!泳いでる子供も!
●仲の良いホテルマネージャーから日本人旅行者について一言申された!
●見知らぬ日本人旅行者を手助けした!(やっぱり、海外旅行保険の補償内容は事前にしっかり確認が必要だと実感されられた騒動でした)
●UBERが便利すぎる!
●え?携帯のタワーが壊れた?突然電話もネットもろくに通じない状況に…。
●インドの移動式テントサーカスを観覧!
・・・・
などなど、すでに波乱に満ちた日々を楽しく、時に苦笑い、特に強く主張しながらも元気に過ごしております。(笑)上記の出来事については、今後ブログで更新していきますので、お楽しみに!
さて、今日は…
『インドの経済格差が垣間見れる写真』をご紹介したいと思います。
どちらも、ウェストベンガル州のコルカタ市内の写真。
まずは今どんどん都市化が進んでいるNEW TOWNエリア。同じく発展しつつあるお隣のSALT LAKE CITYは昔から住む富裕層の戸建ての家が多くありますが、ここは戸建てよりも建設途中のマンション・オフィス用の高層ビルが目立ちます。
電線もなく、すっきりしています。そばにはショッピングモールが何軒も建っています。もちろんエアコンはどこの店でも装備されています!夜には、道行く人が捨てていったゴミで多少散らかっていますが、人口が偏る中心街とは比べ物にならないほど、道も広くすっきりとしていて清潔感があります。
そしてこちらが中心街。NEW TOWNからタクシーで30分ほどです。コルカタで最大規模のマーケット「ニューマーケット」周辺地域。ニューマーケット内での早朝の生鮮魚・肉売り場は恐ろしい光景と臭い、カラスの多さにぞっとさせられるほど圧巻です。苦笑コルカタの多くの場所がまだこのような状態です。
私が初めてインドに来た9年前には、高層ビルはおろか、信号機さえなく、道路も大して舗装されていませんでした。30分タクシーに乗ると、砂埃で顔が黒くなるほどでした。今よりももっと渋滞がひどくて、空港もおんぼろで、一歩ゲートから出たら客引きがわんさかいて、Wi-Fiなんてどこにもなかった、まだまだ発展しているとは言えないような状態の、外国人にとっては今よりずっとサバイバル度が高かったコルカタ。
TIMES OF INDIAの記事によると、そんなコルカタは、現在インドで3番目に裕福な都市だそうです。しかし、それでもまだ多くの人が、屋根のない道路わきで連なって寝泊まりしている状態を目にするたびに、経済格差というインドのどの都市もが抱えている大きな壁を実感します。
また、進む経済発展の他、インドの社会のあり方も変化してきているように感じます。現在、EC(ネットでの通信販売)が急速に広がり、インドのどこにいても大体の物が購入できるようになりました。チェーンのスーパーマーケットやモールなどもどんどん建設され、多少割高でも、必要なものが一度に全てそろえられる。
日本のシャッター商店街同様、代々続いてきた個人商店が閉店に追い込まれているのをここコルカタでもよく目にします。私が以前よく通っていた本屋さんも閉店してしまいました。私は清潔な町がもちろん好きです。便利なのももちろん大好きです。それでも町やエリアが持つコミュニティの良さ、大切さを無くしてほしくないと強く思っています。
『日用品や食品を買う店はいつも決まっていて、店番のおじいさんとはいくたびに挨拶とちょっとした会話もする。時には話し込んで何十分も居座って、チャイをごちそうになったりする。もちろん、買う製品はいつも決まっているから、言わなくったって用意は万全。』
『朝は外で新聞を片手にチャイを飲みながら、近所の人とおしゃべりする。』
『ちょっとそこまで行く時は、顔なじみのリキシャ―ワ―ラーのおじさんに声をかける。』
そんな、コミュニティの良さがコルカタの中心街にはまだあります。
発展することは市民にとってとても重要なことです。衛生環境やインフラが整えば、かかる必要のない病気になることなく、健康で安全な生活を営むことができるからです。
それでも、先進国や都市が失くしてしまった、「人の温かさ」や「人と人とが助け合いながら、共に生きている実感」をインドやコルカタには忘れてほしくない。大切にしてほしい。と自分勝手ながら思ってしまうのです。
渡航するたびに、目を見張るほどの発展を見せるこの街はこれからどうなっていくのでしょう。
地方郊外はどうなるのでしょう。
そしてインドはどこに向かうのでしょうか。
そんなことに思いを馳せつつ、残りの期間様々なことを感じ、学んでいきたいと思っています。
梶田
インドの経済格差に関する記事は他にも!
