こんにちは、
昨日に引き続き就労支援事業担当の檜山が筆をとっております。
昨日も書きましたが、わぴねすの運営にがっつり関わりながら3年間ほど経ちましたが、
「インドでNPO法人やってるよ!」
っていうと
「へー!(なにやってるのかよくわかんない・・・)」
っていう反応が。。。
という状況に遭遇することが結構ありまして。
本日もインドで何をやっているかというか、
就労支援事業担当は何をやっているかというのをお伝えします。
NPO法人の理事って具体的に何やってるの?〜②マイクロローン事業編〜
TOTOレンタル事業の業務についてはこちら
目次
NPO法人の理事って具体的に何やってるの?就労支援〜②マイクロローン事業〜
マイクロローン事業とは日本語にすると「少額融資事業」というものになります。
その名の通り、少額での融資(ローン)を提供する事業です。
世界には事業を始めたくても資金がない
or
借りれるところがない
という理由のため事業を始められない人が数多くいます。
そういった方々に対して、小規模のローンを提供し、
事業を始めてもらうというのがマイクロローン事業です。
マイクロローン事業について、始めたきっかけなどはこちらをご覧ください。
上にも書きましたが、この事業は、「事業を始めたい人へ、資金を貸し出す」という事業です。現在はピアルドバコロニーというコロニーで事業を実施しています。
このコロニーは物乞いで生計を立てている人がいなく、皆仕事しています。
また、とても真面目な方が多いためマイクロローン事業とはとても相性が良いのでは?
という目論見もあり、この事業はピアルドバコロニーで開始しました。
この事業における業務は
⑴すでに貸し出している人々からお金を回収する、問題があれば対応
⑵事業資金を必要としている人を探す
⑶資金調達
以上3つの仕事があります。
基本的にわぴねすはハンセン病コロニーでのみ活動してるため、対象者は全てインドハンセン病コロニーとなります。
⑴のメイン業務は貸し出したローンの回収です。
TOTOレンタル業務と同じく、現地で雇用している女性スタッフの方に月2回ほどコロニーに行き、回収してもらっています。この事業は始めて間もないのでなるべく日本人スタッフも同行するようにしています。
私たちが現地に行った際はローンを貸し出している方に売上状況などを細かく聞き、データ集計。
その結果をみて、
「○○さんすごい収入増えてるじゃん!」と喜んだり、
「○○さんの牛、病気になってるみたいだけど、大丈夫かな?」と心配したりしています。
運送用バンをローンで購入したジョゴンナットさんとそれに乗って喜ぶインターン八木
現地スタッフだけでコロニーに行った場合は”whats app”というメッセージアプリで連絡をもらうようにしています。
「コロニー来たよ!」くらいしかまだ機能していませんが、そろそろ日報並みの報告にしていきたいところ。
ただ、いかんせんそのスタッフの方がベンガル語しか話せないという・・・
果たして日報は導入できるのでしょうか笑
真面目な方なのでこちらが工夫すればなんとかなるとは思うんですけどね。
現地スタッフの方には週に1-2回オフィスに来てもらっているので、
オフィスに来たタイミングで回収したお金などももらいます。
⑵⑶に関しては現在は積極的にはやっていません。
ローン事業自体、新規事業かつ未経験の事業なのでまずはこれから起きるトラブルに対応していく形でマニュアルや、システムを整えていきたいと考えています。
現在はスプレッドシートでローンの回収状況などを管理しているという超アナログ手法のため、2-3年以内くらいにはちゃんとしたシステム導入を行いたいところです。
また今後規模を拡大していくにつれ、「審査」というものの基準をどこまで作っていくか、についても考えなくてはいけません。
現地のスタッフの教育もしていかないといけないですし、、、
経験者の人にアドバイスをもらいたい・・・!
金融関係の方のプロボノ募集!というか助けてください!
マイクロローン事業やTOTOレンタル事業に興味ある方は下記よりご連絡お待ちしております。
ピアルドバコロニーの紹介はコチラから↓
**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
**************************************************************