インドのハンセン病問題(就労機会の欠如)

インドのハンセン病問題(就労機会の欠如)

 

 

 

就労機会の欠如

 

インドでは、ハンセン病に罹患すると、カースト(職制)から外れて不可触民となります。カースト(職制)から外れるということは、仕事に就けないことを意味し、不可触民は物乞いでしか収入を得られなくなります。

 

彼らは、ベギングカートと呼ばれる荷車に後遺症の重いハンセン病回復者を載せて、 近くの市場まで物乞いに行きます。憐れんだ目で仕方なくお金をくれる人もいますが、中にはツバを吐きかける人もいます。