徹底解説!「ワークキャンプ」ってなに?どんなことをするの? わたなべ(インドインターン日記 vol.118)

カテゴリー:インターン生日記 / ワークキャンプ事業部

 

みなさんこんにちは、ゆーきゃんです。

 

先日も電力供給が足りずに停電ばかりすると愚痴を書きましたが、先日ついに冷蔵庫まで機能しなくなってしまいました…。

 

開けた瞬間に漂ってきた生暖かい空気と変な臭いは衝撃的でした…(泣)

 

 

 

 

さて、今日の話題は「ワークキャンプ」です。

 

そう、私たちの活動の柱のひとつであり、今までのブログでも散々取り上げてきた話題ですね。

 

しかし最近、わぴねすメンバーで話をしていて気がついてしまいました。

 

 

 

「ワークキャンプとはなんぞやっていう紹介ブログ、書いてなくない…???」

 

・・・、まじだ!!!!!!

 

 

 

ということで今さらですが、基本の基本、ワークキャンプって何?どんな活動なの?という紹介をしていきたいと思います!

 

 

 

 

ワーク+キャンプ=ワークキャンプ!

 

「ワークキャンプ」という言葉は、その名の通り「ワーク(共同作業)」と「キャンプ(共同生活)」を合わせたものです。

 

いわゆる「合宿型ボランティア」と呼ばれています。

 

もう少し具体的に説明をすると、対象となる地域が抱える問題を解決するために、集まった参加者たちが現地の人々と一緒に生活を送りながら、様々な労働活動を行っていく活動です。

 

 

 

ワークキャンプを通して行われるボランティア活動には、実に様々なものがあります。

 

例えば、生活環境が整っていない農村などで生活のインフラを改善していくための活動、災害復興活動、子どもたちへの教育活動、環境問題へのアプローチとしての植林活動などです。

 

わぴねすだけでなく、たくさんのNGOやNPO、その他の団体が、世界各地や日本国内でワークキャンプ活動を行っているんです!

 

例えばNICE(日本国際ワークキャンプセンター)さんなどはかなり大きくて有名な団体です!

 

 

 

 

ワークキャンプの特徴と魅力

 

ワークキャンプの特徴として挙げられるのが、「参加者だけではなく、現地の人々と協力して活動する」という点です。

 

「何かをしてあげる」のではなく、「一緒に何かをする」のがワークキャンプです。

 

そのため、ただのボランティアとして何かを提供するだけでなく、現地の人と一緒に考え、問題解決に向けて励むことができるのです。

 

そして、彼ら自身に、問題解決のために何が必要か、何ができるのかを考えてもらうきっかけにもなります。

 

 

 

さらにワークキャンプでは、現地に住む人たちと同じ生活を、実際に体験して肌で感じることができます。

 

例えばわぴねすのワークキャンプでも、ガスがないため火を起こして料理をしたり、シャワーがないため井戸で水を浴びたり、停電して電気がない中で生活したりします。

 

 

キャンプ中の生活についてはコチラのブログで詳しく書いてあります↓

ワークキャンプ中の生活ってどんな感じ? わたなべ (インドインターン日記 vol.16)

 

 

日本人にとっては慣れないことも多く大変に思えるかもしれませんが、困った時にはいつも現地の人々が助けてくれるのです。

 

このような生活を通して、そこに住む人々の現実をより理解することができるうえに、お互いがお互いを助け合うことで、参加者と現地の人々との間にも信頼関係や絆が生まれます。

 

 

 

また、ワークキャンプのいいところは、現地の人々との関係だけではありません。

 

一緒に参加している仲間とも、共同生活をしたり一緒に作業をしていく中でどんどん仲が深まっていきます。

 

様々な考え方を持った人と出会い、刺激が受けられるのもワークキャンプの魅力と言えます。

 

 

みんな楽しそう!(私が目をつぶっている 笑)

 

 

 

 

わぴねすのワークキャンプの特徴

 

わぴねすのワークキャンプ活動では、ハンセン病コロニーの生活環境の改善のために、コロニー内の家屋・道路の修繕、井戸・ゴミ箱の設置などといったインフラ整備を実施しています。

 

1年に2回、学生メンバーがインドに渡航し活動を行っていますが、毎回のキャンプでどんなワークを実施するかは、事前にしっかりと調査を行い、コロニーの人たちと相談をしたうえで決定しています!

 

現地で実際にワークを実施する際には、参加メンバーとコロニーの人たちとが一緒になって活動をしていきます。

 

 

一緒にがれきを撤去している様子

 

 

 

 

そして、私たちがワークキャンプで実施しているのはいわゆるワーク(インフラ整備)だけではありません。

 

例えば、コロニーの周辺に住む人々を招いてパーティを開催するなど、周辺の住民がコロニーの人々に抱く差別意識を解消するとともに、コロニーの人々が抱える被差別意識を解消し、彼らの自己肯定感も育んでいくような活動を実施しています。

 

パーティでみんな大盛り上がり

 

 

 

活動を通して意識しているのは、「支援者」と「被支援者」という一方的な関係ではなく、例えば「わたし」と「マハトおじいちゃん」というような、1対1の対等かつ双方向の関係を築き上げること。

 

『コロニーの人々と共に考え、共に行動し、共に成長する』

 

それが、わぴねすのワークキャンプです。

 

 

 

自分で思っていたよりめちゃくちゃまじめに解説してしまいました!(笑)

 

ワークキャンプ、奥が深いですよね。

 

興味を持った方はぜひ、世界各地で行われているワークキャンプに参加してみてくださいね!

 

もちろん、わぴねすの活動への参加も大歓迎です!!!

 

 

今夏に行われたキャンプについてのブログもあわせてお読みください!

マニプールでのキャンプが終わりました〜!やぎ(インドインターン日記 vol.98)

 

カルヤンプールキャンプ!〜最初の戦いは虫と犬と暑さだった〜やぎ(インドインターン日記 vol.104)

 

 

 

 

 

**************************************************************
ご存知ですか?
世界には社会から隔絶されたハンセン病回復者の村があることを。
 
そこに住む人々が1日1ドル以下で暮らしていることを。
 
私たちはそんなハンセン病回復者のために自立支援活動を行っています。
 
様々な形でインドハンセン病回復者の方の支援が出来ます!
 
↓↓ご支援方法はこちらから↓↓
 
**************************************************************