カテゴリー:インドあれこれ
みなさんこんにちは、かじこです。
日本では台風が上陸したようですが、みなさんのお宅は大丈夫でしょうか…。
私の地元では、緊急の避難所が設置されたとかで、地味に心配しています。伊勢湾台風のようなことにならないといいのですけど…。
さて、インドでは10月はプージャ(お祭り)が3回あります。その中でも盛大にお祝いされるカーリープージャ(DIWALI)が10月19, 20, 21日と開かれました。
(ヒンドゥー教の神様の一人、カーリー)
ここウェストベンガル州ではドゥルガプージャに比べると大して大きく祝われるわけではないものの、やはりパンデルが製作され、朝から晩まで、夜中まで音楽が鳴り響いておりました…。
また、ヒンドゥー教徒の人々はアルコールを摂取することはあまりよいこととされておりませんが、このプージャの時ばかりは皆飲み大騒ぎするという事で、とても危険だからということで、私は家から一歩もでてはならないと外出禁止令を出されていました。泣
…初日までは。
可愛そうなことに、19日夜遅くから大雨が降り始め、20日、21日は、音楽は一つも流れず、喧噪も聞こえなくなりました。
外を見てみても、人っ子一人歩いていない状態で、せっかくのプージャなのに、きっとヒンドゥー教徒の人々は相当悔しがっているだろうと思っていました…。
(オフィスの前は洪水状態)
が、事態はそれだけでは済みませんでした…。
2日以上続いた雨の為、その期間のほとんどが、
停電!
さらに、
断水!
インドの一般的な家では、地下水を電動ポンプでくみ上げてタンクに溜め、生活用水として使用しています。そのタンクの水がなくなったら(つまりタップから水が出なくなったら)、スイッチを付けてポンプを起動させまたタンクに水を溜めるという形をとっています。
(屋上に設置されてる貯水タンク)
なので、電気が通っていないと、タンクに水を溜められないんですね。
そしてオフィスでは、停電真っ盛り、まさに20日の中盤に水が出なくなり、まさかの断水まで経験することになってしまいました。
停電は何度も経験したことがあります。
断水も何度か経験したことがあります。
が、このダブルパンチはきつかったです…。
懐中電灯はもちろんのこと、蚊よけの機械も電気式のものしか持っていなかったため、蚊帳にずっと籠っておりました…。
(愛用している蚊帳)
また、PCや携帯の充電も一瞬停電が収まった時間だけでは充電が全然足りず、朝ちょっと作業したらすぐに切れてしまうため、仕事もかなり滞りました…。
久しぶりに、紙に日本語を長文で書きました。
(このブログも紙に書いたものをPCで起こしています。泣)
そんなこんなで、地味に大変だったカーリープージャ
けど10月って本来は雨の時期では無いはずなんです。
インドの雨季は7、8月なんです。
こう考えると、雨季の停電ってどれだけひどいんだろうとぞっとします。
早くインドのインフラがより強固に、ちょっとした雨でもびくともしないものになってくれることを望みます。インドの人々の為にも。
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