http://wappiness.org/2019/10/05/intern107/
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ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
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こんにちは、副代表理事のあきです。
今日は、2016年度から新たに発足した小学校啓発教育プロジェクトについてご報告させていただきます。
小学校啓発教育プロジェクトとは、ハンセン病問題を学ぶことを通じて、病気や身体的な障がいを理由に差別やいじめをすることはいけないことだと小学生に感じてもらうことを目的として、教育事業部とワークキャンプ事業部名古屋支部の共同プロジェクトです。
このプロジェクトは、そもそも当団体のワークキャンプ事業部に所属する川原脩汰くん(現ワークキャンプ事業部学生代表)に、NPO法人ボランティーチャーの代表である後田さんから、インドでのワークキャンプ活動について小学生に紹介してくれないかと依頼されたことが始まりでした。
私がハンセン病問題を支援する活動を始めた頃からの夢で、将来を担う若者たちにハンセン病のことを少しでも知ってほしいという想いがずっとあったので、後田さんから話をいただいた時は飛び上がるほど嬉しく、脩汰くんにすぐに返事をするように伝えました。(もう、わたし、心の中は歓喜!!!!笑)
そして、プロジェクトが立ち上がったのですが…
しかしながら、時間がない!!!
お話をいただいたのが6月の初旬で、初めての授業がなんと6月29日!!
ということで、大慌てでプロジェクトメンバーを募って、脩汰くんと理子ちゃんという名古屋支部の精鋭2人とともに準備に取り掛かりました。
私たちに依頼がきたこの授業は、小学校の正規のカリキュラムの中で行われる授業ではなく、北名古屋市の教育委員会に委託されてNPO法人ボランティーチャーが行っている『放課後スクール』というもので、授業後に宿題や勉強することを希望する子供たちのために学校内でボランティアの先生が教えています。
なので、通常より授業時間が長く、2時間半の授業をしてほしいとお願いされました。2時間半…。うーん、子供たちはそんな長い時間、ハンセン病の話を聞いていられるかな…と、一抹の不安を覚えながら、まずは、どんな内容なら飽きずに聞いてくれるかを試行錯誤しながら、内容を決めることからスタートしました。
そして、時間がないながら、かなり密度の濃いミーティングを重ねて、以下の内容で授業を行うことが決まりました。
それが、これです!
じゃーんっ!!!
【ハンセン病啓発教育授業スペシャルコンテンツbyわぴねす】
①イントロダクションⅠ-私たちが伝えたいこと-
②イントロダクションⅡ-私たちの自己紹介-
③インドについて(クイズで知ろう!!)
④ハンセン病について(クイズで知ろう!!)
⑤私たちの活動ムービー上映
⑥私たちの活動について
⑦あなたたちにできること(一緒に考えよう!!)
これは、まずは、楽しい自己紹介をして子供たちと仲良くなって、
『インド』と『ハンセン病』の2つのことを知ってもらって、
その中で、『インドには貧困の人たちがたくさんいること』『ハンセン病は怖い病気じゃないということ』を学んでもらって、
私たちがその『インド』の『ハンセン病快復者の人たち』のためにどんなことをしているのかを知ってもらって、
最後に、その学んだことを軸に身近な問題に置き換えて、
『病気やケガ、身体の障がいのある人たちに自分たちがどんなことができるか』
『自分がその立場だったらどんなことをしてほしいか』
『逆にどんなことをされたら嫌な気持ちになるか』
ということを子供たち自身で考えてもらおう!ということを目的としてプログラムを構成しました。
プログラム構成が決まれば、あとは準備するのみ!!パワーポイントやインドクイズで使う世界地図など準備にてんてこ舞いになりながらも、どうにかこうにか形にでき上がっていきました。
そして、本番当日を迎えました。
初めてのプロジェクト実施は、6月29日に北名古屋市立西春小学校で行われました。
『インド』と『ハンセン病』という2つのテーマを引っ提げて、ドキドキしながら約15名の小学生と対面しました。
3人ともかなりドキドキ。
(うわ~、小学生だぁ~!!)
小学生たちもドキドキ。
(うわ~、なんだこいつらぁ~!!)
もう、変な生き物を見るような小学生たちの視線に、ドキドキと不安がかなり加速。
しかしながら、授業の準備をしている間に子供たちとのコミュニケーションタイムが始まり、「何するのー?」「これ、何―?」「これ、どうするのー?」と、質問攻めに。笑
受け答えしているうちにどんどん子供たちと仲良くなって、準備が終わって授業を始める頃にはやんちゃな男の子たちはすっかり懐いてくれていて、女の子はみんなきちんとしていて大人しくて、授業をスムーズに始めることができました。
授業が始まってからも、やんちゃな男の子たちは、あーでもない、こーでもないと質問をしたり、茶々を入れることもありましたが、基本的にしっかりと聞いてくれて、『インド』には興味津々に、『ハンセン病』には真剣に耳を傾けてくれました。
インドのハンセン病コロニーの動画を見せた時には、画面に釘づけで、恐らく初めて見るであろうインドに衝撃を受けていました。
少しハラハラしたのは、ハンセン病の臨床の話をしている時に、ハンセン病の症例写真を怖がっていた子がいたこと。けれど、しっかりとハンセン病の説明をした後は「初めてだったから少しびっくりしたけど、全然怖くないよ」と言ってくれて、ほっとした一幕もありました。
私たちも教える側としてまだまだ未熟な面があって、小学生を相手に教えるのならばもっと教えるスキルを磨かなくてはいけないなと感じました。
しかしながら、第一回目の授業は、まずますの大成功だったのではないかと思いました。すでに、第二回目の授業が決まっているので、今回の反省点を活かして、もっともっと良い授業ができるように、より多くの子供たちにハンセン病問題を伝えていけるように邁進していきたいと思います!
