これからこのブログで伝えていきたいこと〜インドの村でNGO活動やってます〜

カテゴリー:NPO法人わぴねす

おはようございます、かじこです。
ただ今11/19 午前5時。

 

 

列車を駅で待っております。
3時間以上、待機せざるを得ないかもしれません。

 

 

 

 

今日は元々、きのこプロジェクトを行っているビシュナプールコロニーにて、きのこ販売講座を開催すべく、マニプールコロニーから戻ってくる予定でした。

 

 

そんな折、数日前にウェストベンガル州の一部の線路の改修工事を行うだとかで、いきなり一部の列車がキャンセルになりました。予め予約していた私のチケットも無駄になりました。

 

 

そして予約できない、ものすっっごい混み合う鈍行列車しか運行しないということで、混み具合がちょっとでも少ないであろう、早朝5:30の列車に乗るべく、マニプールコロニーを4:30にあとにしました…。

 

 

が!!!

昨日わざわざ駅まで出向いて電車が予定通り発車する事を確認したにも関わらず、当日時間ギリギリになってキャンセルに…!

 

 

し ん じ ら れ な い・・・

 

 

代替の列車やバスも運行されないということで、現在途方に暮れております…。殆どの列車がキャンセルになっているので、ビシュナプールに今日中に到着できるかすら、怪しいです。泣

 

 

インドは大好きだけれど、地味ーにインドあるあるにやられております。

 

 

それでも、活動を続けたい、

インドでやりたい、

やる必要がある、

 

 

と思うのは、それ以上に出会った人達に惹かれること、感じさせられることがあるからなんだろうな、と、

 

 

そして皆さんにもっと伝えられることがあるかもしれない、と。

 

 

先週からのコロニー行脚と、継続して行っているきのこプロジェクト、世界のNGOを回りながら世界一周の旅にでている杉山さんと数日間過ごしていてより強く感じています。

 

 

特に退院してからは、はちゃめちゃに忙しいですし、叫びたくなることも沢山あるものの、とても充実した日々を送れていると感じています。

 

数日間そんな私に同行している杉山さんに言われたことは、

 

 

「かじこの当たり前は、当たり前じゃないんだよ。かじこだからこそ伝えられること、伝えるべきことがあるんじゃない?」ということ。

 

 

私たちは活動を行う際、基本的にコロニーに住み込む形で行うため、朝から晩まで、それこそ四六時中コロニーの人々と過ごしています。(現在は、迫る選挙の関係で、治安が悪化する可能性が高いため、例外的にコロニーではなく、すぐ近くのカウンターパートナーのオフィスに滞在しています。)

 

 

コロニーのあてがわれた部屋でパソコンで作業することももちろん沢山あるのですが、毎日コロニーの人々と一緒に、歯磨きをし、水浴びをし、洗濯をし、チャイをご馳走になるかわりにビスケットを走って買いに行き、ヤギの世話をしてヤギの成長を一緒になって喜び、お気に入りのドラマのこれからの展開をわくわくしながら話し合う。

 

 

たまに子供たちと遊び、勉強に付き合い、なんてベンガル語は難しいんだと改めて思わされ、村長とは雑談も含めた話し合いを毎日し、きのこを育てる。

 

 

きのこが育ったら一緒に手を叩いて喜ぶ。

 

 

女性に対するアクセサリー製作トレーニングを行う時は、バリバリ作業しながらも、口を激しく動かしガールズトークに耽る。どんどん痩せていく私を心配してご飯を食え!と何も言わなくても作ってくれたり、毎日色んな人から、私の結婚と、出産計画について心配されたりする。

 

 

簡単に言うと、コロニーでの生活ってこんなです。笑

 

 

そんなふうに過ごす私と私が書くブログを見て、杉山さんは、

 

 

「こういう生活から築いた信頼関係や、コロニーの人から言ってもらえた言葉、辛いこと、悩みなんかは、ずっとコロニーの人々と一緒に住んでいるからこそ逆に、かじこにとって当たり前のことになってしまっているんじゃない?」

 

「でも、きっとブログを読んでくれる人は、インドの話なんかも知りたいだろうけど、かじこが日々感じている、そういう所をもっと知りたいんじゃないの?」

 

 

ということを言われました。

 

 

私はブログを書く上で、活動のことや進捗状況の他に、インドという国に焦点を宛てた、より多くの人にとって面白いであろう(と私が思った)記事を書くように心がけていました。

 

 

インドという国の面白さや違い、長期滞在するから分かるようなリアルなところを伝えることで、より多くの人に活動を知ってもらえるきっかけとなると思ったからです。

 

 

しかし、杉山さんに指摘され、私にとって当たり前だと思う事の中にも伝えられる事がたくさんある事に気付きました。

 

 

インドでの出来事も書いていきますが、杉山さんが私とコロニーの人々のやりとりを第三者的な視点で見た時に見て、感じたという、

 

 

「家族のような関係」

「想像以上に深い関係」

 

 

そしてそこから生まれる

 

「活動のポテンシャル」

「着眼点」

「面白さ」

「私がふとした瞬間に見せる最高の笑顔(と言っておられました)の理由」

「コロニーの人々の笑顔の理由」

「コロニーの人々の悲しい表情の理由」

「私の正直な気持ち」

 

なんかを、これからはもっとお伝えできればと思っています。

 

 

そう思った時、書きたいことが沢山あるなと。

 

 

気持ちのアウトプットしていかなきゃなと。

 

 

気持ちって人に伝えようとまとめる時、ただの出来事を書くよりずっと時間がかかるのですけどね。

 

 

苦手ですし。
でも、頑張りたいと思います。

 

 

これからもブログ更新していきますので、どうぞよろしくお願いします!

 

 

今回は特にまとまっていなくてすみません。

 

…それにしても寒いです。霧もすごい…。
早く、列車よ、来い…!!!

 

 

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