カテゴリー:インドあれこれ
こんにちは、かじこです。
今回も入院関連になりますが、今回はインドの「食生活」についてお話ししようと思います。
入院体験談①はこちらから
入院体験談②はこちらから
4日間入院していた私。
吐き気はあったものの、下痢ではなかったため、初日からおかゆではなく通常食が提供されました。
インド料理か洋食か、ベジタリアンかそうでないかは選べましたが、提供される食事の「量」、「回数」が共にインドスタイルでありました。
日常だったら、好きなものを好きな時に食べられますが、入院となったからには食べないと退院させてもらえません。
…頑張って食べました!
驚くなかれ、これが、一日のインド入院食です!(洋食バージョン。)
【1回目:朝6時】
モーニングティー。
ティーには必ずビスケットが2~3枚ついています。
【2回目:朝8時】
朝食。
初日では、これに加え、ゆで卵2個とコーンフレークがプラスされていました。さすがに食べきれない量なので、翌日以降から懇願して品数を減らしてもらいました。
【3回目:午前10時】
ティーアゲイン
【4回目:午後1時】
昼食。今回はパン。すごい量。めちゃくちゃ甘いデザート付き。写真は洋食バージョンですが、インド料理を選ぶと恐ろしい量の米とチャパティがセットでついてきます。
【5回目:午後3時】
ティーアゲイン。
【6回目:午後6時】
なぜかココナッツウォーター。
私は毎日これが楽しみでした。
【7回目:午後8時】
夕食。
またもやすごい量。あまーいデザートはもちろんついています。米がすごい量過ぎて…もう胃もたれ…。
一日、7回…!!!
そうなんです、恐ろしいほどインド人って食べるんです。間食も当たり前のように日々のルーティンの中に組み込まれているのです。
若者や働き盛りの人々は、午後6時ほどに、ココナッツウォーターではなく、屋台のチョウメン(インド焼きそば)や、サモサ(ふかしたおいもの入っている揚げ物)、フチュカ(別名パニプリ。揚げボール状のクラッカーにジャガイモや豆などが入ったもの。チリウォーターやソースとともに食べる)などをもりもり食べます。
~ソースを使ったスペシャルフチュカ~
これをインド人の女の子は15個位ペロッと食べる。軽食として。私にとっては8個で夕飯です。
日々コーンフレークと栄養補助食品、屋台の料理ばかり食べている私は、常々インドの人々から「食べなさすぎ」と心配されていますが、
だって老若男女問わず、本当にすごい量を食べるんです。
レストランでフライドライス(チャーハン)を注文したら、夕食、次の日の朝食、昼食になる位の量が来るんですよ…!
また、病院の夕食は8時とまだ早めでしたが、通常だと10時11時は当たり前。そして夕食後1時間くらいで就寝するんですよね。
だから、体格が良い人が多いんでしょうね。回数も半端ないし、糖質の取りすぎだから、糖尿病の人も多いんでしょうね。
~右のコロニーの村長はお米が大好きで糖尿病…~
糖尿病、高血圧の人はインドでは本当に多いです。
これは貧しいとかお金持ちとか関係なくいます。高血圧はきっと塩の取りすぎです。大体何でもしょっぱい、辛いがデフォルトです。苦笑
そんなこんなで、毎日無理やり食べていたからか、後半はものすごい胃もたれに悩まされ、退院後は便秘と下痢になり、更に力みすぎてお尻が痛くなったのでした…。
病院に何しに行ったのかわかりませんね…。苦笑
でも食べないと本当に退院させてもらえないので、頑張らざるを得ないのです。食べなくて退院を先延ばしにされた学生を何人も見ているので…号泣
今はお尻も痛くありませんし、好きな量を好きな物だけ食べれているので快適です。(笑)
これにて入院シリーズ終了です。
次回からは、通常のブログを書きますね。
最後までお付き合いありがとうございました!
では、また次回!