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こんばんは、かじこです。
台風、怖いですね。
私の地元では現在避難勧告が出ておりまして、戦々恐々としております。何より、明日出国の学生メンバーの飛行機がちゃんと飛ぶかが心配でたまりません…。
話は変わりまして、先日8月5日(土)に東京にて、2016年度総会を開催しました!今回は、会員や興味を持ってきてくださった外部の方(中にはインド人の方も!)にお越しいただきました。来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
定款変更など、色々と承認しなければならないこともありましたが、やっぱり一番のメインは各事業部報告。
ワークキャンプ事業部では、5人の学生メンバーが、就労支援事業部と教育事業部では事業部長が、パッションあふれる報告をしてくれました。
日頃、業務に追われる日々を送りがちな私ではありますが、メンバーのプレゼンを聞かせてもらって、改めて仲間や応援してくれる方への感謝の気持ちと、少しずつではありますが、当団体も発展できているな…という実感を得、会中に1人でうるうるしておりました。
ただ、現状に満足するのではなく、今ある良さを活かしながら、足りていないところを補い修正して、活動の更なる発展と組織の安定を2017年度は図る所存です。
2017年度のテーマは『choice & deep』。
語呂があまりよくありませんが(苦笑)、目の前に大変な状況のインドハンセン病コロニーがあったりすると、キャパなどをあまり考えずに、精神論でどうにかやろう!とするきらいがあった理事(特に私)ですが、今年は、やるべきこと、やりたいことにきちんと優先順位をつけ、今年やると決めたことを深く掘り下げていきたいと思っています。
当たり前のことだといわれるかもしれませんが、今年はこれを念頭に活動し、来年の総会ではこれまでとは一味違った報告をみなさんにできるように邁進します。
2017年度の総会は2018年8月4日(土)を予定しています。会員でない方でも参加していただけますので、興味を持たれた方はぜひご参加くださいね!
日にちが近くなりましたら、またブログにて告知させていただきます!
長くなりましたが、
今年度も、わぴねすをどうぞよろしくお願い致します!
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ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
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こんばんは、かじこです。
突然ですが、みなさん。
インドというと何を思い浮かべますか?
ターバンを巻いた男性?
サリーをまとった女性?
道路を我が物顔で闊歩する牛?
それとも、カオスな交通状況?
いろんなイメージがあるかと思いますが、
忘れてはならないのが、インドの80%以上の人々が信仰するヒンドゥー教です!
ヒンドゥー教について語る…にはまだまだ勉強不足な私です。
が、その奥深―い!ヒンドゥー教について初めて触れるのにぴったりのマンガを今日はご紹介したいと思います!(決して出版社の回しものではありません!)
というのも、今回4か月ほどインドに滞在して、これまで以上に、ヒンドゥー教の教えや慣習が、インド人の日々の生活に密着していていることを感じ、より深く知りたいなと強く思うようになったのでした。
ただ、学びたいといっても、そもそも、ヒンドゥー教は、キリスト教やイスラム教のように、誰かが説いた宗教ではないんです。
紀元前よりインドやその周辺地域の人びとがそれぞれ信じていた神様や宗教をひとまとめにして、『ヒンドゥー教』と呼ぶようになったとかで…。(諸説あります)
だから、ヒンドゥー教には、信仰する人びとでも覚えきれないくらいの、何千、何万という神様が存在するという話で…。(もう一度言いますが、諸説あります)
それらをまとめたヴェーダという長―い聖典を最初から読むのには、時間もモチベーション的にもきついものがある…。
なんて言ったって、シリーズものの、分厚い書物だし…。
もっと、手軽に、触れられるものはないのかな…。
と思ったところ、
こんな私でもとっつきやすいマンガを見つけたのでした!
それがこれ!
中身は全てカラーで英語。
インド現地の言葉ではないので、英語が少し読めれば問題なく読めるレベルです!
