デング熱疑惑?!インド人はこの症状が出たらデング熱を疑う! わたなべ(インドインターン日記 vol.132)

カテゴリー:インターン生日記 / インドあれこれ

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

さて、今インターン生はNimpuraコロニーでのリサーチの真っ最中!!

 

 

と言いたいところなのですが、実は渡部は体調不良でリサーチに参加できていません。

なんとリサーチ初日の早朝から熱を出して寝込んでいたんです…。

 

 

さらにデング熱疑惑まで浮上してしまったので、てんやわんやでした(泣)

実際に検査をしたら陰性だったので一安心でした。

 

 

デング熱の詳細についてはこちらのブログをチェックしてみてください↓

蚊が媒介する恐ろしい感染症とは

 

 

 

日本ではあまり罹ることがない感染症ですが、インドでは普通に流行している感染症なので、インド人のほうが対応をよくわかっていました。

ということで、今回のブログではデング熱疑惑騒動を振り返り、どんな症状が出たら詳しい検査をすべきなのかをお伝えしていきます!

 

 

 

 

この症状ってデング熱…???

 

私の体調不良は、身体の不快感と発熱から始まりました。

 

 

次の日からリサーチが始まるということで早めにホテルにて就寝。その時には何も気になる症状はなかったのですが…。

 

 

夜中に目が覚めたときには、何とも言えない身体の不快感に襲われていました。身体が痛いようなかゆいような、ピリピリするような。

私は熱を出す前には大体この症状に襲われるので、今回も「あ、これ熱出るパターンのやつだ…」と瞬時に気づきました。

 

 

体温を測って熱があるのを見てしまうと余計ツラくなるし…と思い夜中に熱を測ることはしなかったのですが、そこから朝まではあまり寝付けませんでした…。

 

 

 

朝になるまでに治らないかな~という淡い期待を裏切ってひどくなる不快感。朝には

全身の痛みと関節痛が出現していました。

 

 

熱を測ってみると38度。そこまで高くはありませんが、それにしても全身が痛すぎる。

風邪かな?と思っていたのですが、それにしては咳も出ないし喉の状態も普通、鼻水もなかったので不思議に思っていました。

 

 

幸いやぎちゃんと同じ部屋に泊まっていたので、彼女が起きてすぐに、隣の部屋に泊まっていたインド人通訳に助けを求めました。

 

 

私の症状を伝えると、顔色が変わる彼。

「ほんとに咳とかの症状はないのか?!熱が出て関節が痛いっていうのはデングかもしれない…」

 

 

心配なので、病院に行くことになりました。

 

 

 

 

全身が痛いのに病院を求め歩き回る

 

幸い、泊まっていたホテルのすぐ目の前に大きな公立病院があったので、まず初めにそこに行ってみました。

外来の受付に到着すると…そこにはなんとすでに20人くらいの列が!!!

これは無理すぎる…待てない…。ということで、救急外来に行ってみるも普通の外来を紹介され振出しに戻る。

 

 

 

結局公立病院は諦め、近くにある小さなクリニックに足を運びました。

 

 

インドでは、公立病院で医師をしている人が、その仕事が終わったらクリニックにやってきてさらにそこでも患者を診るということが多いらしく、最初に行ったクリニックでは「まだ先生いないよ」と言われ泣く泣く2つ目のクリニックに。

 

 

ここでやっと診察を受けられることになりましたが、ホテルを出てからこの時点ですでに1時間くらいが経過。

歩き回ったせいもあるのか全身の痛みはかなりひどくなっており、特に背中と腰の痛みが尋常ではなくまっすぐ立ったり座ったりできないほどでした…。

 

 

 

 

要血液検査?!

 

クリニックで15分ほど待つと、診察の順番がまわってきました。

ちなみに初診だったので、診察料は350ルピー(約550円)。再診の場合は300ルピー(約450円)でした。

このときの診察では、血液検査をしてみないとわからないということで解熱剤だけを処方されました。

 

 

 

クリニックでは血液検査ができないということで、これまた近くにある別のところに移動して検査をしてもらいました。

 

 

デング熱だけではなくマラリアや血球などの検査もしてもらうことになっていたので、「どれくらいお金がかかるんだろう…」と心配していたのですが…

 

 

なんと、検査料金は全部で3080ルピー(約4700円)!日本での相場はわからないですが、インドの物価から考えると高すぎる…(泣)

なかでもデング熱の検査は破格で、それだけで2000ルピー(約3500円)かかっています。

一気にお財布が軽くなってほぼ一文無しになってしまいましたとさ。

 

 

 

検査結果が出るまでには時間がかかる(特にデング熱の項目があると時間がかかるらしい)ということで、夜にまた来てねと言われました。

 

 

待つこと数時間、最初にもお伝えしたとおり、結果はデング熱もマラリアもすべて陰性。

血液検査の結果を持って再度診察をしてもらい、抗生物質を処方してもらいました。

 

 

 

結局熱は結局38度よりは上がらず2日で平熱に戻ったので、デング熱騒動はこれで一件落着となりました!

(熱が下がった後で胃痛と下痢に苦しむことになったので、感染性の胃腸炎か何かで熱が出ていたのかもしれませんね)

 

 

 

今回、診察料、検査料、お薬代にかかった金額は全部で約4000ルピー(約6000円)。

自己負担となると相当な痛手に思えますが、大丈夫。私は海外旅行保険に加入しているので、申請をすれば後ほどお金がすべて戻ってくるんです!

 

 

とはいっても私が日本に帰国するのはまだ3ヵ月も先のことなので、しばらくは金欠状態が続いてしまいますが…(笑)

今度、海外旅行保険についてもブログでまとめたいと思っています!

 

 

 

 

ということで今回は私の体験談を紹介してきました。

 

実際にデング熱に罹ったわけではなかったですが、特にデング熱が流行している地域に住んでいる・旅行に行く方の参考になれば嬉しいです!

 

それでは今回はこのへんで!

 

 

 

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