みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。
先日はクリスマスでしたね。私はちょうどコルカタで職員サカイの家に滞在していたので、2人で鶏肉を大量に買って唐揚げパーティをしました。
購入した鶏肉があまりにもハート型だったのでここで自慢させてください(笑)すごい!!
そんなことはさておき、今回はインドといえば真っ先に思い浮かぶであう、「下痢」についての話題です。
インド旅行に行くとなったら、「お腹を壊さないか心配…」という人がほとんどではないでしょうか?
というわけで、何でインドでは下痢をしてしまうのか、どのように予防したらいいのか、また下痢になってしまったときの対処法などなどを紹介していきます!
少々汚い話かもしれませんが、インドでは避けて通れない話題なのでご勘弁を…!
インドだけに限った話ではありませんが、「旅行中、あるいは帰国10日以内に、1日3回以上の下痢が起こった状態」のことを「旅行者下痢症」といいます。
海外旅行に行ってお腹を壊した場合、この旅行者下痢症であることが多いです。
多くの場合は腹痛と一緒に下痢が起こり、場合によっては嘔吐や発熱などが見られることもあります。
旅行者下痢症の原因は、大きく分けて2つあります。
①細菌による下痢
コレラ、腸チフス、赤痢などが代表的です。細菌が体内に入ることによって下痢を引き起こします。
②病原体の関与しない一時的な胃腸障害による下痢
こちらは、食事や環境の変化によって胃腸の働きが悪くなり引き起こされる下痢です。
インドでは普段日本で口にしないような食事を摂ったり、急激な環境の変化によって肉体的・精神的疲労が溜まることによって下痢になってしまうことがあります。
また、抗生剤を飲んでいると下痢になってしまうこともあるので注意が必要です。
下痢をすると、お腹は痛いし体力も奪われるしツラいので、下痢止めを飲んで楽になってしまいたくなりますよね…。
しかし、基本的に下痢止めを服用することはあまりオススメしません。
インドでも薬局で下痢止めは売っていますが、薬が強すぎることが多いためあまり使用しないほうがいいと言われています。
また、自分の身体が体内の悪いものを排出しようとしているにも関わらずそれを止めてしまうと、いつまでも症状が長引いたり、細菌性の下痢の場合はむしろ病気が悪化したりすることがあります。
下痢になってしまった際には、水分とミネラルの補給をして数日安静にしていれば治ることがほとんど。
インドの薬局で「ORS」という経口補水液(もしくは水に溶かして飲む粉末タイプ)をゲットできるので、これを飲むのがベストです。
その間は胃腸に負担を与えないように、消化の良い食事をするようにしましょう。(インドだとこれが難しい…)
ビオフェルミンなどの整腸剤は下痢の予防にも治療にも有効なので、持っていくと安心ですね。
ただし、何日も症状が続き改善されない場合、悪化してくる場合は感染症や他の病気にかかっていることが考えられるので、必ず医療機関を受診するようにしてください。
インドでお腹を壊さないために気をつけたいポイントはいくつかあります。
①水には要注意
インドで日本と同じような感覚で水を飲んだり使ったりすると確実にお腹を壊します。
これに関してはこのブログに詳しくまとめてあるのでこちらをご覧ください↓
②油と香辛料には気を付ける
インドで食べる料理の多くには、油と香辛料がたっぷり使われています。
普段摂取しないようなこれらの料理を調子に乗って食べすぎるとお腹を壊す可能性があるので、注意が必要です。
また、路上の屋台や露店などで使っている油は古くなっていることも多いので、お腹を壊したくない人は避けるのが吉です。(おいしいんですけどね…)
③生ものに気を付ける
インドで生野菜やフルーツを食べる際は要注意です。
悪くなっていることも考えられますし、洗う際に細菌が付着してしまっていることも考えられます。
きちんとしたレストランのものならまだしも、露店のものや衛生状態の悪そうな店で出されたものは食べないほうが身のためです。
バナナなどの皮をむいて食べられるフルーツは食べても問題ありません。
④手洗いを徹底する
食事の前には絶対に石鹸で手を洗うようにしましょう。
インドではカレーやナンを手で食べることも多いので、その際に手についた細菌が口に入ってしまうこともあります。
ローカルなお店では石鹸が置いていないことや手を洗う場所がないこともあるので、常に除菌シートなどを持ち歩くようにすると便利です。
これらの点に気を付けて、下痢にならないようにインド旅行を楽しんでください!!