ピアルドバコロニーってどんなコロニー? やぎ(インドインターン日記 vol.33)

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こんにちは。やぎです。

 

最近はいろんなコロニーに行く用事があって、忙しい中でも村人に会えるのが嬉しいです。

 

 

21日にはピアルドバコロニーに行ってきました。

 

そしてまだピアルドバコロニーの紹介をしていないことに気がつきました!!!

 

 

そのため今回はピアルドバコロニーの紹介をしていきたいと思います。

 

 

 

ピアルドバコロニーは、私たちのオフィスがあるビシュナプールと同じ、

ウエストベンガル州バンクラ県にあります。

 

しかも、ビシュナプール駅の隣のピアルドバ駅が最寄りです!

 

近い、、。

 

 

ピアルドバコロニーには22世帯、70人が暮らしています。

私たちが活動しているコロニーの中では、チャクドラコロニーに次いで小さいコロニーです。

 

 

そんなピアルドバコロニーができたのは、

 

イギリス軍関係の建物とその周りに土地が余っているという理由から、

 

ハンセン病病院に入院していて、完治した人に対して、政府が仕事と住む場所を提供してくれたためです

 

 

つまりその場所には自給自足の生活ができるよう、土地と家、公衆トイレなどが支給されています。

(どれももう今では古いのですが、、。)

 

 

またコロニーの周りにはマンゴー畑やカシューの木々があり、政府の職としてそこで働くことができます。

(家族を養うためにはこの職だけでは足りませんが、、。)

 

 

カシューアップルとナッツ。初めて気になっているところを見ました!

 

 

 

そんなピアルドバコロニーで私が一番好きなところは、

 

「仕事をしている村人を近くで見れるところ」です。

 

 

ピアルドバコロニーには牛やヤギ、鶏などの家畜が多くいます。

 

また2019年1月から始まったマイクロローン事業によって、家畜の量が格段に増えました。

 

 

そのため、ピアルドバコロニーに行くと、一生懸命に、

そして愛おしそうに家畜の世話をしている村人の姿を見ることができます。

 

 

マイクロローン事業の一環として最低でも月に3回はピアルドバコロニーに行く機会があります。

 

 

それは集金と村人のビジネスの進捗確認のためです。

 

 

ウッジョルさんに聞いているところ。もうすぐ赤ちゃんが生まれるそうです。

 

 

このビジネスの進捗確認では、

 

酪農家であれば牛の調子や牛乳の取れる量、価格などを聞きます。

 

養鶏場経営者であれば鶏がいくらで売れたのか、次は何羽買うのかを聞きます。

 

 

つまり村人のビジネスで何か困ったことがないか、それらがうまくいっているかを確認するんですね。

 

搾りたての牛乳。泡がふわふわとしていました。美味しそう、、。

 

 

 

この確認の中で、私はいつも養鶏場にひよこがいるか確認して、触らせてもらいます(笑)

 

ひよこを触ったのはこの養鶏場が初めてだったので、その可愛らしさに驚き、

ハマってしまいました(笑)

 

 

 

ちなみにこの養鶏場のビジネスのやり方は、、

 

1,養鶏場を建てる。(鶏を受け入れる場所を用意する)

2,鶏を売っている会社に申し込みをする。

3,ひよこや餌、ウイルス感染を防ぐ目薬などが届く。

4,肥育する。

5,鶏を提供した会社に成長した鶏を売る。

6,お金が手に入る。

 

という方法です。

 

現在は夏なので気温・湿度が高く、鶏を育てるのはなかなか難しいようです。

 

 

 

村には他にもインドならではのビジネスがあります。

 

ズバリ、装飾屋さんです。

 

装飾屋さんのソンジーブさん。

 

 

装飾屋さんは、結婚式やパーティーの際にテーブルや椅子、音響など会場の準備をする職業です。

 

インドでは結婚式の前後にそれぞれの実家でディナーパーティーなどを開くため、

家の装飾や椅子が必要になります。

 

またプージャ(お祭り)でも装飾が必要になります。

そのため、装飾やさんはインドではメジャーな職業です。

 

 

 

、、いつの間にか職業の紹介になってしまいましたね(笑)

 

とにかく、この記事、そしてマイクロローンの記事を見てもわかるように、

ピアルドバコロニーの村人は真面目な人が多いです。

 

私たちはそんな村人の夢や生活を応援するため、これからも就労支援という形で頑張っていきます。

 

 

こんなに真面目に書いてしまいましたが、村人と私たちの関係はもっとフランクな感じです(笑)

 

 

 

この前はマンゴーをおすそ分けしてもらいました(笑)

 

美味しそう〜〜

 

 

 

その他にも、私が行くと、私がひよこが好きなのを知っているので

 

「昨日鶏を売ってしまったから今はひよこはいないんだ、、、」

「今日は生まれて1日しか経っていないひよこがいるよ!」

 

なんて言ってくれます。(優しい、、、)

 

 

 

このような感じで、村人と時には真面目に、時には楽しく過ごしています!

 

これからも村での職業やピアルドバについて投稿していきたいと思います!

お楽しみに!!

 

ピアルドバでのマイクロローン事業についてはこちら↓

Please scroll to the bottom of this page for the English version. こんにちは。やぎです。 最近は夕方に

 

 
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