カテゴリー:インドあれこれ
こんにちは、理事のだいすけです。
先日友人がインドに遊びに来てくれたのでバラナシに遊びに行ってきました!
バラナシといえばガンジス川というくらいガンジスが有名な街ではありますが、宗教の聖地でもあります。
今回は時間も余りなかったので川のほとりを散歩したり、ボートに乗ってガンジス川遊覧をしたりと、ガンジス川メインの旅行でした。
バラナシとはどんなところかご紹介していきたいと思います。
バラナシとはインド北部にある都市で、かの有名なガンジス川があるところです。コルカタから飛行機で1時間20分くらいです。地図上では近く見えるのに遠い・・・。移動の度に「インド広い・・・!!」ってなります笑
インド最大の聖地ともいわれ、なんと約2000もの寺院(ヒンドゥーや仏教など様々)があります。そのためか、国外旅行者だけでなく、インド人観光客や巡礼者も数多く訪れる都市となっています。
巡礼者の人々はガンジス川で身体を清めたり、寺院を訪れたりします。
これも有名な話ですが、インド人は死後、火葬され、灰をガンジス川に流します。そうすることで輪廻からの解脱が得られると信じられているからです。
そのためガンジス川のほとりでは火葬場がいくつかあり、傍まで近寄ることができます。
興味がある方はバラナシに行った際にガンジス川沿いを歩いてみてください。一日に何件も火葬が行われているので普通に見かけることができると思います。ただし、写真を撮ることは厳禁です。
ちなみにガンジス川から遠くに住んでいるインド人は他の川や海、もしくは湖などに灰を流すそうです。
他にもガンジス川が一度「人格」が認められたこともありました。つまり法的な権利をガンジス川が持った、ということです。最高裁判所により、この判決は無効とされてしまいましたがいまだに「ガンジス川は法的にも人格を認められてるよ!」と言ってくるインド人もいます。
2017年3月20日、ウッタラカンド州の裁判所はガンジス川と支流のヤムナ川を「命ある存在」と認め、インド政府の浄化事業責任者を代理人として提訴などを行える法的権利を持つとの判断を示した。川の汚染をこれ以上悪化させないために川に人格を認めるという判断ではあったが、同年7月7日、インド最高裁判所は下級審の判断を無効とする判決を下している。(wikipediaより引用)
ガンジス川はヒマラヤ山脈の南部から流れてきており、インド北東部を横断し、ベンガル湾にそそがれているとても長い川です。
全長約2525kmもあるそうです。
北海道から沖縄までが約2228kmらしいので、日本列島より長い距離!!!
そのためガンジス川の聖地と呼ばれる場所はここバラナシだけではなく、
・ガンゴートリー
・バドリーナート
・リシュケシュ
・ハリドワール
・アラーハーバード
などがあります。
リシュケシュはヨガの聖地としても有名ですね。ヨガに興味あるという方はぜひ訪れてみてください。世界中からヨガをやりに人々が集まっています。
バラナシは比較的下流に位置するため、ガンジス川の水質はめちゃくちゃ悪いです。町には上下水道が整備されていないため、生活排水の大部分がそのままガンジス川に流れ込みます。
そのためもしきれいなガンジス川をみたいということであれば「ガンゴートリー」がおすすめです。行くのは中々大変ですが、標高3000m以上の場所に位置するため、夏でも涼しいですし自然豊かなためトレッキングなども出来ます
先日遊びに行った際に食事をしたレストランがよかったのでご紹介したいと思います。
「Dolphin Restaurant」というガンジス川のほとりにあるレストランです。
こちらはベジタリアンのレストランなのでチキンカレーなどは食べることができませんが、ガンジス川を一望できるバルコニーで食事をすることができます。
少し入り口がわかりづらいのですが、とても眺めが良いのでおすすめです。
バラナシに行った際はぜひ訪れてみてください。