カルヤンプールキャンプ!〜最初の戦いは虫と犬と暑さだった〜やぎ(インドインターン日記 vol.104)

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お久しぶりです、やぎです。

 

ここ2ヶ月続いていたキャンプもとうとう終わり、なんだか寂しさを感じています。

 

また最近は気温もぐっと下がり、インドも秋っぽくなってきました。

 

今度焼き芋でも作ろうかなと思います。

(お芋が美味しいかどうかはわかりませんが、、笑)

 

 

 

 

さて今日は、つい先日終了したリサーチキャンプについて書いていきたいと思います。

 

私たちがカルヤンプールコロニーにてキャンプを開始したのは9月14日のことでした。

 

 

 

急遽滞在する家が変更になったため、キャンプ史上初、土でできた家に滞在することに。

 

土の家ということだけ聞いていたので、電気があるのか、寝ることができるのかなど、

かなり不安でした。

 

 

 

 

 

しかし到着してみると、案外広い!

 

 

 

 

 

それに家の前に井戸がある!

 

この時は、家が予想以上によかったので、舞い上がっていました。

 

 

 

 

しかし暮らしてみると、、

 

・虫(G、毛虫、ハチ、コオロギ)がたくさんいる
・ライトが少ないので夜はかなり暗い
・犬やヤギ、鶏、サルが自由に出入りを繰り返す
・タープが庭を温室にする
・村人の視線を痛いほど感じる

 

だんだん大変な部分が見えてくるように、、。

 

 

 

 

・虫(G、毛虫、ハチ、コオロギ)がたくさんいる

 

 

もともと虫の方が早く住んでいたので、外者の私たちが駆除するのも変な話なのですが、、

 

とにかく虫がすごい!!

 

 

常時頭上にハチが飛んでいますし、寝床の周りにはアリとゴキブリ、コオロギが結構な頻度でいました。

 

よく生きていけたな、、、。

 

 

 

 

 

・ライトが少ないので夜はかなり暗い

 

 

家には玄関を照らすように一つ電球があります。

 

しかしキャンパーは13人、流石に電球一つでは足りません。

 

また、家の周りには街灯が全くなかったため、この家と、荷物が置いてある家の往復も懐中電灯がなければできないほどでした。

 

 

 

しかし逆を言えば本当に明かりがない故に、とても綺麗な星が毎日観れました。

 

実は私は人生で初めて天の川を見ました!!

 

綺麗だったな、、

 

電気がないことは、本当に困りましたが、いいことでもありました!

 

 

 

 

 

・犬やヤギ、鶏、サルが自由に出入りを繰り返す

 


 

もう動物園というか、牧場にいるような気分になりました笑

 

特にヤギや鶏は親子で来てくれるので、とてもほのぼのした気分にさせてくれました。

 

対照的に、サルと犬が来た時は恐怖しかありませんでした、、

 

食料を求めて屋根や庭を走り回るサル、いつの間にか家の前で寝てる犬、、

 

 

 

個人的に一番怖かったことは、キャンパーと3人で庭で話していた時に起きたことです。

 

犬が1,2匹出入りしているなとは思っていたのですが、

 

突然うなり声と共に10匹ほどの犬がなだれ込んできました。

 

犬が目の前で唸りながらグルグル回っていました。

 

この時は全員で家の中に籠り、犬が去っていくのをビクビクしながら待っていました。

 

本当に怖かった、、。

 

今までこんなに犬がくることがなかったため、本当にびっくりしました。

 

 

 

 

 

・タープが庭を温室にする

 

 

 

今回は、みんなでご飯を食べるための場所が確保できなかったため、庭にタープを張ることで、その空間を作りました。

 

しかしそのタープ、熱がすごくこもる!!!

 

また9月には珍しく快晴の日が続いたこともあり、庭はサウナ状態!!

 

毎日リサーチを行うグループとご飯を作る班に分かれていたのですが、

 

正直ご飯を作っている方が体力を奪われた気がします、、。

 

 

何もしなくても汗が吹き出るほどでした。

 

 

暑かったな、、毎日水を3L飲むことを目標としていました。

 

次にタープを張ることがあれば、風が通る工夫などをしていきたいですね。

 

 

 

 

 

・村人の視線を痛いほど感じる

 

 

今回村の中の一軒家を借りていたのですが、そこには塀があったので、

外の道からは見えないようになっていました。

 

しかし、村人の皆さん、本当に私たちに興味津々で、

 

木に登る、よじ登る、中に入るなど、毎日ただただジッと見られていました笑

 

 

 

最初は「ハロー!ケモナチョ!(元気ですか?)」

 

など会話がありましたが、あまりにも無言で見つめられるので、だんだんと会話はなくなり、

 

動物園の檻の中の気分になりました、、。

 

 

 

最後の方には村人ともかなり打ち解けていたので違和感はなかったのですが、

 

無言で大勢から見られるのはやっぱりとても不思議な気分にさせられました笑

 

 

 

 

このような感じで始まったカルヤンプールでのリサーチキャンプ、

 

読んでみてお分かりかと思いますが、生活がもうサバイバル!!!!

 

 

次回はそんな環境下で私たちがどんな1日を過ごしていたのかをご紹介します!

 

お楽しみに!!

 

 

 

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