内容は、ガネーシャやスバス・チャンドラ・ボースなどメジャーなヒンドゥー教の神様やインドの歴史的有名人を題材にしたもので、一冊につき、一人の神様・偉人を取り扱っています。
ページ数は、大体30~40ページほど。
5冊セットで、たった$21!送料込み!
AMAR CHITRA KATHAでお求めいただけます!
(もう一度言いますが、決して回し者ではありません!(笑))
ちなみにインドでは1冊70ルピー(大体100円位)で購入できます。
これを読めば、よく耳にする神様が何を象徴しているのかが知れたりと基礎的な知識を得られるので、少しは、インド人との日常的な信仰に関する会話やインド人が誇る偉人についての討論についていけるようになると思います!
といっても、このシリーズも、何百冊とあるみたいで、全てを読破するには、これはこれで時間がかかりそうですけどね…。
『インドの文化や慣習を全て知るには、3回分の人生を使うくらい時間がかかるんだ。それくらい、奥深いんだぜ!』と言われた時のインド人のドヤ顔を思い出すばかりです。(笑)
以上、インドは一筋縄ではいかないよ!
15回以上渡航している私も毎回新しい発見ばかりだよ!
だから、インドってやっぱり魅力的!(キラキラ)
という、私の独りよがりなインド愛についての記事でした。(笑)
インドに興味のあるみなさん、
インドの古本屋さんや、たまに各地で行われているブックフェアでも取り扱われています!
良ければ手にとって見てくださいね~!
こんにちは、かじこです。
前回は私のインドでのヘアスタイルについてお話ししたので、
今日は引き続き髪の毛関連の「ヘアケア」についてお話ししたいと思います!
インド人の女性はこんな風に髪の毛をロングに伸ばしている人がほとんど。
文化的に、短い髪の毛というのは、女性らしさがなくなってしまって美しくないとされているみたいです。中には、ここ数十年髪の毛を切っていないという人もいる位です。
(といっても、大都会のデリーなどにはわずかですがショートヘアーのウェスタンスタイルの女の子も見かけるようになりましたが…)
だから、髪の毛を黒くて、艶やかに、ダメージレスに保つべく女性たちはいつでも努力しているんですね。
日本式ヘアケアで以前は挑んでいましたが、
私もそんな女性たちを見習うべく、
今は専らインド式を採用
というのも、とても理に適っていると思うからです!
日本だと、
①髪の毛を濡らす。
②シャンプーで洗う。
③リンスやコンディショナーをつけて洗い流す。
④お風呂から上がったらヘアオイルなどを付ける。
⑤ドライヤーで乾かす。
という流れだと思いますが、
インドだと、
(裕福ではないインド人の場合です。なんたって私は基本的にハンセン病コロニーに滞在しているので、裕福な人のヘアケアは知りません。)
①髪の毛を濡らす前にココナッツやアマニオイルなどを髪の毛と頭皮にマッサージし、5~10分おく。
②髪の毛をしっかり濡らす。
③シャンプーを付けて洗う。
④コンディショナー、リンスはなし。水浴びが終わったらまた同じオイルを髪につける。つけすぎ注意。
⑤自然乾燥。(そんなに髪の毛をタオルでわしゃわしゃしない。あえて水が少し滴るくらいにとどめておく。)
⑥完全に乾く前に髪の毛をきれいにセットして、完了。
という流れです。
シャンプー前にオイルをつけるのは、髪の毛や頭皮の汚れを吸着させるため。
シャンプー後にオイルをつけるのは、乾燥しやすいインドだからこそ。(ちなみに体全体にも水浴び後つけます)
水も余分に使わないし、
コンディショナーも買わなくていい。
限られている水浴び場も長い間占領しなくて済みます。
実際にやってみたところ、
髪の毛はしっとりつやつや。
ヘアセットも余分なスプレーいらずで、
節約できるし、髪にもよい!といいこと尽くしです!
…なかなか理に適っていると思いませんか??
実際に、コンディショナーはあまり田舎には売っていません。あっても数種類くらい。
その代わり、いろんなシャンプーやオイルが充実していて、選ぶのが楽しいほどです。
こんな風に一日使い捨てのシャンプーパウチもたくさん売っているので、持ち運びも気分でシャンプーを選ぶこともできるんです。
また、一般的なシャンプーから、アユールベーダ(インド伝統医学)を用いたシャンプーまで、素材も色々。
(有名どころはHIMARAYAシリーズや、PATANJALIシリーズ。私のお気に入りはPATANJALIです。)
インド渡航時は毎日、公共のオープンスペースでの水浴びでしたが、地味に私の癒しタイムでした。(笑)
これからインドに行かれるみなさん、
ぜひぜひ、インド式ヘアケア試してみてくださいね!
インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」についてのブログはコチラ↓
インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」って何?オススメのコスメブランドも紹介! わたなべ(インドインターン日記 vol.106)